チャプター27チャプター27
(2008/05/23)
ジャレッド・レトリンジー・ローハン

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監督:J・P・シェファー  CAST:ジャレッド・レト、リンジー・ローハン 他

1980年12月6日、マーク・チャップマン(ジャレッド・レト)はニューヨークにやって来て、ジョン・レノンが住むダコタハウスに向かう。「ライ麦畑でつかまえて」を愛読するチャップマンは世界平和を叫ぶジョン・レノンを偽善者だと思っていた・・・

1980年12月8日、ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンが犯行に及ぶまでの3日間が描かれた作品。
これ、ジョン・レノン、もしくはビートルズのファンでないとかなり退屈かも。
凄く見たかった私でさえ少々眠くなったし・・・・
マーク・チャップマンがNYにやって来て3日間、何かしら頭の中で色々とぐるぐると思いを巡らしながら最終的に
凶行に及ぶまでが、あくまでもマーク・チャップマンからの視点で淡々と描かれています。
見てるこちらはそんな彼の思考や行動に共感出来る訳も無いんだけど、彼の心理状態、世界観は不可解で
ありながらなかなか興味深い物がありました。

ジョンを殺害した理由・・・それは単なるファン心理からの、いわゆる「可愛さあまって憎さ100倍」とは少し
違っているようで。
ジョンを愛している反面、平和や差別の無い世界を歌いながらもセレブであるジョンに矛盾を感じ、それが
憎しみとなっている。
まぁこの辺はもしかしたらジョンを思うあまりに浮かんだ思考かもしれない。
ジョンから快くサインを貰ったその後は、ジョンを自分の物にしたいと言うような気持ちにもなってたみたいだし。
が、それよりも強く描かれていたのは、愛読書である「ライ麦畑をつかまえて」の主人公と自分が同一人物だと
思いこんでいる、主人公の姿。
「ライ麦畑・・」の主人公の行動とジョン殺害までの自分の行動を無理矢理一致させながら凶行に及んでいて、
その点に関しては実に身勝手というか、自意識過剰というか、支離滅裂というか、何故それがジョンを殺す事に
なるのか当然理解できない。
ま、これが理解できたらとんでもないことなんですが
まぁこの人、幼少期に家庭に恵まれず何らかの形で精神を病んでたらしいので、その当たりも影響を及ぼしてる
のでしょうけど。

ただ主人公に扮したジャレッド・レトの演技、変貌振りは素晴らしくて、ほんとに役者さんって凄い!って感心
させられましたわ。
彼のあの渾身の演技が無ければ、この作品はもっと退屈な物になったでしょう。


non的お気に入り度:



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charlie.jpg

監督:マイク・ニコルズ 
CAST:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン 他

酒が好きでいつも女をはべらせている下院議員のチャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)は、ある日大富豪で反共産主義者の恋人、ジョアン(ジュリア・ロバーツ)に、ソ連のアフガニスタン侵攻を解決するように依頼される。その後早速パキスタンに飛んで難民キャンプに行ったチャーリーは、その惨状に衝撃を受ける・・・
世界を変えた下院議員、チャーリー・ウィルソンの実話を映画化。

1979年から始まったソ連のアフガニスタン侵攻
米ソ冷戦下、アフガニスタンに成立した共産主義勢力を支持すべくアフガンに軍隊を進めてきたソ連。
それに対しムジャーヒディーンを中心としたアフガン国内の義勇軍がアメリカの手助けによって抵抗。
それによって最終的にソ連軍は撤退したもののアフガンに平和は来ず、タリバン政権が台頭し、義勇軍に
参加していたウサマ・ビン・ラディンがあの事件を起こす。
それら全ての始まりがこのソ連のアフガン侵攻であり、この作品はそれをくい止めるべく動いたある破天荒な
政治家、チャーリー・ウィルソンの本当のお話です。
CharlieWilson.jpgこの人本物

反目し合う各国の思惑なども絡む政治ドラマで一見お堅く思えるけど、トム・ハンクスにジュリア・ロバーツ、
フィリップ・シーモア・ホフマンという豪華な役者による絶妙な演技で、軽快に描かれています。
酒や女が大好きなチャーリー・ウィルソンがアフガンで苦しむ人々を見てから政治家として驚くべき行動力を
発揮し、そしてその結果迎えた結末まで、痛快であり皮肉であり、最後まで飽きることなく見れました。
かと言ってビックリするほど面白かったかと言えばそうでも無かったけど・・・。

