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映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『怒り』



『悪人』に続き吉田修一原作の作品を李相日が監督した作品。

「怒り」という血文字が書かれた殺人現場から逃走した真犯人を、
三つの場所それぞれで繰り広げられる人間模様から追っていく話。

「悪人」も多分原作読んでから映画見て、本作品も原作から映画見て。
原作読んでから映画見るとやっぱりどうしても、原作が面白ければ面白いほど
がっかりさせられることが多く。
余程違った角度から余程面白く作られてる場合を除いて。
で、「悪人」は原作も良くて、映画も良くて、珍しくどちらも大好きなのですけども、
本作品に関しては、原作の方がいいかなぁ私は。
と言うのもやはり、一言で言って真犯人知っちゃってるから^^;
これはかなり大きいかな。
「悪人」に比べたら物語の複雑さも影響してるのかもしれないけど、多分結末知って
しまってるって部分がどうしてもね。

でも、色んな場面で色んな人が登場して色んなドラマが描かれててちょっとごちゃついてるはずの
物語を分かりやすく、そして真犯人か?と疑わしきキーになる3人の姿を絶妙に描いてる辺り
さすが李監督。
キーになる3人は、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛なんだけども、確かに彼ら似てなくも
ないのよね。
途中モンタージュみたいなのとか出てくるけどそれも分かるような分からないような感じで。
原作知らなかったら、誰だろ?誰だろ???って面白かったかな。
いや、途中で分かっちゃったかな。

役者は言わずもがな名優揃いなので文句なく。
愛する人を信じることが出来るのか試される苦悩、やり場の無い怒り、憤懣を沸々と
煮えたぎらせた人間の狂気などを名優達が迫真の演技で魅せてくれて心打たれました。
今大人気の広瀬すずちゃんの演技を初めてまともに見たけど、彼女が魅力的なのが
よく分かった。

『AMY エイミー』



2011年に27歳の若さで急逝したイギリスのシンガー、エイミー・ワインハウスの生前の姿を
追ったドキュメンタリー。
第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作品。

エイミー・ワインハウスとは…
イギリスの女性シンガーソングライター。ジャンルで言えば主にジャズ。
セカンドアルバムの「バック・トゥ・ブラック」は全世界で1200万枚以上を売り上げ、
第50回グラミー賞では5部門を受賞するなど、イギリスを代表するアーティストとなった。
そんな素晴らしい栄光を手にした彼女は、まだまだこれからと言う時に27歳の若さで急逝。
本作は、そんな彼女のデビュー前からスターになるまで、そして何故こんなに早く
逝ってしまったのかまでが、残されている生前の多くの映像によって描かれている。

私が彼女を知ったのは大ヒットした「Rehab」と言う曲で。
ハスキーな声と独特な歌唱、楽曲に一気に引き付けられ、彼女が並々ならぬ才能を持った
非凡なアーティストだという事はすぐに分かった。
また凄いアーティストがイギリスから出てきたのね~と思いましたよ。
が一方で、ネットに上げられる彼女のプライベートの画像と言えば、髪の毛も服装もメイクも
めちゃくちゃな様子で、その荒んだ私生活も目立っていた。
栄光を手にして潰れるアーティストはこれまでも多くいたけど、今の時代でもやっぱり
いるんだな… そう思いました。

そんな彼女のデビュー前、直後の、まだ純粋に音楽に夢中だった映像を初めて本作品で
見たのだけど、まるで自身の末路を予想していたかのように、いつかこう言うドキュメンタリー
作品を作るのを想定していたかのように、多くの鮮明な映像が残っていて、殆ど彼女の友人が
撮ったものだけど、何と言うか、時代だなーと言うか、何でもすぐに簡単に誰でも映像を収められる
時代ならではだなって言うのが最初に思ったこと。
そして改めて、彼女が急逝したことが本当に残念だと、何故自分の才能を信じ、もっともっと、
デビュー当時抱いていた音楽への純粋な気持ち、熱意を信じ、健康的な生活を取り戻して
くれなかったのかと言う気持ちが沸き上がった。
売れてからの彼女しか知らなかったけど、等身大のストレートな詞をムーディでJAZZYな
リズムに乗せてエレキを爪弾きながら歌うデビュー当時の彼女は本当にかっこよくて、
感動してしまったほど。
こう言う歌をこれからも聴かせてほしかった、こう言う姿をこれからも見せてほしかった
とつくづく。

