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『私の男』



桜庭一樹著同名小説の映画化。
津波被害で家族を失った少女と彼女を娘として育てる男との歪んだ関係の物語。

原作ファンがこの作品見たらおそらくがっかりでしょう。
私もがっかり。
原作とは別物と思って見ようにも、腹立つぐらい違う。
私は原作の大ファンなのでほんと残念(´・_・`)

映画を忠実に原作通り描く必要は無いと思うけど、世界観を壊されるとやはり辛い。
だから原作は読まない方が良いんだろうけど、原作を知ってて映画を見た作品で
ここまでのがっかりはあまり記憶に無い。
主人公の親子それぞれなんか違う、見せ方が安っぽいなどなど色々不満。

二階堂ふみちゃんは上手いけど、この物語の娘はあんな色っぽい必要は無い。
ラストの言葉を聞こえないようにした演出も意味不明。そんな演出すべき台詞か?
でもこの映画を作った人はそう捉えたんだろな。
血の雨の中での絡みシーンは「エンゼルハート」にもよく似たシーンがあるのね。
あのシーンで完全に萎えた…

『ONCE ダブリンの街角で』

ONCE ダブリンの街角で デラックス版ONCE ダブリンの街角で デラックス版
(2008/05/23)
グレン・ハンサードマルケタ・イルグロヴァ

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監督:ジョン・カーニー CAST:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ 他
アカデミー賞 歌曲賞受賞

ダブリンの街角で歌を歌っていた男(グレン・ハンサード)は、ある日ある女性(マルケタ・イルグロヴァ)に出会う。チェコから来たその女性はピアノが弾けると言うことで、ある日二人は男が作った歌を共に演奏してみる・・・

評判通りとても素敵な作品だった。主人公の純粋な思いと素晴らしい音楽に打たれました。

物語は寒々としたダブリンの街角で出会った二人の男女のお話。
男は恋人と別れ父親と二人で細々と暮らし、女は娘と母親と共にチェコからやって来た移民。
決して幸せとは言えない彼らは音楽を通じて友情を深めていき、そしていつしかそこには希望の光が射してくる・・・

登場人物は皆あまり有名じゃない人達で、映像もドキュメンタリー風。
そういう自然な感じも寧ろリアルで良かった。
そして何より音楽が素晴らしい~
アカデミー賞も受賞しサントラも大ヒットしたらしいけど、納得。
とにかく作品中に出てくる歌、どれもとても良い
失恋の歌だったりしてちょっと暗いんだけど、どの歌もいちいち胸に響くやないかぁ~
「Falling Slowly」なんていつ思い出しても確実に胸がキュンとなる。
でも私は女性の歌も好きだったな。ああいう女性ボーカル大好き
彼女の哀しげで透明感溢れた声は、本当に心を揺さぶります。

見てる者からすればお決まりのハッピーエンドを願うところだけど、そう言う形の結末じゃなかったと言うのも
この作品の魅力でしょう。
結局はハッピーエンドなんだけど、ああいう終わり方って心に残る。
でも彼らは共に音楽を演奏していた時、その時は誰よりも心を通わせ二人でこの上ない幸せを共有したはず・・・
それで良かったんだね・・・・

「Falling Slowly」



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