っていうか、今日は事件発生
よって、実は映画としてちゃんとした感想を持てて無いというのが正直なところですの・・・
本編が始まってから約30分の間、劇場の画面と作品の画面のサイズが合わないまま上映されたぁ〜
トム・ハンクスは元々やや太めだけど、綺麗なお姉さん達までみんな横広、おデブちゃん・・・
字幕も横に広がりずっと見てると気分が悪くなってくる
もう直る?もう直る??と待っていても変わらず、お客さん皆それぞれ劇場の外に出てはクレーム。
それでもなかなか元に戻らず結局約30分後、突然画面が真っ暗になって元通り・・・
劇場側は最後にお詫びにと無料鑑賞券を配って下さったのでまぁ良しとしても、やっぱりああいうことがあると
ガッツリ見た感じはなく・・・・
最近の映画館はどこも最新鋭で美しいというのに、未だにこういうことがあるんやね・・・


non的お気に入り度:(一応この評価で)



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タロットカード殺人事件タロットカード殺人事件
(2008/03/19)
スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン 他

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監督:ウディ・アレン 
CAST:ウディ・アレン、スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン 他

ジャーナリスト志望のサンドラ(スカーレット・ヨハンソン)は休暇でロンドンに滞在中、三流マジシャンのシド(ウディ・アレン)のマジックを見に行く。その時サンドラは、死亡した敏腕ジャーナリストのストロンベルの幽霊に遭遇し、連続殺人犯の真犯人を告げられる・・・

ウディ・アレンのお気に入り、スカちゃんをヒロインにしての作品。
で、この作品ではウディ・アレンもガッツリベラベラ喋りながらのスカちゃんとの共演。

スカちゃん扮する可愛い学生サンドラとウディ・アレン扮する冴えないマジシャンが、面白コンビを組んで
連続殺人事件の真犯人を追うという、話としてはサスペンスではあるんだけどかなりコメディチック。
テンポ良く、恐怖も無く、笑えて見れるサスペンス。
ウディ・アレンの話は長いけど・・・(どうもこの喋りが苦手

こういうスカちゃんはお色気ムンムンより良かった。
やっぱりどんな役でもフェロモンは溢れ出てるしね
胸とお尻が大きいから一見太って見えるんだけど・・・・
でもそれは決して太ってるわけでなく、ほんとにボンッ・キュッ・ボンッなんだわよね・・・


non的お気に入り度:


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2008.04.12 『つぐない』
Atonement2.jpg
監督:ジョー・ライト CAST:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン 他
ゴールデングローブ賞 作品賞、音楽賞受賞
アカデミー賞 作曲賞受賞

1930年代のイギリス。政府官僚長官の娘、13歳のブライオニー(シアーシャ・ローナン)は多感で想像力豊かで、作家になることを夢見ていた。ある日ブライオニーは、屋敷の使用人の息子、ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)が、姉のセシーリア(キーラ・ナイトレイ)に送った手紙を読んでしまい、あらぬ疑いを持ってしまう・・・・

幼い想像力が生んだ勘違いによって翻弄された男女、そして後になってその罪の重さに気付いた少女の
「贖罪」が描かれた作品。

少女はただ、多感で想像力が豊かで潔癖で、そして無知だった・・・
ただそれだけだったのに、彼女のした事は純粋に愛し合う男女を引き裂いてしまう。
そこにはまたブルジョワと使用人という身分の違い、そして戦争という過酷な状況も手伝って、彼らの運命は
更に過酷なものとなります。
1人の少女の言葉だけで・・・・・

罪を犯した人は、贖罪の意識を持ったその時から終わることのない後悔の思いに苦しみます。
自分には何が出来るのか、どうすればつぐなえるのか・・・・その思いから逃れられなくなる。
成長して罪悪感を抱くブライオニー。
でも犯した罪はどうやっても洗い流せない・・・
では彼女には何が出来るのだろう・・・・ブライオニーのつぐないとは・・・・

