監督:ロバート・アルトマン CAST:メリル・ストリープ、ウディ・ハレルソン、ケヴィン・クライン 他
30年間公開ラジオショウが行われていたフィッツジェラルド劇場は大企業の買収により閉鎖されることに。そして、最後のショウの幕が上がる・・・
ロバート・アルトマン監督の遺作。
公開ラジオショウの終演を舞台にした人間ドラマ。
30年間多くの人に声を、歌を届けてきた彼ら、そしてそんな彼らを支えてきた人達の人生模様・・・・
それらが暖かく、哀愁深く描かれた一風変わった感じの作品。
何せ描かれている場面は殆どフィッツジェラルド劇場。その舞台と楽屋だけなのです。
その中で繰り広げられるヒューマンドラマ。
最終日の1日だけが描かれているけど、そこには彼らのそれまでの人生ドラマが溢れています。
人生は色々あるけど、何でも話せて一緒に歌える仲間がいればそれで良い・・・
歌って本当に素敵!って改めて感じられる作品でした。
でも、実はノレなかった・・・

確かにメリル・ストリープやウディ・ハレルソンなどの歌はすごく良い

公開ラジオショウの暖かい空気も伝わるんです。それが無くなっていく切なさも・・・
アルトマン監督の最後のメッセージとしても理解できるんだけど、結局その空気に馴染めず最後まで
凄く醒めた目で見てしまった・・・

どうしても置いていかれてる感が抜けなかったなぁ・・・
もともと公開ラジオショウとか特に思い入れがある訳じゃないし、この作品の原案者で出演もしている
ギャリソン・キーラーも知らんし・・・

歌がとっても素敵なので、映画館で見てたらまた違っていたかもしれません。
non的お気に入り度:


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