
監督:クリス・ヌーナン CAST:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー 他
1902年、ヴィクトリア王朝時代の封建的なロンドン。上流階級の女性、ビクトリアス・ポター(レニー・ゼルウィガー)は、幼い頃から描いていた動物たちの絵を元に念願叶って絵本を出版することに。そしてその時、編集者のノーマン(ユアン・マクレガー)に出会う・・・
ピーターラビット生みの親、ビクトリアス・ポターの半生を描いた作品。
なんて、なんて優しい作品・・・
美しい風景や音楽、
愛らしい動物達、そして
逞しく可愛らしい主人公、ビクトリアス・ポター・・・
その全てが実に優しくて柔らかくて暖かくて、ほんとに心が洗われました

こういう作品って結構好みが別れちゃうのかな。
私は大好物でして、「赤毛のアン」のようにこの時代の女性の頑張る姿が大好き

女は貞淑に、が常識だった時代に、職業を身に付けそしてどんな困難にも負けない女性は
永遠の憧れであり、そして見ていると元気をもらえます

ビクトリアス・ポターは確かに作家という確固とした地位を得るわけだけど、決して男勝りなのではなく、
あくまでも
女性らしくメルヘンチックで、
いつも頭の中は可愛い動物たちが繰り広げる物語でいっぱい
そんな彼女の描く動物たちの絵はほんとにほんとに可愛くて、映画の中では時々アニメーションになりながら
ポターの相手をします。
それがとても効果的で、いかに彼女が自然や動物を愛した心の美しい女性だったかが分かります。
そして、この美しく優しいお話の主人公が、レニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガーというのが又良い!!
この二人の共演なら安心して見れて、心配無用って感じですわ

愛を知り、そして深い悲しみを乗り越えながらいつも希望を捨てることなく動物や自然を愛し続けたポター。
彼女の書いた作品、そして彼女の成し遂げた事は永遠に語り継がれるでしょう・・・
non的お気に入り度:


