Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『インターステラー』



環境変化によって作物が育たなくなった近い未来の地球。
人類撲滅まで待ったなしの中、NASAが秘密裏に企てていた計画を遂行する為の
大役に元宇宙飛行士の男が抜擢され、家族を置いて遠く厳しい宇宙へ旅立つ。
地球に残された彼の家族や人類の未来がどうなるかを描いた作品。

重力波がどうだとかなんだとか難しい宇宙の言葉がいっぱい出てきて、序盤は少々
だるかったけど、主人公が宇宙に旅立ってからの展開は目が離せず、
そしてクライマックスはクリストファーノーラン監督ならではの映像にも引き込まれ、
そうなのかーなるほどそうだったのかーと。

SFであり、そして家族の愛も描かれた壮大な未来映画でした。
あとマットデイモンがとんでもKzな役でちょっとびっくり^^;

『怒り』



『悪人』に続き吉田修一原作の作品を李相日が監督した作品。

「怒り」という血文字が書かれた殺人現場から逃走した真犯人を、
三つの場所それぞれで繰り広げられる人間模様から追っていく話。

「悪人」も多分原作読んでから映画見て、本作品も原作から映画見て。
原作読んでから映画見るとやっぱりどうしても、原作が面白ければ面白いほど
がっかりさせられることが多く。
余程違った角度から余程面白く作られてる場合を除いて。
で、「悪人」は原作も良くて、映画も良くて、珍しくどちらも大好きなのですけども、
本作品に関しては、原作の方がいいかなぁ私は。
と言うのもやはり、一言で言って真犯人知っちゃってるから^^;
これはかなり大きいかな。
「悪人」に比べたら物語の複雑さも影響してるのかもしれないけど、多分結末知って
しまってるって部分がどうしてもね。

でも、色んな場面で色んな人が登場して色んなドラマが描かれててちょっとごちゃついてるはずの
物語を分かりやすく、そして真犯人か?と疑わしきキーになる3人の姿を絶妙に描いてる辺り
さすが李監督。
キーになる3人は、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛なんだけども、確かに彼ら似てなくも
ないのよね。
途中モンタージュみたいなのとか出てくるけどそれも分かるような分からないような感じで。
原作知らなかったら、誰だろ?誰だろ???って面白かったかな。
いや、途中で分かっちゃったかな。

役者は言わずもがな名優揃いなので文句なく。
愛する人を信じることが出来るのか試される苦悩、やり場の無い怒り、憤懣を沸々と
煮えたぎらせた人間の狂気などを名優達が迫真の演技で魅せてくれて心打たれました。
今大人気の広瀬すずちゃんの演技を初めてまともに見たけど、彼女が魅力的なのが
よく分かった。

『ダゲレオタイプの女』



『岸辺の旅』に続いて黒沢清監督作品。
舞台はフランスでフランス人俳優のみ出演。

ダゲレオタイプで写真を撮っている写真家と仕事をすることになった若者が
写真家一家に翻弄される物語。

ダゲレオタイプとは、世界で初めて発明された写真撮影法。
被写体を長時間器具などを使って固定し撮影するとっても大変な撮影法。
写真家のステファンはダゲレオタイプの撮影に拘り続け、かつては妻、妻の死後は
娘をモデルにして撮り続けている。
でも撮影がとっても大変で娘のマリーはいつもぐったり。
そんなマリーと、ステファンを手伝っていたジャンはほのかに思いを寄せ合うんやけど、
なんかこのお宅、闇がある。
物語の冒頭からそんな感じはあって、その内マリーの母親が自殺した過去だったり、
その事を悔やみ続けている父親が大変な人だったりという事が分かってくる。
で、やっとマリーに明るい未来が…ってところでハプニング。
そこから先は、ちょっと『岸辺の旅』に似たところもあって、現実なのか妄想なのか、
この世にいるのかいないのかみたいな展開に。

この作品、私は嫌いじゃない。
どうなるんだろうという展開に退屈はしなかったし、主人公のロマンスが切なくて心に残った。
どこからが現実でどこからが現実ではないのかと言う部分も見る人によって違ってそうで
そういうところも面白いし。

