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『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years』



ロン・ハワード監督による、ビートルズのツアーを追ったドキュメンタリー。

まぁ、ビートルズファンとすれば嬉しくなるような映像も沢山で楽しかったけど、
ちょっと私が思ってた内容と違ってたかな…。
ドキュメンタリーだろうしって事で、私としては解散の真実辺りまで描かれてるのかと
思ったけど、この作品はあくまでもレジェンドなバンド、ビートルズのイメージを壊すことなく、
如何にして頂点に上り詰めたのか、そして彼らがアイドルからスター、伝説になる中
どういう苦悩を抱え、人として、バンドとして、そして音楽がどう変わっていったのかに
焦点が当てられ、映画は彼らの最後のLIVEで終わっている。
解散の前で終わってる。

ビートルズのファンにとっては、解散時のごたごたはもうお腹いっぱいなのよね。
なので敢えてそこには触れずと言った感じかな。

私も勿論ビートルズ大好きなんだけど、なんちゅうか…
これまで色んな映像見過ぎて、いや、初見の映像も沢山あったんやけど、
特に初期の頃の彼らの事は昔々アホほど色んな映像を見たり、本とか見たりして、
その時その時の騒動やら、いまいち珍しくないなぁという感想で…

ま、純粋にビートルズの音楽活動の歴史を振り返るには文句ない映画でしたという事で。

『セトウツミ』



関西弁の男子高校生、瀬戸と内海の会話を中心とした作品。
人気漫画の実写映画。

大阪の、どこかの川べりで繰り広げられる瀬戸と内海のお喋り。
いつも放課後その川べりにやってきてはグタグダと話す二人。
口数は少ないが頭の良い内海、アホでお喋りな瀬戸。
全くタイプの違う二人だけどどこか通じ合っていて、そのやりとりは、可愛い、おもろい。
池松壮亮くんも須田将暉くんも非常にいい。

が、これ、映画館でお金払って見るもの?笑
あ、お二人のファンならそれもありか。

まぁとにかくあまりにシンプル過ぎてですな。
これがお芝居なら、生で見れるお芝居なら良いと思うけど、
映画としてはあまりにシンプル過ぎてですな。

ってことで、私はテレビで見たのでまあ良しとしたところですけど^^;

『さざなみ』



45年目の結婚記念日を迎えようとしているある夫婦の物語。
夫の変化に妻の胸が騒いで、妻の心に、夫婦の間に小さなさざなみが立つと言う話。
原題は「45years」。
45年目の結婚パーティーまでの6日間で、たった6日間でそれまでの45年間に
さざなみが立って…と言う話。

子供はいないけど45年仲睦まじく暮らしてきたある夫婦。
が、ある日、夫の、事故で亡くなった昔の恋人の遺体が発見されたという手紙が届き、
それから少しずつ、本当に少しずつ2人の何かが変わっていく。

一見それまでと大きく変化していないように見えても、夫の変化に妻は気付く。
女は分かるんです、そう言うのね。
夫が昔の恋人に心を再び揺らし始めている、
既に亡くなった恋人だけど、揺れている。
その夫を見て、妻も揺れる…

45年目なのにまだイチャコラしてるシーンとかって、とても素敵だなーなんだけど、
行為の後に昔の彼女の写真を見るとか、そりゃあかんよー。
誰の事考えながらやっとったんやー!ってなるわ。
そして妻はいよいよ決定的なものを見ちゃう、知っちゃう…
妻が昔の恋人に絶対勝てないこと。
例え42年経ってても、既にこの世にいない女性でも、妻にとってはきつい事実…

そしてラスト…45年目の結婚記念パーティーのシーン…
あれ、どう考えればいいんだろうね。
観る人がそれぞれ考えてくださいのパターン。

妻が日に日にモヤモヤしてるのがとてもよく分かるんだけど、彼女はその気持ちを
なかなか表に出さない。
ただその表情などで、そのモヤモヤが手に取るように分かる。
そういう点では特に日本の女性は共感しやすいんじゃないかなって思った。
ああやって、夫が気付かない間に妻は不満を膨らませ…特に年配夫婦にありそう。
でもだいたいの45年連れ添った夫婦の妻は、元カノに嫉妬するほどの愛は無いかw

さざなみの様に静かでありながら、それはいつしか大波になるかもしれないという緊張が
伝わってくるとてもいい作品でした。
ベルリン国際映画祭で主演男優、女優賞を獲られた主演お二人の演技も素晴らしかった。