登場人物のそれぞれの複雑な心の動きが繊細に、そして実に明確に描かれていました。
身分の違いを超えて愛し合おうとするセシーリアとロビー、そして彼らの言動に応じて変化していく
多感なブライオニーの様子が、時間軸を少しずつずらすという手法で表現されていて実に分かりやすい。
また、カメラの長回しやタイプライターの音、そして音楽も、それぞれの登場人物のポイントになる場面で
とても効果的に使われています。
役者さんの演技も良かったし。
ちなみにこの作品のマカヴォイ君は、結構好みですけども・・・ (こんな情報いらんか・・)

「罪」と言うのは、犯された人の運命も、贖罪の意識を持った罪人の運命も狂わせる・・・・
何とも切なくやりきれなく、哀しい余韻が残る作品でした。
でもこういう作品、大好きです


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bridge-terabithia.jpg

監督:ガボア・クスポ 
CAST:ジョシュ・ハッチャーソン、アナソフィア・ロブ 他

貧しい家に暮らし学校でもいじめられっ子のジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)の唯一の楽しみは絵を描くこと。そんなジェスのクラスに、ある日レスリー(アナソフィア・ロブ)という少し風変わりな女の子が転校してくる。彼らは放課後2人で家の近くの森で会うようになる・・・

謎解きもヒネリも無いけど、とにかく心洗われる、純粋でキラキラした良い〜お話
おまけに主役は子供って事で当然感動するとは思っていたけど・・・・久々涙してしまったわい。

人生で大切なのは出会い。人は素晴らしい出会いを糧に、一つ一つ困難を乗り越えながら成長していきます。
そしてジェスはレスリーに出会い、生きる喜びを教えられます。
・・・・心の目を開くと新しい世界が見えてくる・・・・
どんなに嫌なことがあっても辛いことがあっても、楽しく生きる方法はいくらでもあるとレスリーに導かれ、
ジェスは永遠の王国、テラビシアを見付けるのでした。

大人になるとテラビシアは見付けにくいかも知れないけど、心の目はいつまでも開けるようにしていたいです・・・・


non的お気に入り度:




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2008.01.16 『ツォツィ』
ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)
(2007/10/19)
プレスリー・チュエニヤハエ.テリー・ベート

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監督:ギャヴィン・フッド CAST:プレスリー・チュエニヤハエ、テリー・フェト 他
アカデミー賞外国語映画賞受賞

南アフリカ、スラム街に暮らしながら仲間と窃盗などを繰り返しているツォツィ(プレスリー・チュエニヤハエ)は、ある日高級住宅街に住む住人の車を盗む。しかし、その車には、生後間もない赤ん坊が乗っていた・・・

登場人物の自然な演技、色々と考えさせられる重いストーリーなど、オスカーを獲っただけあってとても
見応えのある素晴らしい作品だと思います。
素晴らしいんだけど、なかなかキツイ。
世界にはあちこちでまだまだああいう街があり、そして悪事を働きながらでしか生きていけない若者がいて、
そんな彼らの実状はこうして映像では見かけるけど、やはりキツイ。
そしてそんな彼らが小さな赤ん坊を手にしたら・・・・それはもう、見ていて怖くて怖くて・・・・
何事も銃でしか解決する術を知らない少年の、その不器用過ぎると言うより、手荒過ぎる赤ん坊の扱いが、
そして、そうしてでも心が柔らかくなっていく主人公の姿が、微笑ましいなんてとてもとても言えず、見ていて
かなり辛いものがありました。
愛情も知らず物事の善悪も分からないまま育ってしまった少年が、ある日赤ん坊を手にし、
自分と立場は違っていてもその愛らしさに触れ初めて本当の「愛」を感じるという、確かに一見すると
ありきたりな感動作品にも思える映画だけど、決して単なる感傷的なものではありません。
寧ろ、こういう現実が世界のあらゆるところで今も繰り広げられていている言う事を改めて突きつけられ、
心がジンジンと痛む。
親や社会にはじかれた若者が本当の「愛」を知り、本心から自らの行為への贖罪の気持ちを抱いた時、
彼らはどうすれば救われるのか・・・・
社会が生んだ否応無い歪みに、また改めてやりきれなさを噛み締めてしまいました・・・
DVDにはエンドロール後の二通りのラストが用意されていたけど、どちらも辛かった


