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Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
2018年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2018年09月

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『ムーンライト』



第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞受賞作品

マイアミの貧困地域、母親が麻薬常習者でいじめられっ子の少年シャロンが、父親のように
接してくれた麻薬の売人や心から愛した友人との出会いなどを経て大人になっていく様を
描いた物語。

まず最初の感想が、こういう作品がアカデミー賞獲るのかあ。。。ってことでまぁそれは毎年
思ってる事なんですが笑
それはつまらないという事では決してなく。
とても素晴らしい作品でした。

シャロンがダメダメな母親に育てられながらもグレることなく、いやちょっとはグレてよって
思ってしまうほど、彼はいくつになってもいじめられっ子で。
だからそんな彼が青年になった時の姿は、その生業は決して良くないんだけども、それでも
なんかちょっとホッとしたりして。

寂しくて誰も守ってくれなかった少年時代、唯一彼を包んだのは麻薬の売人の男。
だから彼はそうなった。
そして思春期に愛した友人への愛も貫いた。

静かな展開の中で一人の少年がどうやって生きていくのか目が離せず、何とも言えない
余韻の残る作品でした。
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『手紙は憶えている』



1通の手紙を元に一人の老人がナチスへの復讐の旅に出ていくうち、隠されたある真実が
分かるお話。

主人公は「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐ことクリストファー・プラマー。
今も現役バリバリで演技されてる名優。
その彼が扮する主人公は、妻を亡くしたことを忘れる程の痴呆症を患い老人介護施設で
生活をしているお爺さん。
そんな彼はある日同じ介護施設の老人から託された手紙を元に旅に出る。

ボケちゃってるから旅の途中度々色々忘れそうになるけど、その都度手紙を見ては
自分が何をすべきか思い出しながら旅を進める。
旅の序盤は、観てる者は何の為の旅なのかも分からないし、お爺さんボケちゃってるし
電車で可愛い子供たちに助けられるしでこれは暖かな、コミカルなお爺さんのロードムービーか??
と思わせるも、彼が拳銃を購入する辺りから少しずつ様子が変わってくる。
そしてその内、主人公や手紙を託した老人はユダヤ人で、かつて自分たちを苦しめたナチス、
ドイツ兵へ復讐する為の旅なのだと分かってくる。
そして序盤の緩いテンポから一転、中盤辺りから一気に殺気を帯びたサスペンスな展開に。
痴呆が進んだ主人公は、果たして自らと手紙を託した老人の積年の恨みを晴らす事が出来るのか…
が、そこは、痴呆症の老人っていうところがこの作品の面白い所と言うか、見所と言うか。。。

クリストファー・プラマーさんはまだまだ素敵なしっかりとした役者さんだけど、痴呆を患った
老人の演技はさすがで、彼のぼんやりした演技にすっかりこちらも騙された。
後味はあんまり良くないけど、ストーリー展開、どんでん返しが面白い作品でした。

『6才のボクが、大人になるまで。』



テキサスに暮らす6才の少年とその家族の暮らしを12年に渡って描いた作品。

主人公の少年とその姉、両親との12年間が淡々と描かれたお話だけど、
何より面白いのはその4人のキャストを変えることなく本当に12年間
撮り続けてるところ。

母親が結婚と離婚を繰り返す中成長していく姉弟、父親の存在…
彼らの12年間の軌跡がただ静かに描かれてるだけだけど、4人がずっと同じ役者さんだからか、
何と言うか、ほんとの家族に見えてきたりして、気が付くと物語にすっかり入り込んでしまえる。
こう言う作品大好き。

特に子供2人に関しては子供から大人になるまでそのまんま見てるからか、終わる頃には
親戚のおばちゃん感覚で彼らの成長を見届けてる気持ちになっってたりして。
そう言うの面白いなってつくづく。
2時間50分が長く感じられない作品でした。

『メッセージ』



ある日突然世界各地にやって来た知的生命体の言語を解読するよう依頼された女性言語学者。
彼女が解読した知的生命体のメッセージとは…

ある日突然世界中の色んな所にやって来た大きな大きな未確認飛行物体。
そりゃ世界中はパニックで、さぁ宇宙人は何が目的なんや?何がしたいんや??
ってところまではSFで、勿論作品自体SFって事になると思うんだけど、そう言ったSF的な部分や
地球へのメッセージと言ったことより、主役の女性言語学者の人生…
彼女が知的生命体とコンタクトを取ったことによって、その後どう生きていくのか…
と言う部分への印象の方が強く残る作品。

