Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『味園ユニバース』



刑務所を出所した後に襲われ記憶喪失になった男が、バンドマネージャーの少女と知り合い
歌を通して過去と向き合うお話。

主演は関ジャニの渋谷すばる。
すばるくんの圧倒的な歌唱力、狂気の演技を堪能できる作品。
歌唱力はいわずもがな、謎の多い男の演技もとても良かった。

すばるくんほんと歌上手くて、彼の声は伸びがあって綺麗で、歌唱は
ビブラートが強いのが特徴。
思ったんだけどツェッペリンみたいなHR歌ったらかなりいけるんじゃないかしらん。
そんな事より彼の美しさに改めて気付かされたと言うか、目が凄くいい。
目力が素晴らしい。

記憶喪失の男を通して大阪の優しさと闇が描かれたストーリーはまぁ面白かった。
でもラスト近くになっていきなりつっこみどころが…
そこはファンタジーとして受け止めた方が良いみたいだけどw
しかし大阪舞台の映画ってこう言う感じ多いよなぁ…
ま、しゃあないか…

味園とは大阪千日前にある宴会場でユニバースは同ビル内にあるライブ会場。
私世代の関西人にとったら「みそのーみそのー」のCMでお馴染み。
フレーズ聞いたら胸キュン。
なのでこのタイトルに凄く興味をそそられた訳で、タイトル違ってたら
見て無かったかもしんないな。

『まひるの月を追いかけて』



歴史深い奈良の街を旅しながら3人の男女の真実が明らかにされていく物語。

初めての恩田陸作品。
最近よく聞く作家さんなのであまり何も考えず目に留まった作品を読んでみた。
風景、主人公やその他登場人物の描写などが終始素直に表現されていて頭に
するすると入ってくる。
と言うことで読みやすくはあったけど、内容としては…うーん…

昔から仲が良かった男女の本当の心の中を探っていく旅が描かれてた訳やけど、
登場人物の本当の気持ちが明らかになっていく展開はそれなりに楽しかった。
でも、奈良の街を探索する描写がどうも…
あとでちゃんと帯を見たら、ロードノベルって書いてあるやん!
実はロードもの苦手(^^;

それにやっぱり私はもちょっとドロッとしたのが好きなんだわ結局…
登場人物皆さん綺麗な印象。
そういうのにはどうもいまいち惹かれなくて。
ドロドロ読み過ぎてすっかり毒されたわ笑

恩田陸さんの作品って、人間の深い部分もあっさりと描かれてることが多いと
後で知ったけど、もしかしたら違う作品ならもっと楽しめるかもしれない。
今度はもうちょっとちゃんと調べてまた恩田陸作品読んでみよう。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』



全てが無くなり荒廃した世界で生き残ろうとする人達、と言うか化け物みたいになった
人達もいっぱいやけど、そんな中での主人公イモータンジョーのサバイバル活劇。
彼と共に戦うのがシャーリーズ・セロン扮する女戦士でめっちゃかっこよかった。

マッドマックスと言えばど派手なカーチェイスを含めたアクション、
とにかく漫画の世界そのものでえげつない迫力に引き込まれる。
しかしもしかしてマッドマックスシリーズこれが初見なんだな。
友人がめちゃくちゃ好きで色々聞かされ続けてはいたけど。

とにかくぐいぐい引き込まれ夢中になって気が付くと何だか体が熱かったけど、
翌日体調崩したのは関係ないと思います(-_-;)

『もらとりあむタマ子』


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(2014/06/25)
前田敦子、康すおん 他

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プーの娘が実家でだらだらしてる話。

大センターの前田敦子が脱アイドルを見せた作品。
ゆっるーい作品でゆるく面白かった。

前田敦子の程良いブス具合が非リアでグダグダな娘にピッタリだし演技も良し、
脇の役者さんも良い。
特に写真屋の息子が良かったな。
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『マン・オブ・スティール』


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(2014/10/08)
ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス 他

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人気のヒーロー、スーパーマンの誕生から地球での奮闘を描いた作品。