歌は抜群に上手いし曲を作る才能もある。
が、その破天荒で繊細な性格が音楽人生の邪魔をした…
前述したように、これまでも多くのアーティストが栄光を手にしながら薬や酒に溺れ、
若くして命を落としている。
まぁ言わば、彼女もその類の人達のうちの一人となってしまったんだけど、それまでも
多くそういう例があるのに未だにこうなってしまうアーティストがいることが、本当に本当に
残念でならない。
ジャニス・ジョップリン、ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンetc...
いずれもその後生きていればどれだけ素晴らしい作品を生み出してくれたかと言う人達で、
彼らの急逝は音楽界にとって多大な損失。
そしてエイミー・ワインハウスも間違いなくその一人。
なんで…なんでそんなに自分を追い込むの…

大好きな音楽で認められて注目されて、大金が手に入って訳の分からない人間が近寄ってきて、
家を出ればパパラッチに追いかけられプライベートがほぼ無い状態になる。
人としての自分を見失いそうになるのは、おそらく今活躍してる有名人の皆が経験してる
ことでしょう。
そんな、栄光が生む混沌の中で生きていく中でどのようにして心も体も健全に保つのか、
自分自身を見失わずに暮らすのか、著名人皆さんそれぞれがそれぞれに試行錯誤してると思う。
エイミーにも、迷い、苦しみながらも、強くなってほしかった。

エイミーは、子供の頃に父親が家を出ている影響からからおそらく極度のファザコンで、
繊細な性格はその辺に起因しているのかもしれなくて、その為か異性関係も激しく、
飲酒も早い頃から習慣になっていて、暴飲暴食によって太っては食べて吐くを繰り返すようになり、
それらの生活習慣が彼女の体を蝕んでいったらしく。
そして何より一番の影響は、彼女の夫となった人物。
この男が薬の常用者で、彼の愛が欲しい故にエイミーも一時期薬を使い、それもまた、
間違いなく彼女の体を弱めていったのでしょう。

グラミーを獲った時彼女の夫は牢獄にいて、エイミーは栄光を手にしながらも、彼とドラッグが
無いなんてつまらない…と言い放ったほど、彼女にとっては音楽より夫と薬、と言う時期が
あった訳で、どんなに才能があっても、歌が上手くても、そういう人生を送ってしまうのなら
破滅は避けられないのかな…と。
ほんとに残念だけど…。

本当に濃く、短い人生だったと思うけど、彼女自身はどう感じてるのかしらね…。
今となってはそれを聴くことはできないけど、早く逝ってしまった多くのアーティスト同様、
エイミー・ワインハウスの作品も後世に、永遠に残る。
これからも機会があれば彼女の声を聴いていこうと思います。

『イニシエーション・ラブ』



乾くるみ著のベストセラー小説の映画化。
80年代後半、当時ヒットした曲が流れる中描かれる若い男女の恋愛劇…
だけど単なるラブストーリーでは無く、大きな謎が隠されたお話。

原作ファンの私はこの作品がどの様に映像化されて観客を騙すのかだけに興味があって観た。

で、なるほどそう来ましたかと。
ちょこちょこっと原作を変えて観客を騙そうと。
んーでもちと無理があったかもw
それと、ラストは要らんでしょ。
原作のラストで私は??になってネタばれ調べてからほおおおとなったんだもん。
映画ではご親切に謎解き全部しちゃって。
わざわざ時系列遡って、それはやり過ぎ。
それと登場人物の絡ませ方も。

原作同様、映画観た人が映画館出た後に、あれってどういうこと?ああそうか!って
わいわい話すのも映画の楽しみなんやで!って、ラストまでに色々見えちゃって
謎解きするまでも無かったかもやけどな(^-^;
どっちにしても、ラストまでに謎が分かっても原作知らない方が楽しめるでしょう。

