監督:フランク・E・フラワーズ CAST:オーランド・ブルーム、ビル・パクストン 他
STORY:カリブ海のケイマン諸島は、税金が免除去ることもあり富裕層が世界中から集まっていた。そんな裕福な人間を相手に働いていたシャイ(オーランド・ブルーム)は、自分のボスの娘、アンドレアとこっそり付き合っていた・・・
あ~こりゃ何とも退屈だったぁ・・・

楽園と言われるような美しい島の実像・・・荒れる若者達、欲に目がくらむ大人達・・・
島の美しさと裏腹の、ダークな世界がサスペンスタッチに描かれた作品。
だけどもハラハラドキドキするわけじゃ無し、全体通してかったるかったなぁ・・・


脱税容疑で逃げてきている親子、その島に昔から暮らす若者、その若者と恋に落ち墜ちていく家族、
それぞれ違う種類の人間が無関係のようでどこかで繋がっていて、そしてそれぞれの苦悩が描かれてていて、
要するにアレハンドロ・ゴンザレス作品的な色合いもあるんだけど、それで一体何??みたいな・・・
どんなに美しく静かな場所でも、そこにいる人間は皆醜くて苦しんでいて・・っていうのは分かるんだけど、
イマイチ共感できない。
「みんな自業自得じゃないのよ~」で済んでしまうんですよ。
唯一オーリーはちょっと同情すべきキャラだったけど、その苦しみにも大して深みが感じられず

オーリーのフェロモンムンムン作品かと思いきや、彼の登場もそんなに印象的な物ではなく、
色んな意味で残念な作品でした

non的お気に入り度:

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