2008.06.15
『JUNO/ジュノ』

CAST:エレン・ペイジ、マイケル・セラ 他
16歳のジュノ(エレン・ペイジ)は、親友のブリーカー(マイケル・セラ)と興味本位でセックスし、妊娠してしまう。困ったジュノは友人に手伝って貰いながら、ある理想的な幸せそうな夫婦への養子縁組を決意し、彼女達と会うことに・・・期待通り良かった〜
出ました!星5つ
こういうの好き
笑って泣けました〜16歳の妊娠という、日本のドラマならちょっとシリアスになりそうなテーマながら、ちょっと風変わりで皮肉屋の
ジュノや、ジュノのボーイフレンドのブリーカー、ジュノの家族や友達がすごく魅力的なキャラで、そしてエレン・ペイジ
の素晴らしい演技と明るく可愛い脚色や音楽で、小気味良くテンポ良く楽しく見れました。
ヤりたかったからヤったら赤ちゃんができた・・・
興味本位での軽い遊びのつもりのセックスだけど、招く結果は重大。
若者なら誰もがはまりそうな落とし穴に、ジュノははまってしまいます。
人間って言うのは哺乳動物の中でもめんどくさい生き物で・・・・
体は親になれるぐらい成熟してても、心や頭はある程度年を経て経験を積まないと親になりきれなかったりする。
ま、どんなに年をとってても親になれなかったり、逆にどんなに若くても立派に親になってる人もいますが。
ジュノも親になることを考えられず、幸せそうなある夫婦への養子縁組を決意。
そして、大きくなっていくお腹・・・・周りの目・・・彼氏との関係・・・里親の事情・・・
いつしかお腹の子供に愛情がわき、子供の将来を真剣に考えるようになる・・・・
それが親になるって事でしょうけど。
とにかく、そんなジュノを受け入れ、見守り、応援する友達や家族が素晴らしい

両親のジュノへの強い愛はほんと泣ける。
私だったら絶対ああはなれない・・・16歳の娘が妊娠なんて、考えただけでゾッとします

そしてジュノのボーイフレンドのブリーカーが、これまた良いわ〜
ヌボーッとしてて、でもジュノのことはいつもちゃんと考えてて、とても女の子を妊娠させるようには見えない。
でもそれがこの物語のいいところ。
あの子がイケメンだったらこの話、つまらなくなるでしょう。
口達者なジュノと彼とのやりとりは、微笑ましくてほんとに良い感じです

主演のエレン・ペイジの演技は言うまでもなく素晴らしい

っていうか、この役、彼女以外には考えにくい。
余り可愛くなくてちょっと小生意気で・・・・
この女優さん既に評価されてるけど、この先大女優になる臭いがプンプンしますわね

妊娠して、混乱して、色々なことを学び何が一番大切かに気付くジュノ。
彼女が全てを成し遂げたときは涙が止まりませんでした・・・
決して良いことをしたわけではないけど、「妊娠する」事の重みを学んだはず・・・
暗くなく、終始ポップで爽やかなジュノの成長物語でした。・・・でも絶対ゴムは付けなきゃダメ・・・
non的お気に入り度:





2008.05.13
『酒井家のしあわせ』
![]() | 酒井家のしあわせ (2007/07/06) ユースケ・サンタマリア、友近 他 商品詳細を見る |
監督:呉美保 CAST:友近、ユースケ・サンタマリア、森田直幸 他
三重県の田舎町に暮らす酒井一家は一見平凡な4人家族だが、長男の次雄(森田直幸)は母、照美(友近)の死に別れた前夫の連れ子で、父の正和(ユースケ・サンタマリア)とは血の繋がらない親子だった。中学生になった次雄は、そんな家族をうっとうしく思っていた。そんなある日正和は突然、好きな人が出来たと家を出る・・・BSにて鑑賞。
とても良かった。家族であることの難しさ、暖かさ、滑稽さをしみじみと感じる作品。
また関西に帰りたくなった・・・

