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映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『紙の月』



角田光代著同名小説の映画化。

映画と原作が違うのはあるあるで、長い話が短時間で描かれてる分どうしても
色々変わってしまう。
本作も原作とは別物と思って見た方が良いかな。
主人公が若い男に貢ぐ為に不正の道を突っ走るところ以外の重要と思われる点が
かなり変えられてたので。
だから、原作に思い入れがある人とってはつまらないかもだけど、映画としては
これはこれで有りじゃないかな。
主演の宮沢りえがとても良いし。
クソ真面目な主婦が若い男との快楽に溺れて変わっていき、不正にまみれて疲れ果てるまで、
抑えた演技ながらも惹きつけられる。

でもなぁ…小林聡美扮する役が、なんか残念で…
原作には無い映画オリジナルのキャラだけど、作品中唯一ちゃんとした人。
でもこの作品ではちゃんとした人は要らんねんけどなぁと思って見てました。
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『紙の月』



銀行でパート勤めをするごく普通の主婦が引き起こした横領事件と、その主婦の友人や元恋人、
同級生がその事件を思い起こしながら「金」に翻弄される日々を描いた物語。

私はこの話はドラマで見ていた。
で、先日映画を録画したのでその前に原作をと思って読みました。
私は角田光代さんの書く文が本当に好き。
するすると入ってくるし、当然ドラマ以上に色々と考えさせられ重い気持ちになる。

主人公はごく普通の主婦。ただちょっと思い込みが激しい?完璧主義?真面目すぎ?
そんな感じだろうか。
結局何故彼女がそこまでしたのか判然としない。
判然としないけど分からなくもないから面白い。
きっと女なら、誰にでもある「魔」のようなもの…
我儘と言えばそうだけど、女性特有の寂しさ、不安、焦燥感…
主人公のそれが何となく分かるから面白い。
そしてこの作品では主人公の友人達の金銭感覚も少し描かれている。

角田光代さんは女の業を描く事が多いけど本作品の象徴は「金」。
金銭感覚は、主婦になれば家庭の経済事情に従うべきだけど、中には病的に
変えられない人がいる。
私の友人にもいるけどやはり壮絶な寂しさを抱えた人。
金や物が寂しさを埋めてくれるのは一瞬なんやけどね…

『怒り』



犯行現場に「怒」と言う文字が残された殺人事件の真相に迫りながら、
その事件に翻弄される人達のドラマが描かれた物語。

映画化されるって聞いて読んでみた。
吉田修一さんの作品はこれで3作目だけど、どれも切なくて苦しくて遣る瀬無い。
でもそういうところが好き。

上巻は事件に翻弄される人達のそれぞれのドラマでちょっと時間がかかったけど、
下巻は一気に真相に迫っていくのであっという間に読めた。
はて映画はどんな感じか。楽しみ♪


『愛の渦』



乱交パーティを主催する風俗店に集まった男女8人の1夜の人間模様を描いた作品。

知らない人とその夜限りの関係を持つ為に集まった男と女、その欲望、行為を通して
赤裸々にされるそれぞれの人間ドラマが面白い。
もっと暗い話かと思ったけど予想以上にコメディだった。

とにかく役者さんがみんな凄い。
皆さんベッドシーンがメインだし、主演に近い役だった門脇麦ちゃんもその他の女優さんも
素晴らしい脱ぎっぷり。
三津谷葉子だけ上手いこと見えなくて、おいおいあんたが一番脱ぎそうなのにと
ちょっとイラっとした^^;

とにかく門脇麦は凄い!と再確認した作品でした。

『少女』



人が死ぬところを見てみたいと言う気持ちを持った少女達の物語。

高校生と言う難しい年頃の、難しい女子の、まぁ言えば友情の話。
ただそこは湊かなえなので、単に感傷的な友情話では無く、ちょっと怖いブラックな青春物語。
とにかくJKってのは、ややこしい生き物です。

『棺に跨がる』



西村賢太作品の中の北町貫多&秋恵シリーズの完結編だそうで。

同棲相手の秋恵との愛憎の日々を送ってきた主人公貫多は、いよいよ取り返しのつかない
暴力を秋恵にふるってしまってからのお話。
期待通り。
久々の西村賢太節に夢中になって一気に読み終えた。

西村賢太作品を最後に読んでだいぶ経つけど、つい先日まで貫多と秋恵のドラマに
はまってたかのように何の違和感も無くすぐに入っていけた。
それぐらい私は貫多と秋恵の物語に強い印象を受けてた様で、本作品もまた
貫多のクズっぷりが西村賢太独特の描写で描かれ楽しかった。

私小説なので当然主人公=西村賢太。
私小説と言っても多少脚色しますなんて本人さん言ってたけど、多分ほぼ実話だろうし、
それを思うとよくもまぁこんな己がクズっぷりを世に披露出来る事だと改めて感心。
でもなんか憎めない。
絶対お付き合いしたくないけど憎めない。

この作品で秋恵シリーズが完結と言うのは何とも寂しい感じがするけど、
そりゃまぁ秋恵さんが持ちませんわな。
こんな男と1年近く同棲したってだけで驚きw 
でも、未読の西村作品でまだちょこっと秋恵さんに再会出来そうな感じがするので
楽しみにしとこう。

『0.5ミリ』



行き場を失った介護ヘルパーが様々な事情を抱える老人の生活に入り込む様子を通して、
現代の老人介護の現実や家族の問題を浮き彫りにした作品。
原作、監督、脚本は主演の安藤サクラの姉、安藤桃子。
安藤桃子の介護の体験から作られた。
長い!3時間半って、長過ぎるわ―!