スーパーマンと言えば私が映画好きになったきっかけの映画。
だからちょいと思い入れが強い。
初代スーパのクリストファーリーブさん亡き後作られた『スーパーマンリターンず』も
当然観ました。

そして本作品は、製作・原案クリストファーノーラン、監督ザックスナイダーって事で
また違った視点から描かれたなかなか斬新なスーパーマン。
クリプトン星の世界観なども新鮮でこれはこれで面白いと思った。
映像的にはスターウォーズやらエイリアン思い出しちゃったけど。

しかしまぁ戦闘シーンの街の破壊っぷり…グチャグチャ過ぎて思わずワロてもた。
アベンジャーズの街破壊も壮絶やったけどこの作品もおいおいどんだけビル壊すんや―!ってw 
CGで何でも出来ちゃうとは言えそんな壊したいんかぁーって突っ込み入れそうになった。
そんな破壊シーン満載の中でもロイスとのロマンスは不可避なのねw
そこは結構無理な流れやったように思うけど。

主演のヘンリーカヴィルさんはスーパーマンに必要な要素を揃えられてたと思う。
美しくてマッチョで彫刻みたい。
これまでのスーパーマンより濃いけど。

どうしてもスーパーマンと言えばやっぱり音楽はジョン・ウィリアムズが聴きたいし、
ラストはつい宇宙遊泳中のスーパーマンのにっこりカメラ目線を待ってしまう。
それが期待できないので、私の中では本作品はスーパーマンとはもう
別のヒーロー映画やなぁ…
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『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』

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(2014/03/04)
メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント 他

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英国初の女性首相となったサッチャーの半生を描いた作品。
実在の人物が描かれる作品って結構当たり外れがあって、映画になる程に劇的な人生でありながら
それを映像にして伝える事の難しさを感じる事も多い。
だから役者の演技次第だったりする。

しかしそこはさすがのメリル・ストリープさんなので間違いなし。
素晴らしかった。
作品全体としても長過ぎくなくサクッと描かれていたので退屈しなかったし。

国のトップに立つ者は何かを成し遂げる為に時には独裁的にもなり、
増してそれが女となれば何よりも硬い鉄とならざるを得ない。
女としてより政治家として生きたサッチャーが、政界を退いた後、亡き夫の幻影と共に
首相時代を振り返る形で物語は進められて行く。

改めてフォークランド紛争時のサッチャーは凄まじいと思う。
「人命に代えてでも領土を守らなければならない」と軍を出動させて結果勝利、
国民と議会の信用を得るに至る。
まるでスペイン無敵艦隊を撃破したエリザベス1世のごたるやね。

我が国も領土問題に揺れるただ中ですけども… 
ただ、彼女の強い決断の裏には、女だからと舐められてはいけない…と言う部分が
あるのかもしれないとも思った。

『メメント』

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(2006/06/23)
ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス 他

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妻が殺害されたショックで記憶を短時間しか保てない男が真犯人を探す物語。

面白いと知りつつこれまで何故かスルー。
やっぱオモロかった。さすがノーラン監督。
観ていく内にこっちもちょっと前の事忘れそうになったりしてwもう一回観たくなる作品。

『マリリン7日間の恋』

マリリン 7日間の恋 [DVD]マリリン 7日間の恋 [DVD]
(2012/08/03)
ミシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー 他

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1956年、ローレンス・オリビエ監督「王子と踊子」の撮影の間のマリリンと、
第3助監督との秘めた恋の話。

マリリン大好きな私にとってはとても良かった。
マリリンの当時のギリギリな感じ、そして彼女が何故あんなに多くの人を魅了したのかが
良く分かる作品。

当時スクリーンで輝いてたマリリン。
しかし彼女は共演者やスタッフから二度と一緒に仕事をしたくないと言われていた。
何故そう言われていたのか、それもこの作品で良く分かった。
ほんとに脆い…脆過ぎる… 
そんな彼女が「王子と踊子」撮影中に心を許したのは、純粋な若い青年。