主人公の前田敦子がなかなかいい。
彼女深夜ドラマでも良かったけど、男に翻弄される役上手いわね。
可愛過ぎず不細工過ぎず、どこか儚げでメンヘラチックで。

『愛の渦』



乱交パーティを主催する風俗店に集まった男女8人の1夜の人間模様を描いた作品。

知らない人とその夜限りの関係を持つ為に集まった男と女、その欲望、行為を通して
赤裸々にされるそれぞれの人間ドラマが面白い。
もっと暗い話かと思ったけど予想以上にコメディだった。

とにかく役者さんがみんな凄い。
皆さんベッドシーンがメインだし、主演に近い役だった門脇麦ちゃんもその他の女優さんも
素晴らしい脱ぎっぷり。
三津谷葉子だけ上手いこと見えなくて、おいおいあんたが一番脱ぎそうなのにと
ちょっとイラっとした^^;

とにかく門脇麦は凄い!と再確認した作品でした。

『アナと雪の女王』



アカデミー賞長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞したディズニーアニメ。
ある国の王家の姉妹、周りを冬に変えてしまう力を持った姉エルサと、そんな姉を救う
妹アナの愛と冒険のお話。

歌は素晴らしいし物語も面白い。
愛があれば分厚い氷も溶けると言う暖かいお話。

ディズニーアニメめっちゃ好きって訳でも無いけどまぁ普通に楽しめた。
オラフが可愛過ぎ、いい子過ぎ、おもろ過ぎ。
コンタックのキャラクター思い出してしまったw

『海を感じる時』



高校時代好きになった先輩への思いを断ち切れない女の話。

この作品、映画としての評価とか良く知らないんだけど、私は嫌いじゃないなぁ。
主人公が惚れ込む男性に出会うのは高校の時で、その時からずっとその男性を追うんだけど、
プラトニックでは無く肉欲に溺れる話なのね。

この高校の先輩ってのが罪な奴で、主人公の女の子を溺れさせちゃう。
まだ高校生やのに。あ、高校生やからか?w 
とにかくこの先輩、1回遊んで終わりにしようとしたけど主人公のJKが追っかける追っかける。
演じるのが市川由衣だから可愛いけど、はっきり言ってストーカー。

母親に反発して家出してまで男追って、とにかく一方通行でも抱かれれば良くて、
その為にストーカーまがいに追いかけて、でも最終的に男ゲット出来て、
いざそうなると虚しさに気付く…って感じ。
ちょっと違うけど、「ナインハーフ」思い出してしまった。

古臭い台詞、静かな展開、私はどれも嫌じゃ無かったな。
市原由衣の体当たり主演はどうかと思ったけど、決していやらしくなかったしなかなか良かった。
一人の男が好きで仕方なくて、抱かれれば幸せだけどいつもどこか哀しげで冷めてて、
そう言う繊細な演技、結構良かったと思います。

『アデル、ブルーは熱い色』



カンヌ映画祭史上初、作品、監督、主演女優二人にパルムドールが授与された作品。
アデルとエマ、美しい二人の女性の愛憎劇をアデルの視点から描いた作品。

久々のフランス映画で久々にザ・フランス映画って感じ。
エロくてアンニュイ、主人公髪ばっさばさやけどお洒落、登場人物皆煙草スパスパポイポイ。
凄く長い作品やけど、wowowで見たからもっとエロいシーンはカットされてる模様。
でも、そのエロシーンこそこの作品の肝なんちゃうのかな。

カットされてても内容は伝わるけど、女性同士の生々しい絡みが話題になったみたいやし、
そう言うシーンでの主演女優達の体当たり演技やリアルな感情表現が見所の作品だと思うので
ちょっと残念。
日本の映画館で観た方曰く、どっちにしてもボカシだらけやったらしいけど^^;

撮り方が独特で登場人物の顔面アップが多く、ドキュメンタリーの様に演者の演技が自然。
実際かなりアドリブを求めた演出だったらしいし、特に主演の子は大変だったでしょう。

とにかく主演女優二人が素晴らしい。
絡みシーンも凄いけど、喧嘩と再会のシーンは素晴らし過ぎて震えた。
そのシーンもね、エグイ絡みがあってこそ、心だけでなく体も激しく求め合った二人って言う事が
表現されてこそ生きるシーンなんだよなぁ…
でもさすがにテレビで○○は無理か…