海外でも評価の高い黒沢監督作品だけあって、良い役者さんが出てくれてる。
マチュー・アマルリックがめっちゃちょい役で出てたりしてなんて贅沢!
ジャン役の役者さんも注目されてる実力派みたいで、この人の演技が凄く良かった。
濃いお顔だけど笑うととっても可愛いし(←結局そこ)。
特にラストシーンの演技、現実に気付いて、でもやっぱりおかしい…みたいなところの演技、
ここの彼の演技がこの作品の全てを語ってるというか、そのシーンが一番胸に刺さった。
マリー役の女優さんも独特。
華奢で真っ白で透明感があって綺麗なんだけど、幸薄そうな、寂しそうな人。
斜視気味の薄い色の綺麗な瞳が微妙に動くから、どこを見てるのか、何を考えてるのか
分からないと言うような、とても不思議な感じの女性。
だからほんと、この役にビンゴ。

黒沢監督は、恋人同士の描写など、フランス人として不自然ではないのかと確認しながら
撮影を進めていたそうで。
で、この作品軽くベッドシーンがあるんやけど、そのシーンは役者さん側から入れた方がええやろー
と提案されたものらしく。
監督は不要と思ってたみたいだけど、フランス人的感覚ならここまで来たらベッドインでっせとw
私としては、うーん…まぁ別にそのシーン無くても…って感じやけど、あちらの人にとっては不自然
なんでしょうね、相手が幽霊でも^^;

『岸辺の旅』



カンヌ映画祭「ある視点」部門監督賞受賞作品。

3年前に失踪し死んだはずの夫と妻が、過去に夫が関わった人達に
会いに行く旅に出るお話。

幽霊になった夫と旅に出てつまりは妻が夫への愛を再確認するというお話で、
二人の旅が静かに穏やかにどこか物悲し気に描かれてる。
こういう儚い、悲しい女性の役に深津絵里はほんとぴったり。

旦那様は幽霊やけど見た目普通に人間で、何の違和感もなく二人で旅に出て色んな人に会う。
その中には夫と同じく幽霊の人もいたり、そうじゃない人もいたり。
だから見てる内にどれが現実でどれが現実じゃないのかよく分からなくなってきたり。
なんだかとっても不思議な作品。
夫婦愛が描かれてることだけはよく分かったけど。

良い作品だと思うけど退屈と言えば退屈。
好き嫌いが別れそう。

『ラヴレース』



1972年のポルノ映画『ディープ・スロート』で一世を風靡したポルノ女優、
リンダ・ラヴレースの半生を映画いた作品。

ポルノ女優としてスターになったリンダ・ラヴレース。
しかしその出演は夫による強制的なもので、公では明るい笑顔を見せている彼女も
その実は沢山の傷を負い、苦しみ、男の暴力に支配される女性の悲劇が描かれている。

主演は可愛い可愛いアマンダ・セイフライドちゃん。
ブロンドの髪も青い瞳も本人に近付けるため黒くし、ポルノ女優さんだしの体当たり演技。
アマンダちゃんはほんとに可愛いんだけど役柄によってはこういう体張った演技も出来る
良い女優さんですね。
夫には怪しい役をやらせるとNo.1のピーター・サースガードさん。
彼が良い人をやってるの殆ど見た事無いけど、やはり本作品も期待を裏切ることなく
彼らしい役柄で笑いそうになったw
そして、リンダ・ラヴレースの母親役の女優さん、どっかで見た事あるーと思ったら
シャロン・ストーンねえさんやん!
あーこういうお顔になられたのかあ…とちょっとびっくり。
よく考えたらもう還暦前なんやもんね、当然と言えば当然ですが。
って言うか、役柄的にも昔のブロンドお色気美女のイメージと全く違うスパルタ母役で、
見事怖いお母さんでした。

暴力の支配によって自らの人生も曲げてしまわなければならないなんて、
こんな悲惨なことはない。
リンダ・ラヴレースは勇気を持って人生をやり直したけど、地獄から抜け出せずDV被害に
苦しむ女性は今も多くいる。
普段優しくても女に手を挙げる男なんて、ほんと最低。
そういう男、この世からいなくなればいいんやけど。