安藤サクラ扮するヘルパーが寄生する老人や家族は5組ぐらい?
それぞれに色んな物語があって面白いんだけど、テレビドラマだったらもっと良いのにって
思ってしまう感じ。
映画で一気に見るにはほんとに疲れる。
内容は、孤独な老人と孤独なヘルパーのお話で、温かくて哀しい。

長過ぎて、内容もなんだか哀しくてちょっとどーんとなるけど、主演の安藤サクラは
本当に素晴らしい。
怖くなったり可愛くなったり良い人になったり、カメレオンな女優さん。
これからの活躍も楽しみ。

『ジュリー&ジュリア』



1961年アメリカで出版されたフランス料理本の著者ジュリア・チャイルド、
その50年後、ジュリアを師事し彼女の本を元に毎日フランス料理を作り
その日々をブログに記し作家になったジュリー・パウエル、
違う時代を生きた2人の女性の物語。実話。

哀しい事があっても常に明るく前向きに料理本を出版しようと懸命なジュリアの生き様と、
殺伐とした現代でストレスを抱えながらジュリアの料理を作ることで癒され成長する
ジュリーの様子が終始明るく楽しく描かれていて、とても穏やかな気持ちで見れる作品。

料理ものの映画はたまに見ると癒されて良い。
食べる事は大好きだけど作る事は大っきらいな私なので、色々大変そうなジュリーだけど
料理が大好きってだけでうらやましーって思った^^;

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』



平凡な女子大生とサディスティックなイケメン実業家との恋愛駆け引きの話。

2人は惹かれ合い男は恋人になる契約をしろと言う。
好きだから契約したいけどどうにも男の性癖に難ありで彼女の方が
なかなか踏み込めない。
踏み込めないけどやることやってるw

この手の作品見たらどうしてもナインハーフを思い出す。
男がSだとか氷使ったり女が男のYシャツ着て踊るとことか。
ただ、ナインハーフ程隠微な雰囲気は無い。
性描写も含めて割とサッパリ。
初めての男だしもっとドロッとはまっても良さげなのに若い子だからか結構ドライ。
ラストもサバサバ。
うーん私やったらあんな色んな道具見せられた時点でかなり怖くなるかもなー
でもめっちゃ好きやったらギリギリまで様子見るか…うーん…

この作品原作が凄く人気らしいけど原作読んだ方が楽しいのかも。
続編あるらしいので機会があれば

主人公のダコタジョンソンはメラニーグリフィスとドンジョンソンのお嬢様。
初めてがっつり演技見たけど、お顔はママとパパの良いとこ取った感じ?
可愛い話し方とかママに似てるね。
あと脱ぎっぷりも母譲りかしらん。

『福福荘の福ちゃん』



福ちゃんの愛称で親しまれる独身のおじさん、福福荘に住む福田辰男と
彼を取り巻く人達との人情物語。

主演の福ちゃん役の森三中の大島美幸は女なのに丸坊主のおっさん役で
お見事カナダの映画祭で女優賞を受賞。
素晴らしかったですよ、大島さん。
本当に素敵な福ちゃんやった。

そんな大島さんと目兄弟の様な荒川良々がこれまた良い感じの脇を演じてて、
福ちゃん役は荒川良々でもいいんじゃね?って感じもするけどやっぱり
大島さんで良かったと思う。
人を幸せにする福々しい笑顔、そして独特の面白い動きは
笑いの世界で鍛え上げた彼女ならでは。

福ちゃんの人柄そのままのゆるーくて温かく楽しい作品。
出てくる人達みんな滑稽で憎めない。
その中心に福ちゃん。
福ちゃんは楽しくて優くて、人の傷みが分かる大きな男。
実際昔いじめられたと言う大島の過去と福ちゃんが上手い具合にリンクして、
観る人を惹きつける。

『ゴーン・ガール』



結婚5年目に突然姿を消した妻を捜す夫が思わぬ事態に翻弄される話。

こわいこわいーめっちゃこわいー
いくら嫌でもそこまでせんでも^^;

結局、サイコパス、自分の思い通りにならないとなんでもやっちゃう異常者の話。
物語としてはサスペンススリラーで面白い。


『アナと雪の女王』



アカデミー賞長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞したディズニーアニメ。
ある国の王家の姉妹、周りを冬に変えてしまう力を持った姉エルサと、そんな姉を救う
妹アナの愛と冒険のお話。

歌は素晴らしいし物語も面白い。
愛があれば分厚い氷も溶けると言う暖かいお話。

ディズニーアニメめっちゃ好きって訳でも無いけどまぁ普通に楽しめた。
オラフが可愛過ぎ、いい子過ぎ、おもろ過ぎ。
コンタックのキャラクター思い出してしまったw
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