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2007.12.07 『椿三十郎』
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監督:森田芳光 CAST:織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ 他

井坂伊織(松山ケンイチ)ら9人の若侍が寂れた社殿で、上役の汚職を暴き出そうと相談していた。そこへ突然、その話を聞いていたと言って浪人(織田裕二)が現れる。その男は荒っぽい口調ではあるが、井坂らに助言を与え彼らに力を貸すことになる・・・

織田裕二が好きではないと言っていながら見に行きました。
そして、これがなかなか面白かったオリジナルを見ていないというのが良かったのかも。

オリジナルの脚本をそのまま使用したらしいけれども特に違和感無く、寧ろいろいろややこしくされるよりも
明快で分かりやすく、久々に痛快時代劇の爽快感を味わうことが出来ました
いわゆる純粋な勧善懲悪だけど、若くて青い侍達、何者か分からないけどやけに腕の立つ三十郎、
そして三十郎のような人間とは対照的な世界に生きる役人の奥方達などなど、
登場人物それぞれの個性が存分に発揮されていて、そして彼らそれぞれのやり取りが実に面白く
描かれています。
勿論太刀まわりも見応え十分だけど、経験の浅い何とも頼りのない若侍達と何故か彼らを放っておけない
浪人の三十郎とのやりとりが何とも微笑ましくて、この作品の一番の魅力とも言えるでしょう。

この作品のオリジナルと言えば、名匠黒澤明監督の代表作。おまけに主演は三船敏郎。
若き頃の三船敏郎と言えば、世界に認められた俳優であり、いい男であり。
低く太い声に男らしく猛々しいルックス、そしてカリスマ的な演技。黒澤作品には欠かせない大スター。
オリジナルは見ていないけど、その魅力は半端無かったと想像できます。
mihune.gif




こんなに強烈なお顔だし・・・ちなみに30代には見えないけど・・・
で、この織田裕二さん主演のリメイク版、元々この役者さんにそんなに思い入れがないのもあって、
どちらかというと期待はしてなかったんだけど、なんのなんの、織田三十郎もなかなか悪くなかった。
型破りで少々荒々しいけど、お人好しで格好いい。そして目下の者に慕われる兄キ的なキャラと言えば、
確かに織田裕二さんにピッタリ来る。三船さんと比べても可愛そうだし・・・
でも、前髪下ろした浪人っちゅうのがどうも変なんだけどなぁ〜
しかしまぁ、めちゃくちゃいい男なんだぁ〜この三十郎。
織田さんもプレッシャーが結構あったらしいけど、役者冥利に尽きるってもんでしょうねぇ。

その他、松山ケンイチ君、豊川悦司さん、佐々木蔵之介さんなども良かった。
松山君はやっぱり上手い!生真面目なキャラでありながらも、たまに見せるコミカルな演技が絶妙でした
豊川さんもあの顔と言い声と言い、ああいうちょっと悪い役所にバッチシです。

武士の本当の心、刀を持つ者の本当の心が描かれているこの作品。
永遠に語り継がれるであろう日本の名作は、昔も今も見る人の心を動かし、日本人の本来の美しさを
思い出させてくれます。


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2007.11.23 『転々』
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監督、脚本:三木聡 CAST:オダギリジョー、三浦友和 他

大学8年生の竹村文哉(オダギリジョー)は親から捨てられ孤独に生きる男。借金も80万あり、借金取りの福原(三浦友和)に追われていた。そんなある日、福原から東京散歩に付き合ったら借金を免除してやると提案される・・・

家族の愛を知らずに生きる貧乏学生と家族を失った借金取りの東京散歩・・・
この、変な取り合わせの男二人の散歩、彼らの思い出の場所に現れるキテレツな人達を含めてとっても妙。
だけど、なんだか微笑ましくて可笑しくて・・・そして最後は心がホワァァンと暖かくなる・・・・そんな作品でした。

そしてもちろん、時効警察カラーたっぷり〜
オダギリに岩松了、ふせえりなどなど、時効メンバー勢揃いの上、ちょこっとしたところに時効が見え隠れ
していて時効ファンには嬉しいところ
だって、岩松了さんとふせえりさん、それに加えて松重豊さんのくだり、本筋に関係あるやら無いやら、
いややっぱりあるんだけど、まるで時効課みたいやぁ・・・