友近とユースケ・サンタマリアの夫婦って言うだけで笑える話かと思ったらそうでも無くて、結構色々ある
家族の話。
友近扮する母、照美は前の夫と死に別れていて、長男の次雄はその夫の連れ子。
そう言うこともあり、中学生という多感な年頃と言うこともあって次雄は親や家族をうっとうしく思っている。
とにかく殆ど話さない。この長男が。
でもきっとこの年頃の男の子ってだいたいこんな感じでしょう。
何考えてるか分からないし、でも誰よりも何か考えてて。
家族のこと、女の子のこと、親友のこと・・・みんな好きなんだけど、みんなウザくなったり。
で、その思いをどう表現して良いか分からず悶々として。
次雄を見ていると難しい年頃の男の子の様子が、イライラするぐらい伝わってきます。
そしてそんな次雄が自分を産んだ母に、そして血の繋がらない父に感情をむき出しにする場面には、涙を
流さずにおれない。
誰よりも家族を疎ましく思っているはずなのに、誰よりも家族の愛を欲している小さな心に胸打たれます・・・・
それに友近の演じる母親が凄く良かったぁ

私は友近が好きです。芸人としてかなり好き。芸達者だしわざとらしくないし。
彼女は元々演じることが芸なので、役者やらせても上手いに決まってるって分かってたけど、やっぱり
良かった〜。
演技だけじゃなく、あの体型とか妙にリアル。他人とは思えないのよね・・・

訳分からない息子とのやり取りとか夫婦間での微妙な会話とか、とっても自然。
さすが友近さんです。
家族って、人間って、いとも哀しくて情けなくて・・・そして可笑しい・・・
ショボくて笑える・・・それが人生。
どんなに辛くても嫌なことがあっても愛する人と笑い飛ばせれば、それで全てOKです。
non的お気に入り度:




2008.04.29
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

アカデミー賞主演男優賞 他受賞
石油ブームに沸く20世紀初頭のアメリカ。ダニエル(ダニエル・デイ・ルイス)は息子のH.W(ディロン・フレイジャー)と共に石油採掘事業を展開していた。ある日ダニエルは、ポール(ポール・ダノ)という青年から石油発掘の情報を聞きつけ、その場所に息子と共に行く・・・長いです!この作品。ほんと長い。役者さんの演技が良かったので退屈はしなかったけど。
欲にまみれた孤独な男の生き様をガッツリ味わったという感じ。
主人公は石油の発掘に命をかけ、それだけが生き甲斐の男、ダニエル。
人を決して信じず、富を得ることだけに邁進している。
愛する息子も自分の意に反すると切り離してしまうし。
そんな欲深く恐ろしい人だけど、私には本当の愛を手にすることが出来ない哀れな男にも映りました。
息子との確執も彼の本意ではないように見えたし。
しかし、愛する人をとどめておく術すら知らない彼に残されたのは、金と屋敷と狂気だけ・・・・
「富」とは何なのか、人の幸せとは何なのかを考えさせられます。
この作品、とにかく役者さんの演技に尽きます。
オスカーを獲ったダニエル・デイ・ルイスの演技は文句無くお見事

それと、ダニエルに異論を唱える発掘地の牧師のイーライを演じたポール・ダノも、負けずに素晴らしかった〜

『リトル・ミス・サンシャイン』や『キング』で陰のあるお兄ちゃんだったポール君。
今作品での裏のありそうな妙な牧師の役、すごぉくはまってました。
ダニエルとは対照的な位置であるはずなのにどこが怪しくて確実に欲深くい牧師イーライは、ダニエルと全く違う
キャラとも思えない。
そんな2人の対決は生々しくおぞましく、彼らのどす黒い部分が剥き出しになる場面で見応え十分です。
裕福なことは決して不幸なことではない。でもそこに愛がなければどうでしょう。
人は金だけでは人として生きていけないってことなんやね・・・
non的お気に入り度:




2008.04.18
『幸せのレシピ』
![]() | 幸せのレシピ 特別版 (2008/02/08) キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アビゲイル・ブレスリン 他 商品詳細を見る |
監督:スコット・ヒックス CAST:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン 他
ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、独身でマンハッタンの高級レストランで料理長を務めながら忙しい毎日を過ごしていた。ある日、彼女の最愛の姉が交通事故で死亡。残された姉の一人娘、ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取ることに。一方レストランでは、ケイトとは正反対のタイプで、腕の立つ料理人ニック(アーロン・エッカート)が雇われていた・・・・これ、オリジナルはドイツ映画の『マーサの幸せレシピ』。
そのオリジナルもよく知らず見たけど、予想通りのストーリーだった。
役者さんの演技は間違いないし(出てる人みんな好き♪)、期待通りの展開でハートウォーミングな癒し系映画

なので、フツーに、心乱されることなく穏やかに見れましたわ

あぁ〜お子ちゃまが哀しむシーンには少しばかり涙しましたけど。
バリッバリのワーキングウーマンがある日突然母になるんだもん。
えらいことです。とんでもない。
でも、主人公のケイトはちゃんとやってる。悩みながらも、忙しいのにちゃんと姪っ子のめんどうみてますよ。
失敗もあるけどすごくよく出来た叔母さん。私なら絶対ああはいかないな・・・・

『リトル・ミス・サンシャイン』で名演を見せてくれたアビゲイルちゃん扮するゾーイは、最初はなかなか心を
開かないんだけど、あの子が演じてるとなんか憎めない。優しいお顔だし。
そんなゾーイの心を和らげるのが、ファンキーな料理人のニック。そしてケイトとニックの恋愛・・・
ほんと、期待通りなんです・・・・

特に激しい展開を望まず、優しい気持ちでいたい時に最適な作品。
映像も美しいし、そして何と言っても美味しそうな場面が盛りだくさん

もう、危険!危険!DVD見ながら美味しそうな場面はぁ〜

しかしやっぱり人間は、「食」やね。愛がこもった「食」は、一番の薬やね〜
あと、ゾーイちゃんの衣装が超可愛い

それにしてもアーロン・エーカットはほんまに、顔ながっ!!髭こぃっ!!でした・・・

non的お気に入り度:



2008.03.30
『情痴/アヴァンチュール』
![]() | 情痴/アヴァンチュール (2007/09/21) リュディヴィーヌ・サニエ;ニコラ・デュヴォシェル;ブリュノ・トデスキーニ;フロランス・ロワレ=カイユ 商品詳細を見る |
監督:グザヴィエ・ジャノリ CAST:リュディヴィーヌ・サニエ、ニコラ・デュヴォシェル 他
恋人のセシルと同棲するためにパリのアパートに引っ越してきたジュリアン(ニコラ・デュヴォシェル)は、ある晩仕事から帰宅途中、裸足で雨の中じっとジュリアンを見つめる女性に出会う。その女性はジュリアン達の向かいに住むガブリエル(リュディヴィーヌ・サニエ)。彼女は一児の母で、昼間は普通に過ごしていた・・・昼間は普通に過ごしているのに、夜になると無意識で起き出し、時には自傷行為にも及ぶ・・・
要するに、夢遊病なんだけど、この作品ではガブリエルという女性がその夢遊病患者。
本人は自分で夜に何をしているのかも知らず、傷だらけになってることも。
1人の子供を持ち年上の恋人に金で囲われながら生活するガブリエルに、向かいに住むジュリアンは
興味を持つ。
そりゃね、ガブリエルはリュディヴィーヌ・サニエちゃんですから・・・
可愛くて色っぽくて、殿方からしたら何か気になるってのは分かるわ。
ガブリエルの恋人も、彼女がとても難しい人であることを分かっていながら離れられないでいるし。
なぁんか放っとけないと言うか、何とも言えない魅力があるんでしょ。
恋人も、ジュリアンも、この女に翻弄されるわけです。
このガブリエルって言う女、どうも過去に色々あったらしい・・・
何があったのかは謎だけど、数々の情痴を繰り返してきたことは想像できる。
そして、大きな痛手を負ったであろう事も。
そんなミステリアスで哀れな彼女にのめり込むジュリアンと、ジュリアンの恋人、そしてガブリエルの恋人・・・
彼らの関係は終始緊張感に溢れ、どういう結果を招くのか目が離せません。
が、ハマれなかった・・・特に何かを感じると言うことはなかったな・・・・
ただ、美しい主人公の2人の、危険で繊細で官能的な愛は堪能できるかも・・・
non的お気に入り度:



2008.03.22
『スルース』

監督:ケネス・ブラナー
CAST:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ
ロンドン郊外に住む有名な推理小説家、ワイク(マイケル・ケイン)の所に、彼の妻の愛人、ティンドル(ジュード)が訪れる。そしてティンドルはワイクに離婚するよう要求するが、代わりに妻のネックレスを盗み出して欲しいとワイクは言う・・・・72年の『探偵<スルース>』のリメイク。
ジュード祭り第2弾
笑えることに劇場も座席も同じ・・・はは
一つの場所を舞台にした、たった2人の俳優による緊迫感溢れた心理ゲーム。
コレは面白い

マイケル・ケイン扮するインテリでリッチな中年男と、ジュード扮する若くて美しすぎる男の微妙な駆け引き。
どこまでがシリアスでどこからがゲームなのか、そしてゲームの主導権を握るのは、勝つのはどちらなのか・・・
そんな2人のやり取りに、緊張しながら引き込まれ、たっぷり楽しませてもらいました。
ただまぁ映画としては独特なので、好みが別れるだろうけど。
何と言ってもイギリスを代表する名優マイケル・ケインとイギリスを代表するイケメン俳優ジュードの共演・・・
競演が、両者の大ファンである私にとってはとても嬉しかったわ〜

ここでもジュードは実に美しくて魅力的、そしてマイケル・ケインは、あの何考えてるか分からん冷めた目つきで
相変わらずのさすがの演技。
話の内容もさることながら、、まるで彼らの演技合戦みたいだったこの作品。
他の誰が居なくても十分贅沢で、お腹いっぱいと言った感じでした。
オリジナルのローレンス・オリビエとマイケル・ケイン版は未見。
こちらもかなり面白いらしいので、是非見ようと思います

non的お気に入り度:




こちらオリジナル
2008.03.20
『ショートバス』
![]() | ショートバス スペシャル・エディション (2007/12/21) スックイン・リー.ポール・ドーソン 商品詳細を見る |
監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
CAST:ポール・ドーソン、スックイン・リー 他
ジェイムズ(ポール・ドーソン)はボーイフレンドのジェイミーに愛されていながら、深い悩みを抱える日々を過ごしていた。そんな彼らはある日、恋愛セラピストのソフィア(スックイン・リー)の元を訪れ2人のこれからの事を相談する。が、ソフィアも又、夫がいながらオーガズムを経験したことがないという欲求不満を抱え悩んでいて、ジェイムズとジェイミーに進められて「ショートバス」というサロンに行くことに・・・冒頭からあんまりにもストレートな場面がバンバン出てくるから(ちなみに多分本番)、単に性行為だけに焦点が
当てられた映画かなって思うんだけど、どうもそうでもない。
恋人に愛されながらそれを素直に受け入れられない同性愛者、オーガズムを得た事がない恋愛セラピスト、
生活のためにいやいやSMの女王様をやっている孤独な女の子・・・・
それぞれが何かに悩んでいたり、心に闇を抱えていたりして藻掻いている。
そういう彼らは決して特別な人ではなくて、きっとごくフツーの現代人。
この国のどこかにも、きっと同じ様な悩みにさいなまれている人が沢山いるでしょう。
「性」の悩みや幼い頃のトラウマって人に堂々と明かせるもんじゃないし。
「ショートバス」はそんな悩める人達が集まる場所。
愛に飢えてる人達が、愛を探しに、そして自分探しにやって来る場所です。
SEXは確かに人間にとって重要な位置を占めるものだと思います。
純粋に人として食や睡眠と同様、性欲は基本的な本能だし。
ただ人間はそこに頭脳が絡んでくるからめんどくさくて、相手への期待とか、自分自身の事とか色々考えて
しまったり、様々な情報に振り回されたりして不満が溜まってしまい、少しでも有意義な性生活を送れればと
願ってしまう。
難儀なことにそれが得られないと全てがおかしくなる人もいるぐらい。
また逆に、その行為自体に嫌悪感を抱くこともあったり・・・・
でも結局人は皆、誰かに愛され、その人のぬくもりを、暖かい愛情を感じ、それに満足出来ればそれで
十分幸せなはず。
この作品ではSEXという表現を通じて、愛やコミュニケーションの大切さが描かれているのだと思います。
ただ、正直私的にはこの作品で採り上げられている悩める人々に共感するには、なかなか難しいものがあります。
全く分からないわけではないけど、だからと言ってあの快楽の楽園のような「ショートバス」に行っても何かが
開けるとは思えないし・・・・
私の場合はだけど、ああいう場所でいっとき心や体が満たされたとしても、朝が来ると更なる虚しさが襲って
くるような気がする。それってすご〜い怖いんだよね・・・・
体が満たされれば満たされるほど、その後の侘びしさが増す事ってあるし。
やっぱり本当の心の平安を得るには、この世知辛い現実社会で体だけでなく刹那的な愛でもない、強い心の
絆を感じる人の存在が必要やねんなぁ・・・で、その相手と充実したSEXライフが過ごせれば言うこと無し

しかしそれが難しい・・・
これって人類の永遠のテーマやね。しかし「ヘドウィグ・アンド・・・」の主人公のように、性別も国籍も超越したような人間離れしたサロンのオーナーは
圧倒的なカリスマ的魅力を放ち、嫌なことがあったらあんな人に相談に乗って欲しいなぁと思うのでした

non的お気に入り度:



2008.03.01
『ジャンパー』

監督:ダグ・リーマン
CAST:ヘイデン・クリステンセン、サミュエル・L・ジャクソン、ダイアン・レイン 他
15歳の頃、自分に意のままに瞬間移動する能力があると気付いたデイヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、その力を利用して銀行から大金を盗みる。その後8年間、その能力を堪能しながら優雅に暮らしていたが、ある日自分が追われていることに気付く・・・飛びます、飛びます、飛びまぁ〜す
って、『ダイハード4.0』の時も書いたけど、今度はほんとに飛んでます・・・・時空を・・・・
ロンドン、ローマ、エジプト、東京、etc・・・・もう思うままにどこでも行っちゃうんだから。殆どミュータント。
しかし高所恐怖症では無理ね。スフィンクスの頭の上でブランチなんて、嫌ですけど・・・

それに、ちょっとそこまでっていうだけでも歩かないから太りそうやね・・・確実に私なら

とにかくあっちこっちにバン、バンって移動する様子はとても面白い。目がグルグル回っちゃいそうだけど

で、そんな彼らを大昔から追い続けているパラディンという組織があって、ジャンプ生活を満喫していた
主人公デイヴィッドも目を付けられいよいよ逃亡生活に。
またこの鬼ごっこが面白い・・・・周りの物も一緒にテレポートしたりして、大惨事になってます

そのパラディンの中のリーダーが、サミュエル・L・ジャクソン扮するローランド。
そう、メイス・ウィンドゥがアナキンを追いかけてるのですわ・・・・
なんて事も思いがら、ツッコミどころは色々あるしストーリーも弱いけど、何も考えず楽しめました

『ボーン・アイデンティティ』の監督らしく、この作品の終わり方も『ボーン・・・』と似てたな。
どうも続きがあるようで。
ジャンパーとパラディンの対決の行方やデイヴィッドの母親の事などなど、まだまだこれから解明されていく感じ。
ま、多分見に行っちゃうだろうな・・・

non的お気に入り度:



2008.02.11
『THE LAST DAY』
![]() | THE LAST DAY (2007/10/26) ギャスパー・ウリエル 商品詳細を見る |
監督:ロドルフォ・マルコーニ CAST:ギャスパー・ウリエル 他
18歳のシモン(ギャスパー・ウリエル)は、クリスマスで実家に帰る途中ルイーズという少女で出会う。その後2人はシモンの部屋で寝起きすることになる。一方シモンの家族は母親以外は何故かシモンに冷たく、不穏な空気が流れていた・・・これ、ギャスパーが見たいとかでは無く、何となく借りて見た作品。
見ていてしんどくて集中力途切れたからレビュー書くのやめようかと思ったんだけど、一応書きます。
フランス映画ってね、ほんとにダメなときはダメ

殆ど無音でず〜っと同じシーンが流れていたり、起承転結がハッキリしていなくて、登場人物の台詞や
表情だけでは何のことかよく分からなかったりって言う作品があったりするでしょ。
そういう、間を読まなければならない作品って見ていてキツイ事がよくあるんです。
もちろんそうじゃないのもあるんだけど。その「間」が寧ろ良い感じのもある。
だけどこの作品は、残念ながら苦痛に入る部類のものだった

あ、でも、こういうのが平気な人には決して駄作では無いと思います。
ギャスパー扮する主人公の家族への思い、友人への思いがどれも上手くいかず、彼の苦悩を思うと
とても切ない物語。
ルイーズという美しい少女とは恋人とまでは行かず、逆にシモンが思いを寄せていた親友と
仲良くなってしまい2人ともシモンの元を離れてしまう。
また、家族間でもシモンの知らない真実があり、彼は最終的に誰にも愛されていない・・・
と言う孤独に陥ってしまう。そして衝撃的なラスト・・・・
長〜いワンシーンはそれぞれ美しくてとても詩的で、まるでファッション誌を見てるみたい。
登場人物もみんな綺麗だし。
特に主人公のギャスパーの美しさは眩し過ぎる・・・
彼のルックスは嫌と言うほど堪能できるけど、それだけでは・・・ねぇ・・・

いくらイケメン好きだからと言ってもそれだけでは耐えられない事に気付いたのでした・・(爆)

きれ〜いなギャスパーのPVみたいだった・・・
non的お気に入り度:



2008.02.09
『潜水服は蝶の夢を見る』

第60回カンヌ映画祭 監督賞他受賞
第65回ゴールデン・グローブ賞 最優秀監督賞、最優秀外国語映画賞受賞第80回アカデミー賞 監督賞ノミネート
ELLEの編集長としてバリバリ働いていたジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)は病院のベッドで昏睡状態から目を覚ます。そしてジャン=ドーは、左目以外が全く動かないことに気付く・・・主人公、ジャン=ドミニク・ボビー著の自伝を映画化。
・・・もし左瞼しか動かなくなかったら、ある日突然そうなったら、何を思い何を感じ、どう生きていくのか・・・
主人公ジャン=ドミニク・ボビーは、その時が訪れるまで、男として第一線を生きていた。
有名なファッション雑誌、私も大好きな雑誌ELLEの編集長であり、美しい恋人がいて、可愛い子供達の
父であり、そして父親から誇られる息子であり。
そんな彼がある日突然、左瞼以外が動かない人になってしまった・・・・
作品は、冒頭主人公がベッドで目覚めた直後から殆どの部分で彼の視点から描かれていて、
否応なくその苦痛がこちらにも伝わってきます。
周りは見えて音も聞こえているけれど、全く動かない頭や手足、発せない声。
何もかも理解できていているのに伝わらない思い。
それはまるで、視界の悪い深海で、重〜い潜水服を着てただ1人何も出来ず漂っているよう・・・
本当に想像しただけで胸が苦しくなってくる・・・
それでも生きなければいけない彼は苦しみ絶望するけど、周囲の人が彼を支え、いつしか左瞼だけでの
表現を身に付けていきます。
蝶の様に様々な世界を漂い、夢を見、過去に戻っていきながら・・・
めっちゃ泣いてしまった
彼自身に、そして彼と彼の周囲の人達との愛に・・・でも決してお涙頂戴が押しつけがましく描かれているのではなく、彼の発する心の声や妄想が
可笑しかったり皮肉たっぷりだったり、コミカルな部分もあったりします。
そして映像が実に美しい。特に彼の左目に映る女性はとても綺麗なの・・・