人は、それを知っていても敢えて選ぶのか…
私だったら、違う選択をするかも…違う選択はありなのか?
なんて考えてしまって。

SFでありながら、人生とはを静かに壮大に描いた、ちょっと不思議な作品でした。

『X-MEN:アポカリプス』



長い年月を経て突然目を覚まし世界を支配しようと画策する遥か昔の万能のミュータント
「アポカリプス」と、穏健派のミュータント、プロフェッサーX達との戦いを描いた作品。

最近公開されるXMENシリーズと言えばもう完全に過去に遡った若かりし日のXMENさん達で、
本作品も勿論そう。
で、本作品の一番の見どころはプロフェッサーXの頭がなんでつるつるになったかが明らかに
なる場面かな(^^)

一応XMENシリーズは全部見てるから本作に出てくるキャラクター、シリーズの最初から
登場するお馴染みのキャラクターの若い頃の設定はそれぞれ分かったけど、自分の記憶上では
辻褄が合わない部分があって少々混乱。
例えば本作品で大活躍するナイトクローラーとか、確か以前の作品に登場した時は、お馴染み
ミュータント達と初対面の設定で、でも本作品が彼らの過去にあるならとっくにミュータント達とは
顔馴染みなわけで。
で、調べたところ、『XMEN:フューチャー&パスト』で歴史が改変されてるとかで、その為に以前
描かれた設定と変わってるところがあるとかで。
あーもう前作の内容忘れてるしー(^^;
それ以外にも矛盾は色々あるらしく、でもそれらも歴史改変で説明がつくらしいけど、
これまでの作品の細かいところ自体はっきり覚えてないから結局ナイトクローラーぐらいしか
気にならなかったけど笑

映像はどんどん進化し本作品も戦いのシーンは面白かった。
しかしつくづく最初のシリーズでは謎めいていたミスティークが若返ってからのシリーズでは
凄い存在感たっぷりで、やはりミスティークは人気キャラなのだなと。

マカヴォイもマイケルファスベンダーも好きだからそれなりに楽しいけど、XMENシリーズとしては
やっぱり最初の3作品が好き。
ミスティークも、黙々とマグニートーの刺客として働いていた時の方が好きやなあ。
ローガンがちらっと出てきてくれたのは嬉しかった(^^)

『リリーのすべて』


世界で初めて性別適合手術を受けたデンマークの画家、リリー・エルベとその妻
ゲルダの献身的な姿を描いた作品。

リリー・エルベも妻のゲルダも実在の人物で、リリーが世界初の性別適合手術を受けたのも事実。
なので実話っぽいけど、本作品はリリー・エルベが生前書いた日記を基にかなり脚色され、
内容自体は殆どフィクションと思っても良いらしく実際はもっと色んな部分で違ってたみたいだけど
まぁそんなことは置いといてとにかく映像も物語も美しく、そして役者の演技が素晴らしい作品。
リリーとゲルダ二人が暮らす家の中や様々な場面が全て本当に綺麗で、トム・フーパー監督らしい、
『英国王のスピーチ』でも特徴的だった登場人物の映し方など、全てがまるで絵画のよう。
そして、切なくも深い深い愛を描いた美しい物語は涙失くして見れなかった。

自分の中に違和感を感じながらも男性として生き結婚もしたリリーは、ある日遊びで女装
したのをきっかけに自分の中の本当の自分に気付き、それ以降は自分を抑えられなくなる。
愛する夫が男でなくなっていく、その時妻はどうすればいいのか…

昔、性同一性障害に対しての理解が無かったであろう時代に、苦しみながらも本当の自分を
貫き生きようとしたリリー、そして彼を、彼女を受け入れ見守るゲルダ、本作品はこの二人の
生き様がそれぞれにとても見応えがあり、特に妻のゲルダ役を演じたアリシア・ヴィキャンデルは
この役でアカデミー助演女優賞を獲ってるけど、この役はもう主演と言ってもいいぐらい。
それぐらいゲルダの役どころは大きく、この作品は性別適合手術を受けた夫を見守る妻の物語…
でもある。

