
監督、脚本:萩上直子
CAST:小林聡美、もたいまさこ、光石研、市川実日子、加瀬亮
春。旅をするタエコ(小林聡美)はある海辺の宿にたどり着く。そして、自然がいっぱいののどかなその宿で、風変わりな人達に出会う・・・
ラッキーなことに、川崎チネチッタにて、久々に舞台挨拶有りの上映会を鑑賞できました~

で、まずは映画感想から・・・
『かもめ食堂』のスタッフによる、
南の島のたそがれ話。
そうです。あの感じ・・・
とわわ~んと、
の~んびりと、
ゆった~りとしてるのです

とは言っても『かもめ食堂』とはまた違った味わいがあり、これまた何とも独特。
『かもめ食堂』は異国の街での日本人の様子がゆったりしたテンポの中ユニークに描かれ、その何とも言えない
穏やかで微笑ましく、温かな感じに癒されました。
そしてこの
『めがね』は、更にゆっくりと、更に更に違う世界へ誘われるような、まるで時間が止まっているような、
そんな感覚を覚えるものとなっていました。
登場人物がそれぞれが一体どういう人なのかとか、そこがどこなのかとか、何故そこにいるのかなどは
殆ど分からないんだけど、とにかくいたくなる。来たくなる。ただひとときたそがれる為のその場所に・・・・・
そして会いたくなる。たそがれを教えてくれたその人達に・・・
確かにね、私もそう言う場所ほしいな・・・何も考えずたそがれたいよなぁ・・・・
そして、『かもめ・・』と共通して、またまた美味しそうだった~
食事がっ!!!
とにかくね、このスタッフさんの作品、「食」なんですよ!「食」!!



あの目玉焼きの絶妙な美しさ、たらこの頃良い焼き具合、それだけでお腹グーグー

新鮮な魚や野菜、さざ波の音を聞きながら食べる甘い氷小豆
優しい人が作る食事は食べる人の心を溶かしてくれる・・・やっぱり大事よね・・・食べるって・・・(と、自分を慰める

)
それにしてもこの作品、さすがにちょっとゆったりし過ぎかも・・・。
眠っちゃう人もいるだろうなぁ・・・・
しかし、海が大好きな私は、この作品を見て本気で久々に海を見たくなりました

non的お気に入り度:



そして上映後、荻上監督、小林聡美さん、光石研さん、もたいまさこさん、加瀬亮くん、市川実日子さんの
舞台挨拶ぅ~
続きは

から。
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これで2回目の舞台挨拶。
以前よりも今回は前の方の席だったので、比較的近くで皆さんを拝めましたわん

まずはプロデューサーの小室さんのMCで始まり、荻上監督はじめ、出演者の皆さん登場です。
主演の
小林聡美さん。テレビで見たまんまだけど、やっぱりとても楽しい方で面白かった~

この人のトークは最高やね

そして、今作品でも独特で圧倒的な存在感の
もたいまさこさん。
『かもめ食堂』の最初の上映館が銀座の映画館とチネチッタで、それから火がつき大ヒットになり・・・と、
川崎に来られた喜びを涙声で仰っててとっても感激しました
市川実日子さんは、テレビや映画ではファニーフェイスな感じに映ってるけど、近くで見るとやっぱり綺麗

多分殆どノーメイクだったのよね。顔ち~っちゃくて、外人さんみたいなんです。
やっぱり芸能人はちゃうわぁ・・・と痛感・・・
加瀬亮君も、映像通して見るとほんっとにフツーよね。フツー過ぎるぐらいで、でもそれが魅力でもあるんだけど、
これがやっぱかっこええんだわぁ~

こんな格好いい人だったんだぁ・・・って改めて見直しちゃい、かな~り目が

になってしまいました

そして、
光石研さん。
真っ正面で一番近くで見れたけど、会えて嬉しかったよ~

何せこれまで一番見てる人かも知れないんだもん。
オダギリ作品見たら絶対いるし、とにかくどこででも見る人。
そのまんまでした。ちょっとウケる事言って照れ笑いするところとか、そのまんま・・・素敵です

作品中に出てくるあの訳の分からない地図、あれ、光石さんが実際書かれた物らしいです。
テレながら自慢されてました

小林聡美さんの絶妙なトークを中心として、まるで雑談をしているかのような和気藹々とした
楽しい舞台挨拶でした