『さよなら歌舞伎町』



新宿歌舞伎町のラブホテルを舞台に様々な人間ドラマを描いた作品。

ラブホテルに勤務する人達、ラブホで風俗の仕事をする韓国人女性とその彼氏、
不倫カップルなどなど、一つのラブホテルを舞台に繰り広げられる悲喜こもごもの人間ドラマが
おかしかったり切なかったりでなかなか面白かった。

前田敦子が大胆なセリフで!って確か公開当時話題になってた記憶やけど
いまいち目立たない役どころ。
主演の染谷将太くんが良かったな。
あと、脇役でちょこちょこ見かける女優さん、河井青葉さんの大胆演技も良かった。

『スポットライト 世紀のスクープ』



第88回アカデミー作品、脚本賞受賞。
アメリカのボストングローブ紙の記者達がカトリック教会の闇を暴くまでを描いた社会派ドラマ。
実話。
静かに、そしてスリリングに描かれた、カトリック教会と言う大きな権力を相手にした
ジャーナリズム。
面白かった。

カトリック教会はその土地の彼らにとっては子供の頃から穢れの無い絶対的存在であり、
あったとしても無いものとされ、地元の報道機関もアンタッチャブル。
改めてアメリカのどす黒い深い闇に触れてゾッとした。
その闇を割って入った数名の新聞記者達。
ジャーナリズムとは何なのか…
それが巨大権力であっても闇があるなら追及してこそがジャーナリズムの本懐…
本作品の主役の記者達はそこに立ち戻り勇気を持って闇の中に踏み込んでいく。
日本でも報道の在り方が頻繁に語られる今、色々考えさせられた。

この作品が作品賞を獲ったのはまだ問題が解決していない等の背景があるのかな。
普通に素晴らしい作品ですけども。

聖職者の性的虐待を描いた映画は過去にもあったし私も何となく知ってたけど、
放送後長友啓典さんが、日本の教会でも昔からこんな話ありましでーって仰ってたのが
結構衝撃だった^^;

『セッション』



名門音学校でジャズドラムを学ぶ青年と厳しい教師の物語。
オスカー監督デイミアン・チャゼルの話題作。

面白かったーめっちゃ面白かった!
主人公のドラムシーンにJKシモンズ扮する鬼教官の凄まじさ!
二人の狂気と気迫に圧倒される1時間47分。
素晴らしかった!!

音楽映画としても十分見応えがありながら、教師と青年の凄絶な対決物語が秀逸。
二人がどういう結末を迎えるのか最後まで目が離せない展開、
どんでん返しのどんでん返しで見終わった後は面白さと爽快感で満足、お腹いっぱい。
映画見た後こういう気持ちになったの久々。

鬼教官と青年と言えば愛と青春の旅立ちの軍曹思い出したけどあんなもんちゃう。
オスカー獲ったJKシモンズさんの演技は圧巻で、暴力上等パワハラ満載、
こんな先生おったら問題になってるやろーってw
そして主人公のマイルズ・テラーの鬼気迫る演技も本当に素晴らしい。

つくづくドラムってかっこいいなーすごいなーとも思わせてくれた。
音楽映画好き、ジャズ好き、パーカッション好きの人にもお勧めの作品。
鬼教師にはちょっと胸糞悪くなるけど(^^;

『ジュリー&ジュリア』



1961年アメリカで出版されたフランス料理本の著者ジュリア・チャイルド、
その50年後、ジュリアを師事し彼女の本を元に毎日フランス料理を作り
その日々をブログに記し作家になったジュリー・パウエル、
違う時代を生きた2人の女性の物語。実話。

哀しい事があっても常に明るく前向きに料理本を出版しようと懸命なジュリアの生き様と、
殺伐とした現代でストレスを抱えながらジュリアの料理を作ることで癒され成長する
ジュリーの様子が終始明るく楽しく描かれていて、とても穏やかな気持ちで見れる作品。

料理ものの映画はたまに見ると癒されて良い。
食べる事は大好きだけど作る事は大っきらいな私なので、色々大変そうなジュリーだけど
料理が大好きってだけでうらやましーって思った^^;

『スターウォーズ/フォースの覚醒』



EPI3から10年振りの7作目。
物語はEPI6から約30年後、銀河の支配を目論む帝国軍の残党とレイア率いる
レジスタンスとの戦いやら行方不明のルーク探しなど。

面白かった!
ストーリーも戦闘シーンも楽しくてあっという間に終わった感じ。

近所のエキスポシティにこの作品を最も楽しめるらしい最新設備の映画館が出来たので
是非そちらで!という思いはあったもののそこで見れるのはいつになるやら分からないし、
特に3Dで観たいと言う気も無かったので普通に2Dで鑑賞。
でも充分楽しめた。

初SWでも楽しめるって聞いてたけど、やっぱりこれまで観てきた人の方が
断然楽しめると思った。
これまで描かれてきたジェダイの血脈物語が伏線になってるし、それでこそのSWやし。

レイとルーク、レイとカイロレン、それぞれがどうなるのか続編が楽しみ。
それまで生きねば。

『そこのみにて光輝く』



事故で仕事を辞めトラウマを抱えた男と、その男が出会った貧しく不幸な家族の話。
その貧しい家では長女が家族の為に自分を犠牲にして生きていて、男はその女に
惹かれ出す。
結局その二人のラブストーリーではあるんだけど、ラブストーリーと言うには重すぎる話。

主人公も暗いけど彼が惹かれる女が不幸過ぎ。
どうにも幸せになれない彼女を何とかしてやりたいと願いながらやっぱり不幸な
結果になる。
そんな彼らにも光は差すのか…光り輝くのか…
彼らがどうなるかは分からないけど、決して後味は悪くない。
それはラストの夕日だろうな。

陰鬱としたストーリーながらも退屈では無く映像も良い。
何より役者陣が素晴らしい。
一番印象に残ったのが女の弟役の菅田将暉くん。素晴らしかった。
池脇千鶴は言わずもがな。
綾野剛も良かったけど、彼らに引き立てられてるって感じがしたな。

『セッションズ』



ドラムの映画じゃない方の映画w 
幼少期ポリオによって首から下が麻痺した男性が、異性と如何にして関係を持てるように
なるかまでを描いたお話で実話。

首から下が動かないだけで意識や知能、感覚はごく普通なので、彼は恋もすれば
恋した相手と結ばれたいとも望むようになる。
ヘルパーや友人等に励まされながら、指南役の女性に導かれ思いを叶える主人公。
そして、恋人を作り結ばれ旅立った…

体が不自由でも勇敢でいつも明るい主人公は本当に魅力的で、登場人物皆彼に
魅了されていくように見てるこちらも彼に惹かれる。
感動的でコミカルで大人な作品でした。

『さよなら渓谷』


さよなら渓谷 [DVD]さよなら渓谷 [DVD]
(2014/01/22)
真木よう子、大西信満 他

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吉田修一著「さよなら渓谷」の映画化。
夫婦の様に過ごす事件の加害者と被害者を追った物語。

自分の心の傷を癒す事が出来るのは自分の人生をめちゃくちゃにした男…
主演賞を総なめした真木よう子の体当たり演技が素晴らしくて、心に深い傷を負った女を
見事に演じきっていた。

特に加害者の男と一緒に暮らした後の演技が凄く良かった。
可愛らしくもあり、でもいつもどこか遠くを見てるようなな感じ。
そして二人の関係性が分かった後の彼女の表情が凄く良い。
男を恨んでいて、でも愛もあってと言う複雑な心情をよく表していたと思う。

それぐらい真木よう子の演技に尽きる作品だと思う。
作品としてもまぁ良かったと思うけど原作読んじゃってるからなぁ…
どうしても原作程のインパクトは無い。
じゃあ映画見る前に原作読むなっちゅうのにね^^;  

相手役の大西信満さんって最初に見たのは『赤目四十八滝…』だったけど、
その後も映画で凄く良く見るけどほんと濡れ場の多い人だわぁ~
いつも女優さんと絡んでるw

『その土曜日、7時58分』

その土曜日、7時58分 [レンタル専用商品]その土曜日、7時58分 [レンタル専用商品]
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不明

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ずっと観そびれてたけどようやく。
金に困って両親の宝石店を強盗し失敗した兄弟と、彼らの父親との
息の詰まるようなサスペンスドラマ。
強盗事件を軸にして、そこから時間を前後させながら登場人物それぞれの
追い詰められた感が描かれている。

84歳で撮ったとは、ルメット監督さすが。
そして役者の切羽詰まった演技も素晴らしいわ。

救いは無いストーリーだけどエンタテイメントとして充分楽しめる(^^) 
ところで最近やたらとマリサ・トメイの裸見るなぁ…彼女若い頃あんな脱いでたっけ?
今も綺麗で充分見れるけど…(^^;)