当然アリシア・ヴィキャンデル、主演のエディ・レッドメインの演技は最高でした。

『ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~』



「ファンクの帝王」「ミスター・ダイナマイト」と称された伝説のソウルシンガー、
ジェームス・ブラウンの半生を描いた作品。
製作にミック・ジャガー。

ストーンズ初め多くのアーティストに影響を与えたレジェンド、ジェームズ・ブラウンを
初めて知ったのは確か高校の時。
ロッキーのテーマ「Living in America」がヒットした時。
なのですっかりおじさんなJBだったけど、ファンクでソウルフルでかっこ良かった。
そんな彼の半生を描いた本作。
苦労した幼少期からスターになり、傲慢故に長年支えてくれた友人を失い、暴れて逮捕され、
最後は友人と再会するまで。

何よりJBに扮した主演のチャドウィックボーズマンが良かった。
お顔自体はJBに似てるとは言えないけどLIVEシーンは十分見応えあり。
見事JBステップを再現してくれてるし歌もとてもお上手。
JBファンならずとも、ブルーノマーズの音楽の源と言ってもいい人なので
若い洋楽ファンも楽しめるかな。

『スティーブ・ジョブズ』


ベストセラー「スティーブ・ジョブズ」の映画化。
アップル社を設立し多くのヒット商品を世に送り出したスティーブ・ジョブズの光と闇を
描いた作品。

スティーブ・ジョブズの伝記的な作品を見るのはこれが3作目。
1作目は多分テレビドラマになったものでジョブズとビル・ゲイツの物語、
2作目はアシュトン・カッチャーがジョブズに扮した作品、そしてこれが3作目。
アップル社製品で愛用してるのはiPhoneだけで他に特に思い入れがある訳でもなく、
ジョブズファンでも無いけど^^;

で、正直言うと、全2作を見てるから本作を抵抗なく見れたんちゃうやろかと言ったところで。
ジョブズが如何にしてアップル社を立ち上げたのか、友人と共にガレージから始めたところからの
物語を周知の人は本作品でもまぁ楽しめるかもだけど。
本作品はジョブズがある程度著名になってからのお話で、カリスマなのは当然だけども
私生活では様々な問題を抱え、敵も多く、そんな彼の苦悩と栄光が描かれている。
ジョブズ役のマイケル・ファスベンダーは好きだしこの役柄も悪くなかったけど、
ジョブズにより寄せてるとすればアシュトン・カッチャーの方が近かったんじゃないかと思うし、
話としてもジョブズが天才でありながらもかなり傲慢なことは分かってたことなので、
どう言う展開でも特に驚きも無く。

実在の人物を描いた映画となれば、役者が実在の人物にどれだけ近く寄せてるか、
なりきれてるのか、そこが私としては一番の見どころなんやけども、この作品は敢えて
そうしなかったのかな。
となると、これと言って見どころを掴めなかった…という事になって。
退屈もしなかったけど。

ってことで、スティーブ・ジョブズを知るには本作品より『バトル・オブ・シリコンバレー』
あるいはアシュトン・カッチャー版の『スティーブ・ジョブズ』を見た方が良いんじゃないか
と言う結論に至りました(^^)




『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』


『スター・ウォーズ』のサイドストーリーで、時系列で言うとエピソード3と4の間の物語。
ep4でレイア姫がデススターの設計図を手にオビ・ワンにメッセージを送っている場面があるけど、
じゃあその設計図がどのようにしてレイアに渡されたのかが描かれた作品。

主人公は、帝国軍が建設を進める究極の兵器、デススターの設計に携わった男の娘ジン。
子供の頃父親は帝国軍に連れて行かれ母親は殺され、孤児となったジンは逞しく成長。
反乱軍に加わり帝国軍の暴挙を止めるべく仲間たちと戦う。

SWファンなら当然見ておきたい作品。
なんでレイアちゃんデススターの設計図持ってんの?って疑問も明らかになるし
なんと言ってもお久しぶりのダースベイダーさん、若き頃のレイア姫さんにお目にかかれる。
ダースベイダーに至っては本作品のダースベイダーがこれまでのシリーズの中で最も
恐ろしく脅威に描かれてるんじゃないかな。
そしてそれが何ともかっこ良く。
また、そんな強大な力の帝国軍と必死で戦う反乱軍、主人公も魅力的だし、その他の登場人物も
なかなか面白く、所謂ジェダイと言われる、オビワンやアナキン、ルークのような人達は
出てこなくて、でもそれってフォース?フォースやんな??みたいな場面もあり、そんな彼らが
命をかけて帝国軍に立ち向かう戦いは映像の素晴らしさも手伝って見応え充分。