『AMY エイミー』



2011年に27歳の若さで急逝したイギリスのシンガー、エイミー・ワインハウスの生前の姿を
追ったドキュメンタリー。
第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作品。

エイミー・ワインハウスとは…
イギリスの女性シンガーソングライター。ジャンルで言えば主にジャズ。
セカンドアルバムの「バック・トゥ・ブラック」は全世界で1200万枚以上を売り上げ、
第50回グラミー賞では5部門を受賞するなど、イギリスを代表するアーティストとなった。
そんな素晴らしい栄光を手にした彼女は、まだまだこれからと言う時に27歳の若さで急逝。
本作は、そんな彼女のデビュー前からスターになるまで、そして何故こんなに早く
逝ってしまったのかまでが、残されている生前の多くの映像によって描かれている。

私が彼女を知ったのは大ヒットした「Rehab」と言う曲で。
ハスキーな声と独特な歌唱、楽曲に一気に引き付けられ、彼女が並々ならぬ才能を持った
非凡なアーティストだという事はすぐに分かった。
また凄いアーティストがイギリスから出てきたのね~と思いましたよ。
が一方で、ネットに上げられる彼女のプライベートの画像と言えば、髪の毛も服装もメイクも
めちゃくちゃな様子で、その荒んだ私生活も目立っていた。
栄光を手にして潰れるアーティストはこれまでも多くいたけど、今の時代でもやっぱり
いるんだな… そう思いました。

そんな彼女のデビュー前、直後の、まだ純粋に音楽に夢中だった映像を初めて本作品で
見たのだけど、まるで自身の末路を予想していたかのように、いつかこう言うドキュメンタリー
作品を作るのを想定していたかのように、多くの鮮明な映像が残っていて、殆ど彼女の友人が
撮ったものだけど、何と言うか、時代だなーと言うか、何でもすぐに簡単に誰でも映像を収められる
時代ならではだなって言うのが最初に思ったこと。
そして改めて、彼女が急逝したことが本当に残念だと、何故自分の才能を信じ、もっともっと、
デビュー当時抱いていた音楽への純粋な気持ち、熱意を信じ、健康的な生活を取り戻して
くれなかったのかと言う気持ちが沸き上がった。
売れてからの彼女しか知らなかったけど、等身大のストレートな詞をムーディでJAZZYな
リズムに乗せてエレキを爪弾きながら歌うデビュー当時の彼女は本当にかっこよくて、
感動してしまったほど。
こう言う歌をこれからも聴かせてほしかった、こう言う姿をこれからも見せてほしかった
とつくづく。

歌は抜群に上手いし曲を作る才能もある。
が、その破天荒で繊細な性格が音楽人生の邪魔をした…
前述したように、これまでも多くのアーティストが栄光を手にしながら薬や酒に溺れ、
若くして命を落としている。
まぁ言わば、彼女もその類の人達のうちの一人となってしまったんだけど、それまでも
多くそういう例があるのに未だにこうなってしまうアーティストがいることが、本当に本当に
残念でならない。
ジャニス・ジョップリン、ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンetc...
いずれもその後生きていればどれだけ素晴らしい作品を生み出してくれたかと言う人達で、
彼らの急逝は音楽界にとって多大な損失。
そしてエイミー・ワインハウスも間違いなくその一人。
なんで…なんでそんなに自分を追い込むの…

大好きな音楽で認められて注目されて、大金が手に入って訳の分からない人間が近寄ってきて、
家を出ればパパラッチに追いかけられプライベートがほぼ無い状態になる。
人としての自分を見失いそうになるのは、おそらく今活躍してる有名人の皆が経験してる
ことでしょう。
そんな、栄光が生む混沌の中で生きていく中でどのようにして心も体も健全に保つのか、
自分自身を見失わずに暮らすのか、著名人皆さんそれぞれがそれぞれに試行錯誤してると思う。
エイミーにも、迷い、苦しみながらも、強くなってほしかった。