この作品を見ると、やはりマリリンは小悪魔…いや天使…男を翻弄したと言うのも納得。
輝く程美しく妖しく、そして繊細で少女の様にあどけない。
常に愛に飢えているマリリンは、ああして愛を求めては孤独に陥ってたんやな…
親の愛を知らず育ち、だからいつも愛を求めて傷ついて…

マリリン・モンローはスクリーンの中では天性の演技力を発揮する天才…
でもやっぱり彼女はハリウッドで生きていくには繊細過ぎた。

「すべてが天性だけですばらしい演技をしながら、自分はそれに気が付いていない。
 だからあれほどの芝居ができるし、あれほど不幸でもあるのだ。」
マリリンの事を語ったローレンス・オリビエのこの台詞に泣けた…

今頃マリリンが望んだように、普通の女の子に生まれ変わってるかな…そう思いたい。




『マイティー・ソー』

マイティ・ソー [DVD]マイティ・ソー [DVD]
(2011/10/21)
クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン 他

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神の国アスガルドの王の息子、ソーが、その傲慢さ故に地球に追放される…
神話とヒーローを融合させたアメコミの実写化。

アメコミもの好きやしね、一応見とかないと。
まぁまぁ、何も考えずに見れてフツーにおもろかった。
ソーのキャラも立ってたし。好みちゃうけどw

映像は素晴らしいけど、でもちょっと全体的に雑な感じがしたな。
で、こう言う作品にAホプキンスとかナタリーポートマンとかSスカルスガルドとか
出はるんやねぇ…と思ったら監督がケネスブラナーやからか…分からんけどw 

虹の橋がマリオカートのレインボーロードみたいやった。


『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』

ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]
(2012/02/03)
ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス 他

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デビッド・フィンチャーによってリメイクされた『ドラゴン・タトゥーの女』のオリジナル。
雑誌「ミレニアム」のジャーナリスト、ミカエルがある資産家に40年前に失踪した少女の
捜査を依頼され、有能なハッカーのリスベットと共にその謎を追う。

面白かった。
噂に聞いていた通り、リスベットいいね~良いキャラ。
めちゃくちゃ強くてそしてガラスのように繊細。
謎めいていて背中にはドラゴンのタトゥー。
ユニセックスでパンクなビジュアルやけど、凄く魅力的な女性キャラだわ。
めっちゃ強いのに時々窺える脆さが何とも良い。
哀愁漂うミカエルも素敵ですがw 

ストーリーも面白い。最後まで飽きることなく見入った。
デビッド・フィンチャー版がどんなんか分からんけど、レンタル出たら見てみよう。
「移民の歌」も聞きたいし(^^;)

『マネーボール』

マネーボール [DVD]マネーボール [DVD]
(2012/03/21)
ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル 他

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資金潤沢な球団に主力が出ていった弱小球団アスレチックス。
資金の少ないチームをいかに強くしていくのか、GMのビリー・ビーンが
「マネーボール理論」を導入する。

言わずもがな面白い!映画としても、そして勿論野球ファンとしてもめちゃくちゃ楽しめる。

GMって監督と同様、いやそれ以上の力を持ってチームの未来を左右する。
この作品見てると、監督って何?って思ってしまうw 
選手起用、意識、全てをGMが指示している。
NPBではGMのいる球団でもやっぱりまだ全然、現場に関しては監督に任されてると思うけど
どうなんだろ。

メジャーでプレーしたい…アメリカのグラウンドでプレーしたいと夢見る選手を
応援してるのもあり、この作品は色々と思うところがあった。
まぁ分かってはいた事だけど、そう言う選手の夢はさておき、やはりメジャーリーグは
ドライな戦場…選手はあくまでも「商品」に過ぎない。
でもGMはチームを強く愛している。
だからチームを勝たせる為に、彼は熱い。
しかし一方で、トレード期限ぎりぎりまで自チームのどの選手と他球団の誰を交換するのか、
あるいは買うのか、誰を解雇するのかと言う駆け引きを繰り返し判断を下すと言う冷徹な
務めもこなさなければならない。

主演のブラピは最高っす。渋いしカッコイイし。
シーモアホフマンが監督役って言うのはちょっと勿体無かったかな… 

「人は野球に夢を見る」…ドライな世界のGMも、そしてチームを応援するファンもみんな同様に、
グラウンドに夢を見続ける。
改めて、野球って深くて面白いって痛感♥

  

『ミルク』

milkmilk.jpg

監督:ガス・ヴァン・サント CAST:ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ 他
第81回アカデミー賞主演男優賞、脚本賞受賞

1972年、アメリカ。保険業界で働きながら40歳まで同性愛者であることを隠して生きていたハーヴェイ・ミルク(ショーン・ペン)は、スコット(ジェームズ・フランコ)と出会い恋に落ち、同性愛者として堂々と生きていくことを決意。2人は新天地を求めサンフランシスコに移り住み、差別されないように新しい商工会を結成する・・・

ハーヴェイ・ミルクって人、結構有名な人なのね・・・知らなかったけど。
harveymilk.jpgこの人
同性愛者として、初めて公職に就いた人。
同性愛者、その他のマイノリティーの人達の正当な権利を得るために立ち上がった人。
そんな彼がカミングアウトし、凶弾に倒れるまでを描いたこの作品、とても良かった~

実在の人物を題材にした映画って好き
でも、作品によってはただ淡々とその人が何をしてきたのかが描かれていたりして、時々退屈だったりする。
この作品は2時間を超える上映時間だけど、全く飽きなくて、最後まで興味深く見れた~
それはやはり、オスカーも獲ったショーン・ペンの演技と優れた脚本に寄るところが大きいんだろな・・・

同性愛の人達が今よりもっともっと差別されていた当時、カミングアウトなんてとんでもないことだったはず。
カミングアウトしようものなら、会社を解雇され、世間から白い目で見られ、挙げ句の果ては精神病院へ
送られ兼ねない。
しかし彼らは自らを偽りながら生きることに苦しみ藻掻き、そんな彼らに希望を与えてくれたのが、
ハーヴェイ・ミルク。
命の危険を感じながらも、自らと同じ苦しみを味わう人達のために戦ったミルク。
彼のその勇敢で温かい人柄は、ショーン・ペンのさすがの名演からヒシヒシと伝わってくる。

しかしまぁ、ショーン・ペンってほんと凄い!素晴らしい役者さんや~
ほんと色んな役に染まり、この度もガッツリとのっけからゲイという難しいキャラクターになりきってた。
で、彼のお相手に、久々のジェームズ・フランコ 
久しぶりにフランコ君のちゃんとした演技見れたわ~
ショーン・ペンと恋人なので・・・
James-in-Milk-james-franco-4537593-704-384.jpgこんな場面も勿論ありで、、、
おっと・・・ってところですが、でもこの作品のフランコ君、ミルクに影響を与え支える恋人として、良い役どころ
でした

何でも最初に行動を起こすのは、恐ろしく、そして受け入れられない。
でも、その最初の一歩が本当に正しい一歩であれば、いつしか大きな大きな波になる。
ハーヴェイ・ミルクの最初の一歩は、同性愛者に限らず、世間の片隅で差別を受けるあらゆる人々が、
人として正々堂々と生きるべき!誰もが同じ権利を保持して生きるべき!と公言できるようになった、
大きな大きな価値ある一歩。
残念ながらその一歩がこれから・・・という時に凶弾に倒れたミルクだけど、「命を懸けた」彼のムーブメントは、
その後も多くの人々から支持され、その遺志は、オスカーを獲ったこの作品の脚本家のダスティン・ランス・ブラックや
監督のガス・ヴァン・サント、作品に関わった全ての人に確実に受け継がれている・・・
オスカー受賞の際に感動的なスピーチをした、ダスティン・ランス・ブラックやショーン・ペンの熱い熱い思いが
伝わる、心を動かされる素晴らしい作品でしたグー!


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