しかし、最新のスターウォーズでも尚、多くの命を犠牲にして厳しい戦いを続けてる反乱軍やけど、
暗黒面ってどんだけ強いんでしょう(´・ω・`)

『何者』



5人の就活中の大学生が悩んだり迷ったりぶつかったりのお話。

とてもリアルと言うか、まさに今どきの若者、大学生が描かれてて面白かった。
私が知ってる限りのその世代のその人達そのものが描かれてた。
そうそう、そういう子いるいる、そんな場面でいっぱい。
リア充をアピールしていながら実は違っていたり、友人に理解する姿を見せていながら
実はSNSでボロカス書いてたり。

一見楽しそうに見える大学生でも、皆それぞれ将来に不安を抱き迷いを抱えて生きてる。
仲良く見えても腹の中では嫉妬し、蔑んでる。
若者には辛い作品かもしれないけど。
それぞれの闇、現実が描かれてるから。
でもだからこそ面白い。

しかし、就活でなんでこんな殺伐となるかなぁ…
子を持つ母としてはその事を改めて考えさせられた。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

171220.jpg

スターウォーズシリーズのepisode8。
ep7の「フォースの覚醒」で自分の中のフォースに気付きレジスタンスの一員として
戦う事になったレイが、スノークやダークサイドに堕ちたカイロ・レン(ベン・ソロ)率いる
ファーストオーダーとの戦いに勝利するため、姿を隠したルーク・スカイウォーカーの元を
訪ねるところから物語は始まる。

去年末は体調を崩して見たかった映画を見ないままだったので、これだけは早く!
と思って公開日に見てきた。
面白かったー!!
何度も泣きそうになったし、胸が熱くなった。

とは言え今回の作品かなり賛否分かれてるらしく。
確かに、展開的にかなり無理があったり、ツッコミどころが結構あるのは認めざるを得ないところ。
それにいつもの何かが無かったりなどなど、これまでのシリーズの伝統と言われる部分を
変えてしまってるところをどうしても許せない人もいるようですけど、私はもう、あのシーンとか
あのシーンとかが見れただけで、そしてあの音楽で、もうそれだけで…

老いたルークとレイアの物語は、スターウォーズが公開されたあの頃から今までの自分の
歴史をも思い起こさせ、そして今は亡きキャリー・フィッシャーへの思いもあって何度も
目頭が熱くなり、もうそれだけでお腹いっぱい。

でもまだお話は続きますから。
次回作も楽しみ!!

過去記事→『スターウォーズ/フォースの覚醒』

『闇金ウシジマくん Part3』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』

 

人気漫画「闇金ウシジマくん」を原作とした映画シリーズ。

part3はドラマでもよく見た感じ。
騙す人、騙される人、見栄を張る人などなど、様々なお金に踊らされる人達の物語。
ので、それなりに面白かったけどまぁいつもの…と言った感じ。

ファイナルは、ウシジマくんの過去まで遡り、ウシジマ少年がどんな家庭で育ったのか、
柄崎との出会い、何故柄崎と共に歩むことになったのか、犀原茜の過去も描かれている。
そして、彼らの過去から現在に繋がる因縁が物語の本筋。

面白かった。
カウカウファイナンスの2人と犀原茜の過去、そして彼らの昔からの因縁の相手との
対決は見応えがあった。
相変わらずウシジマくんめっちゃかっこいいし。

謎だらけのウシジマくんがどんな子だったのかやけども、描かれてるのはもう既に
めちゃくちゃ強い子なウシジマくんで闇金やってるウシジマくんそのもの笑
でも少年ウシジマもすごくクールで素敵やったわ。
犀原茜の若い頃の役の玉城ティナちゃんがいまいちやったなー
犀原茜も若い頃から怖い子やけど全然怖くないんやもん(^^;

ファイナルってことはこれでシリーズ完結なの?
まだ見たいなあ。
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