極限状態で感じる人生の哀愁や人の愛が、主人公ならではのユーモアと独特な映像美を通して描かれ、
人間の底に潜む力強い逞しさ、生きるパワーに驚かされ感動しました。
non的お気に入り度:





2008.01.31
『ジェームズ・フランコ VS エイプ』
![]() | ジェームズ・フランコ VS エイプ (2007/11/02) ジェームズ・フランコ 商品詳細を見る |
監督:ジェームズ・フランコ CAST:ジェームズ・フランコ 他
小説家を目指しているサラリーマンのハリー(ジェームズ・フランコ)は、小説を集中して書くために、子供や妻がうるさい家を離れてアパートの一室を借りる。ようやく落ち着いて書けると思っていたハリーだが、そこには言葉を話すゴリラがいた・・・主演のジェームズ・フランコ本人が脚本を書き、初めて監督をした作品。
えっとぉ〜〜ハッキリ言ってフランコ君のファンでなければ見れない・・・はは

なんて言うか、コレほんとに映画なの???みたいな・・・いくら低予算だからと言ってあまりにお粗末な・・・・
内容は、ちゃんとした仕事がありながら小説家になれると思いこんでいる主人公の妄想なのか何なのか、
突然変テコなゴリラが現れて彼と対立したり、協力しあったり・・・で、一体なに????っていうお話。
フランコ君はこの物語を最初は舞台で演じそして映画化したみたいだけど、そもそもこれってそんなに
魅力のある話なのか??
わざわざ映画にした意味もよく分からないけど・・・・
おそらくフランコ君他、彼の劇団仲間達が実験的な作った物なんだろ・・・って思いたいところ。
でも、まるで映画サークルの学生の思い出フィルム(学生が作る物の方が余程ハイレベルかも)
みたいなんですけどぉ〜

まぁね、メジャー映画で大きな役を演じているジェームズ・フランコと言う俳優の感性が、彼の本来の姿が
彼の日頃の演劇活動がかいま見えると言う部分では面白いかもしれないけど、いずれにしてもファンでないと
それに興味も沸かないわけだし・・・
とにかくフランコ君にはその顔と演技力を更に活かして、「役者」として頑張って欲しいと、一ファンとして
改めて願うばかりなのでした・・・

non的お気に入り度:

(初監督を祝して
プラス1個。でももうやめて・・・)
2008.01.20
『シルク』

監督:フランソワ・ジラール CAST:マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広治 他
音楽:坂本龍一
19世紀、フランス。戦地から戻ってきた青年、エルヴェ(マイケル・ピット)は、製糸業を営む男から依頼されアフリカへ蚕卵を買いに行く。それによって富を得たエルヴェは、美しいエレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と結婚。その後再びエルヴェは、更に良質の蚕卵を買うために日本へと旅立つ・・・夫婦の切ない愛、そして遠く離れた人への募る思いが描かれた作品。
19世紀、フランスからはるばる日本にやってきた青年が、日本の、特に日本女性の魅力に取りつかれると言う、
日本人としてはなかなか興味深い物語。
しかしとても静かなこの作品、かなり好き嫌いの別れるところでしょう。
ゆったりしたテンポは眠気を誘うかもしれないし、何より登場人物の思いに共感するには今ひとつ。
違和感を感じる部分も色々とあり。
でもとにかく美しいんです。全てが美しい

フランスのユリ庭園、日本の真冬の銀色の山、どの場面もまるで絵画のよう・・・・
そして、坂本龍一さんの幻想的な音楽で一層魅惑的に引き立てられるこれらの情景に酔いしれれば、
この作品の世界観に浸ることが出来るんじゃないかな・・・
あと、風景もさることながら女性陣がとても美しい。
主人公の妻のキーラも綺麗だけど、主人公が恋い焦がれる日本女性に扮した芦名星は、
とても神秘的で官能的で、美しくも謎めいた当時の日本の象徴のように描かれています。
脇で登場する中谷美紀さんも印象深い役所で、とても美しかったです。
non的お気に入り度:




