あと印象的なのは、アデルが高校で同性愛がバレそうになって友人ともめたり、
その後社会人になっても隠そうとしたこと。
フランスとか、同性愛に対してもっと寛容かと思ったんやけど違うのね。
何だかんだ言ってやっぱり差別がきついんだなって思いました。

『XMEN:フューチャー&パスト』



ミュータント絶滅の危機を回避する為にウルヴァリンが過去に送られ戦いが繰り広げられる。

いつの間にこうなったの?XMENシリーズどっかで飛ばした??って思ったぐらい前回見た時より
未来になってて、ミュータントヤバくて最初はちょっと戸惑った。

でもなんだかんだ、やっぱり好きやなぁXMEN。
過去のマグニートえげつないし、マカヴォイ可愛いし♥
ストーリーはさておき結局楽しめてしまう。
懐かしいミュータントも登場でラストはほっこり。
過去のXMEN見てないと楽しめない作品かな。

『アメイジング・スパイダーマン2』



サムライミ版信者ですが1に続き一応。
内容はいつも通り、普通の人間が何らかの原因で怪物になって、そいつと
スパイダーマンの決闘。

とにかく格闘シーンの映像が凄い。
電気男になったジェイミーフォックスとの格闘シーンは見応え充分。
街は破壊されまくりですけどw

そして親友で敵のハリー登場やけど、サムライミ版のフランコさんとは全然違った
キャラで随分神経質そうな男。
なんかブライアンジョーンズに似てるやないかw

でもこのマークウェブ版はよりダークやもんね。
闇を抱えたハリーって事でなかなか良かったと思う。

『アベンジャーズ』


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神々の国アスガルドのソーの弟、ロキによる地球侵略に対抗すべく編成されたチーム
「アベンジャーズ」の奮闘を描いた作品。
アベンジャーズとはソー、ハルク、キャプテンアメリカ、アイアンマン、ホークアイ、
ブラックウィドウなどMARVELコミックのスター達によるチーム。

簡単に言えばMARVELのお祭り映画って事ですかね。
だからMARVELファン、ある程度キャラの背景知ってる方が楽しめるかな。
んで見てて思ったのは、結局アベンジャーズの中ではハルクが一番強いって事?(笑)
アイアンマンも強かったけど、ハルクすげーって改めて思ったw
でもやっぱスーパーマンが一番強いやろうなって思ってしまったけど
スーパーマンはMARVELちゃうのよね^^;

あとやっぱりこの手の作品は大画面が良いんでしょう。
とりあえず、スタン・リーおじさんのお元気そうな姿が見れて良かった(^^)

『悪の教典』

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伊藤英明、二階堂ふみ 他

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貴志祐介著サイコホラーの映画化。
生徒にも教師にも人気のある教師が実はサイコキラーだったと言うお話。

ハッキリ言ってこの映画だけではつまらん。
ので、この映画の前にBeeTVで放送されたらしい序章を見てから見た方が良さそう。
レンタルで見れば良いんだろうけど。

映画だけでは主人公のサイコ野郎ハスミンの色っぽい裸と殺人ショーが繰り広げられるだけで
なんのこっちゃって感じ。
なので序章で詳細に描かれているっぽいハスミンの学校での様子、いずれハスミンのターゲットに
される人物の伏線などを見ておいた方が映画もより楽しめるんでしょう。

監督の三池さんが惚れ込んだサイコキラーのハスミン、一見爽やかで、そしてSEXYで恐ろしい男…
伊藤英明はそりゃ美しいですよ。
海猿で鍛えた体を存分に披露してくれてて眼福。
でもやっぱり殺戮シーンは私はキツイな。
誰かみたいに偉そうに批判はしないけど。

『アメージングスパイダーマン』

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(2013/04/24)
アンドリュー・ガーフィールド

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アメコミ好き、スパイダーマン好きとしては観ておかんとって事で。
でもま、サム・ライミ版の方が面白いのは当然で。
退屈はしなかったけど、観ながらどうしても比べてしまうし、結局トビースパイダーマンが
一層恋しくなってしまったw

主人公のピーターパーカーが逞しい蜘蛛男になっていく過程とか断然サムライミ版の方が面白かったし、
主人公役もやっぱりアンドリューガーフィールドよりトビーの方が良いなぁって思ったり。
ヒロインがキルスティンダンスとじゃないのが良かったぐらいかな^^;