エイミーは、子供の頃に父親が家を出ている影響からからおそらく極度のファザコンで、
繊細な性格はその辺に起因しているのかもしれなくて、その為か異性関係も激しく、
飲酒も早い頃から習慣になっていて、暴飲暴食によって太っては食べて吐くを繰り返すようになり、
それらの生活習慣が彼女の体を蝕んでいったらしく。
そして何より一番の影響は、彼女の夫となった人物。
この男が薬の常用者で、彼の愛が欲しい故にエイミーも一時期薬を使い、それもまた、
間違いなく彼女の体を弱めていったのでしょう。

グラミーを獲った時彼女の夫は牢獄にいて、エイミーは栄光を手にしながらも、彼とドラッグが
無いなんてつまらない…と言い放ったほど、彼女にとっては音楽より夫と薬、と言う時期が
あった訳で、どんなに才能があっても、歌が上手くても、そういう人生を送ってしまうのなら
破滅は避けられないのかな…と。
ほんとに残念だけど…。

本当に濃く、短い人生だったと思うけど、彼女自身はどう感じてるのかしらね…。
今となってはそれを聴くことはできないけど、早く逝ってしまった多くのアーティスト同様、
エイミー・ワインハウスの作品も後世に、永遠に残る。
これからも機会があれば彼女の声を聴いていこうと思います。

『後妻業の女』



年老いた独り身の男性の後妻になり資産を狙うことを生業にしている女の話。

金の為なら肉親もどうでもいい、とにかく強欲で心臓に毛の生えた
生命力の強い女の話。
主演の大竹しのぶは当然上手いし退屈はしなかったけど、
結末が思ってたのと違ってたなぁ…そのせいか微妙な後味。
何故この主人公がこんなになったのかもいまいちピンと来ないし、
ただただ強欲ばばあのドタバタを見せられただけって感じ。
ま、コメディだと思うのであんな感じになるんだろうけど。

あと、思ったより大竹しのぶの関西弁があかんかった。
どうしてもそこ、気になるんやなぁ^^;

『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years』



ロン・ハワード監督による、ビートルズのツアーを追ったドキュメンタリー。

まぁ、ビートルズファンとすれば嬉しくなるような映像も沢山で楽しかったけど、
ちょっと私が思ってた内容と違ってたかな…。
ドキュメンタリーだろうしって事で、私としては解散の真実辺りまで描かれてるのかと
思ったけど、この作品はあくまでもレジェンドなバンド、ビートルズのイメージを壊すことなく、
如何にして頂点に上り詰めたのか、そして彼らがアイドルからスター、伝説になる中
どういう苦悩を抱え、人として、バンドとして、そして音楽がどう変わっていったのかに
焦点が当てられ、映画は彼らの最後のLIVEで終わっている。
解散の前で終わってる。

ビートルズのファンにとっては、解散時のごたごたはもうお腹いっぱいなのよね。
なので敢えてそこには触れずと言った感じかな。

私も勿論ビートルズ大好きなんだけど、なんちゅうか…
これまで色んな映像見過ぎて、いや、初見の映像も沢山あったんやけど、
特に初期の頃の彼らの事は昔々アホほど色んな映像を見たり、本とか見たりして、
その時その時の騒動やら、いまいち珍しくないなぁという感想で…

ま、純粋にビートルズの音楽活動の歴史を振り返るには文句ない映画でしたという事で。

『味園ユニバース』



刑務所を出所した後に襲われ記憶喪失になった男が、バンドマネージャーの少女と知り合い
歌を通して過去と向き合うお話。

主演は関ジャニの渋谷すばる。
すばるくんの圧倒的な歌唱力、狂気の演技を堪能できる作品。
歌唱力はいわずもがな、謎の多い男の演技もとても良かった。

すばるくんほんと歌上手くて、彼の声は伸びがあって綺麗で、歌唱は
ビブラートが強いのが特徴。
思ったんだけどツェッペリンみたいなHR歌ったらかなりいけるんじゃないかしらん。
そんな事より彼の美しさに改めて気付かされたと言うか、目が凄くいい。
目力が素晴らしい。

記憶喪失の男を通して大阪の優しさと闇が描かれたストーリーはまぁ面白かった。
でもラスト近くになっていきなりつっこみどころが…
そこはファンタジーとして受け止めた方が良いみたいだけどw
しかし大阪舞台の映画ってこう言う感じ多いよなぁ…
ま、しゃあないか…

味園とは大阪千日前にある宴会場でユニバースは同ビル内にあるライブ会場。
私世代の関西人にとったら「みそのーみそのー」のCMでお馴染み。
フレーズ聞いたら胸キュン。
なのでこのタイトルに凄く興味をそそられた訳で、タイトル違ってたら
見て無かったかもしんないな。

『博士と彼女のセオリー』



車椅子の物理学者として著名なスティーヴン・ホーキングと彼の最初の妻との物語。

天才物理学者として将来を嘱望される若きスティーヴンは学生の頃にジェーンと言う
女性に出会い恋に落ちる。
が、難病に罹り自らの命が短いことを知る。
それでも彼を支えることを誓うジェーンと結婚。
その後、病状は悪化するも子供もでき、ジェーンに支えられながらスティーヴンは
物理学者として名を馳せていくように。

と聞くと美しい夫婦物語のようだけど、その現実はそんなに綺麗なものではないわけで。
スティーヴンの体は日に日に動かなくなり、目を離すと命の危険も。
小さな子供の世話とスティーヴンの世話で疲れ果てる妻。
夫を支えると誓って嫁いだもののその現実から逃げたくなるのは当然。
夫以外の男性に恋心を抱くことも…

この夫婦物語を見て、私は思わず乙武氏の事を思い出した。
勿論全く同じケースでは無いだろうけど、いずれにしても、小さな子供と介護が必要な
大人の世話を一度にするというのは、それはそれは想像を絶する疲弊を伴うはず。
支え続けるには愛が必要、その愛を持ち続けるには覚悟だけでは難しい…

『日本のいちばん長い日』



1945年8月15日、太平洋戦争終戦の日、玉音放送が流されるその時までの
天皇陛下、軍や首相などの苦悩と葛藤を描いた作品。
重い、重い作品。
でも、日本人として一度は見ておきたい映画のひとつだと思う。

太平洋戦争末期、殆ど死に体となっていた日本。
ポツダム宣言受諾を迫られる中、降伏か尚突き進むかで揺れるそれぞれの思惑…
軍のプライド、国民を案じる天皇陛下…
改めて、軍が独自で力を持ってしまう事の恐ろしさを思い知った。
彼らのプライドは国民を置き去りにする。

敗戦の責任を取る形での、役所広治扮する阿南惟幾の潔い自決シーンがとても印象的。
淡々と、そしてリアルに描かれている。
きっと実際あんな感じだったんだろう。
あと、若い将校達のクーデター未遂がサスペンスタッチに描かれてる部分も見応えがあった。

モッくんの天皇陛下だけど、当然実際の昭和天皇とは結構、いやかなりビジュアルは
違いますが、彼なりの天皇陛下、難しい演技やったと思うけどとても良かったです。

『セトウツミ』



関西弁の男子高校生、瀬戸と内海の会話を中心とした作品。
人気漫画の実写映画。

大阪の、どこかの川べりで繰り広げられる瀬戸と内海のお喋り。
いつも放課後その川べりにやってきてはグタグダと話す二人。
口数は少ないが頭の良い内海、アホでお喋りな瀬戸。
全くタイプの違う二人だけどどこか通じ合っていて、そのやりとりは、可愛い、おもろい。
池松壮亮くんも須田将暉くんも非常にいい。

が、これ、映画館でお金払って見るもの?笑
あ、お二人のファンならそれもありか。

まぁとにかくあまりにシンプル過ぎてですな。
これがお芝居なら、生で見れるお芝居なら良いと思うけど、
映画としてはあまりにシンプル過ぎてですな。

ってことで、私はテレビで見たのでまあ良しとしたところですけど^^;