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『パッセンジャー』

THE PASSENGERTHE PASSENGER
(2007/01/26)
伊勢谷友介、加瀬亮 他

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監督:フランソワ・ロドゲール CAST:伊勢谷友介、夏木陽介、加瀬亮、金子久美 他

幼なじみのコウジ(伊勢谷友介)とヒロコ(金子久美)は愛し合っていた。しかしその事がヒロコの父親、三道(夏木陽介)に知られコウジはヒロコと会えなくなる。三年後、コウジの元にヒロコから、トラブルに巻き込まれた父親のために、カナダに渡って欲しいと連絡が入る・・・

フランス、カナダ、日本合作でフランス人監督による日本人主演の作品。
なんちゅうかなぁ~こりゃまた雰囲気ものっていうのかなぁ・・・殆ど台詞が無くて静かぁ~・・・
フランス映画らしいって言えばそんな感じかな。台詞が少ないから、その間を読まなきゃならない。
だから、分かりにくいと言えばそうだけど、こういうのが好きな人には良いのかも。
まず、映像はとても綺麗で写真のような場面がいくつも出てきます。
やっぱり伊勢谷君は絵になる男やね。美しいです。何と言っても台詞が少なかったのが良かったね
それに、相手役の金子久美という女優さんがとても印象的。あちらの人からするとこういう日本女性って
きっととても魅力的に見えるんだと思う。典型的なアジアンビューティーっていうのかな。
あまり表情がないけど冷たい美しさのある人。
で、私がこの作品を借りた理由の加瀬君は、いつもと違って狂気の人。
ヒロコの父親のトラブルに関わる怖い人。いつもはあんなに弱々しいけど、彼って怖い人にも見えるのね。
確かにキレると手が着けられなそうな男にも見える
ヒロコの父とヒロコに迫り、精神的に詰め寄る若いヤクザ。ほんと、薄気味悪く怖いんです。
と、加瀬君の意外な役所も見れたし役者さんはそれぞれ悪くなかったけど、やっぱりよく分からなかった・・・
台詞や状況説明が殆ど無いって言うのは良しとして、ヒネった展開ならそれなりに面白いんだけど
そういう話でもないし・・・
ただただ美しい主人公達の美しさがアピールされただけと言った感じでした・・・


non的お気に入り度;

『自虐の詩』

jigyakunouta.jpg
監督:堤幸彦 
CAST:中谷美紀、阿部寛、西田敏行、カルーセル麻紀 他

幼い頃から不幸続きの幸江(中谷美紀)は、大阪通天閣近くでやくざ上がりでダメ男のイサオ(阿部寛)と同居していた。仕事もせずギャンブル三昧のイサオに、幸江は献身的に尽くしていた・・・
ベストセラー4コマ漫画の映画化。

卓袱台返し~!畳返し~!おみごとっ!
決して関西人というわけではないけど、流れ流れ着いて大阪の中でもコッテコテの街に住む幸江とイサオ。
イサオは元ヤクザで荒くれ者、幸江はそんなイサオに何故か献身的に貢ぐ女。
幸江は絵に描いたような不幸な女で、幼い頃母と別れ貧乏生活まっしぐら、その後も彼女に幸せは来ず、
愛した男はロクデナシ・・・・
これは、そんな薄幸な女の詩、見たことのない母に捧げる思いが切々と描かれたお話です。

映画としては、ハチャメチャやってシンミリして・・・と、実に分かりやすくストレートな展開。
で、私はと言うと、笑って笑って、泣きましたぁ・・・
っていうか、これは絶対泣かせるためのお話で、まんまと涙を流してしまった・・・
前半は、幸江の不幸な生き様にとにかく笑えます。笑えない事なのに、笑える。
だって幸江の周りの人達が面白すぎる。
イサオ@阿部寛、幸江に思いを寄せる勤め先の店長@遠藤憲一、幸江をいつも励ましてくれる
大家さん@カルーセル麻紀
、そして幸江の父親@西田敏行
みぃんな、みんな、すごい個性!そして面白い~!!!
私、西田敏行さん大好きでして、彼の演技にはいつも笑わずのはおれないのです。
今回もアドリブがどれだけあったのかなぁ・・・・ほんとにおかしかったぁ・・・
そして後半は一転、幸江のそれまでの半生を振り返りつつ涙をこぼさずにはおれず・・・
今度は泣かせる要素いっぱいです。
『嫌われ松子』に引き続き不幸女を演じた中谷美紀さんも、綺麗なのに何故か不幸に見えて、すっかり
こういう役が板についちゃったわね。

・・・幸も不幸も同じぐらいに価値があり・・・・
どんな人生であっても生きる事には意味があり、そこには喜びがあると教えてくれる作品。
原作を知らなかったのも良かったのかも・・・

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