まぁとにかく、オダギリと三浦さんの絡みがほんとに良い感じなんですわ
相変わらずきたな格好いいオダギリと、強面の三浦さん。
ライオン丸みたいなヘアースタイルの二人の散歩は、人の温かさを思い出させてくれる。
見慣れた東京の街を、変わっていく思い出の場所を歩いて歩いて、
そして、誰かの愛をいつまでも感じていたくなる、そんな切なくて素敵な散歩なのでした

エンドロール後も席を立たない方が・・・


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灯台守の恋灯台守の恋
(2007/07/27)
サンドリーヌ・ボネール、フィリップ・トレトン 他

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監督:フィリップ・リオレ 
CAST:サンドリーヌ・ボネール、グレゴリ・デランジェール 他

フランス、ブルターニュ地方にあるウェッサン島。カミーユは売却のために久々に生家を訪れる。そしてそこで一冊の本を手にした。そこには亡き母、マベ(サンドリーヌ・ボネール)の事が書かれていた。それは1963年、新しく灯台守として、青年アントワーヌ(グレゴリ・デランジェール)がマベの家にやって来た事から始まる・・・

閉鎖的な島に突然やってきて、何かにつけて島民から除外されながらも黙々と仕事をする好青年アントワーヌと
夫が居ながら彼に惹かれてしまう人妻マベとの恋・・・・
DVDのパッケージからして、不倫と言うことからして、フランス映画だったりして、もっと官能的な作品かと
思ってましたわ・・・はは
ありがちな話でありながらも実に詩的で、静かで切なく美しいラブストーリーでした。

灯台って今ではあんまり目にしないけど、凄くロマンティックな建造物。
海の中で孤独にたたずみながら、その暖かい灯りで船を安全に導く・・・・
それこそこの作品のアントワーヌという青年のイメージそのもの。
島民に苛められながらも決して感情をむき出しにせず、誠実で誰にも優しく物腰が柔らかく、おまけにイケメン。
こんな田舎でこんないい男に惹かれない女はいないっしょ〜
お陰で島の野郎どもに逆恨みされたりするわけですが・・・・
そんなアウェイな環境での人妻との恋って言うのがまた更に燃えちゃったりするのでしょうね
マベの気持ちがよく分かる・・・・
また、嫌な奴ばかりの島の中でもアントワーヌを仕事仲間として信頼し慕うマベの夫、イヴォンとのやりとりも
緊張感があり、この夫が良い人なだけに余計に切なさが増します。
そして、ラストが何とも良かった・・・・胸にジ〜ンと浸みました。

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時計じかけのオレンジ時計じかけのオレンジ
(2001/08/23)
マルコム・マクドウェル、パトリック・マギー 他

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監督:スタンリー・キューブリック CAST:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー 他

近未来、暴力とSEXに明け暮れていた不良グループのリーダー、アレックス(マルコム・マクダウェル)は、ある日仲間にはめられて殺人容疑で逮捕される。アレックスは早く自由になるために、ある実験の被験者になる・・・

故スタンリー・キューブリック監督による、今尚カリスマ的人気を誇る傑作。
ようやくまともに全編見ましたよ。遅いでしょ〜遅いよねぇ・・・
映画を見るようになってから約30年の間、一度もこの作品ちゃんと見てなかった〜
もちろん知ってましたよ。この作品のことは。
じゃ、何故これまで見なかったかっちゅうと、私の、かなり偏った先入観によるもので。
この作品の存在を知ったのは多分20年ぐらい前。心が今よりヤワヤワで、ピュアピュアだった頃の私。
何故この作品を知ったのかはよく覚えてないけど、とにかくこの映画の一場面を見ることとなり、
嫌悪感を感じた・・・のですよ、確か。
今でも基本的にバイオレンスシーンは好きじゃなくて、どんなにそこに意味があってもリアルな残酷シーンは
作り物と分かっていてもダメだったりして。
こんなだからその頃の私と言ったら、拷問、リンチ、レイプと言った類の場面がある作品に対しての拒絶反応たるや
すごかったのですわ・・・・
もちろん昨今の映画に比べたら、その当時のそう言うシーンは今思えば可愛いもんなんだけど、それでも
その時はとにかくダメだったのですよ
で、この作品の、アレックス達がある家に押し入って、高らかに笑い声を上げながら女性を担ぎ上げた
シーンを見てしまってダメ・・・・この作品に対しての先入観が出来上がってしまったというわけ。
それ以降、片目に付け睫を付けたマルコム・マクダウェルの顔が怖くて仕方なくなってしまったのですね。
で、それから20年が経ち、ようやく封を解いたと言うわけです・・・・はは

で、感想ですが・・・なるほどぉ・・・・
確かに1971年に作られたとは言え35年経った今でも全く違和感を感じないストーリーは面白い
もちろんベトナム戦争まっただ中のその当時の若者の間にも、ドラッグ、暴力、SEXが蔓延し、それらを
皮肉ったものかも知れないけど、とにかく何もどこにも古さを感じさせない。
序盤ではアレックスは諸悪の根元のように見えるも、結局彼をそうしてしまった親、社会、更に彼を
操作する大人達それぞれも皆更に上を行く「悪」であり、最終的にはアレックスに同情や愛着さえ感じてしまい、
時計じかけでは何も解決しないという事を気付かされる。
そして、終始暴力とエロが描かれているようだけれど、ポップでクール、そしてユーモラス。
色彩は鮮やかで、台詞はロシア語と英語のスラングが組み合わされ、音楽はベートーヴェン。
そして、格好いいほど邪悪で、情けないほど哀れなアレックスを圧倒的な演技で魅せるマルコム・マクダウェル。
その全てが強烈で、可笑しくもあり汚らわしい・・・・

この作品は元々1962年に書かれた近未来のディストピア小説だけれども、45年経っている今現在
決してこの内容と遠くない現実があります。
若者の非行、暴力とSEXは、いつの時代も永久に変わることのない社会問題。
だからこそこの作品はいつ見ても新しいのかも知れないけれど、その内容が更にショッキングに色づけられ、
視覚に聴覚に強い刺激を与え、脳内に色濃くその残像を残します。
私的に決して好みの作品ではないけれど、永遠に語り継がれる傑作であると言うことは納得でござる


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komoriuta.jpg
監督:ジュゼッペ・トルナーレ CAST:クセニア・ラパポルト、ミケーレ・プラチド 他

北イタリアの街に異国からやってきたイレーネ(ジュゼッペ・トルナーレ)は、金細工の工房を営むアダルケ家のメイドとなる。そしてその家の4歳の長女に愛情を注ぐ・・・

名作、『ニューシネマパラダイス』ジュゼッペ・トルナーレ監督が描く、凄惨な過去を背負うある女の物語
ある日ある家に何が何でも入り込み、その家のメイドとなった彼女の目的は・・・
何のために来たのか、そして何があったのか・・・

とにかく重い!そして辛い・・・特に女性にとってはキツイ・・・
でも、良く出来た作品でした
主人公の地獄のような過去が時々フラッシュバックとして描かれ、そして目的の分からない彼女からは
目が離せなくて、なんだか不安で怖くて・・・
しかし結局このお話は深い深い愛の物語でもありホロッと来る場面も。

ただ、感動はしたけど涙が出るというものではなかった。
多分、主人公の凄惨な過去の印象が強く残ってしまい、彼女をそうしてしまった人物への怒りの方が
勝ってしまったのかな。
私も女だから、そして母だから、女であることの哀しさを感じてしまったのかもしれません・・・

主人公に扮した女優さんの演技が素晴らしかったです


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transformers.jpg
監督・製作総指揮:マイケル・ベイ 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
CAST:シャイア・ラブーフ 他

STORY:冴えない高校生のサム(シャイア・ラブーフ)は、ある日ボロボロの車を購入しする。その車がある夜突然家から走り出す・・・


梅田で映画見れました
久々の梅田の映画館。懐かしいやら嬉しいやら〜

ところでこの作品、元はアニメなのね。
この手のアニメといえば古くはマジンガーゼットとか、ガンダムとか・・
『トランスフォーマー』なんてのはもちろん知らないんだけど。
でもこういうのが実写となればこりゃすごい
内容はやや突っ込みどころがあると言えばあるけども、とにかくこの映像が見所。
その映像と迫力にすっかり夢中になって、スーパーロボットに愛着がわいちゃいます

とにかく男の子が好きそう〜な映画ですわね

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