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『female』

femalefemale
(2005/12/22)
長谷川京子、大塚ちひろ 他

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人気女性作家による作品を映画化した全5作からなるオムニバス。
加瀬君が出てたり好きな監督さんが携わってるので借りてみました。
テーマは「女性」。それも女性の「性」。R-18の18禁です

【桃】原作:姫野カオルコ 監督:篠原哲雄 CAST:長谷川京子、池内博之 他
「桃」は淳子(長谷川京子)にとったら、官能的な記憶を呼び覚ますアイテム。
それは淳子が14歳の頃に経験した忘れられない記憶。担任教師と激しい情事を繰り返した夏。
29歳になっていた淳子はまた、そんな思い出のある桃の街に戻ることに・・・


長谷川京子より、14歳の頃の淳子に扮した若い女優さんの体当たり演技が印象的。
ハセキョウはやっぱりダメダメ演技 ほんの20分ぐらいの短い作品なのに、そんな事が目に付くぐらい
下手っぴ・・・でも、桃の食べ方がエロかったのはグ~


【太陽のみえる場所まで】
原作:室井祐月 監督:廣木隆一 CAST:片桐はいり、大塚ちひろ、石井笛子
女性運転手(片桐はいり)のタクシーに乗ったホステス(石井笛子)。するとそこには若い女性の強盗(大塚ちひろ)がいた・・・


この作品は唯一エロじゃなかった。
1人で子供を育てながらタクシー運転手をしている女、中年の売れないホステス、ホストに貢ぎこみタクシー強盗を思いついた若い女、それぞれが借金まみれで現実から逃げ出したいと思っている。
最初は強盗の恫喝で混乱気味のタクシー内も、その内よく分からない仲間意識が芽生え・・・
現代に生きる女の哀愁がコミカルに描かれててこれはこれで結構面白かったです


【夜の舌先】原作:唯川恵 監督:松尾スズキ CAST:高岡早紀 他
工員の正子(高岡早紀)は1人旅の途中、土産物屋で不思議な香炉を手にする。それは、好きな人の髪の毛を入れて寝ると、その人の夢を見て好きなことが出来るという。正子は早速同じ会社の若い社員の髪の毛を入れる・・・


コレが一番エロかった・・・と思う。いやぁ~、高岡早紀さんはエロ満載!あそこまでやってくれるとあっぱれです
子供がいると思えない体の線・・・羨ましい・・・
面白くて妙ちくりんなエロ話。松尾スズキさんらしい・・・
弓月光の漫画を思い出しちゃいました。


【女神のかかと】原作:乃南アサ 監督:西川美和 CAST:大塚寧々 他
小学生の奈月は勉強を教えて貰うため、同級生の真吾と帰宅した。奈月の家には奈月の母(大塚寧々)がいた。奈月の母は色白で美しく、真吾の目を奪った・・・


好きな西川美和監督作品。まだ主人公が小学生とあってさすがに刺激的な場面はないけど、ある意味
かなり官能的。
多感な小学生、真吾の心を奪ったのは、同級生の奈月ではなく奈月の母。
そりゃあねぇ、大塚寧々さんも綺麗よ~綺麗すぎるよ~~!!!!
真吾が自分の母親の揺れる二の腕を見てウンザリって顔をするんだけど、そりゃあああなるでしょうよフツーは!
しかしダメよねぇ。あんな少年に「おばちゃんのこと、見ても良いわよ・・」なんて言っちゃあ・・
あの少年にとっては初恋・・と言うか、初発情・・・ですわね


【玉虫】原作:小池真理子 監督:塚本晋也 CAST:石田えり、小林薫、加瀬亮 他
じじい(小林薫)にかこわれながら愛人として生きている女(石田えり)。ある日じじいはその女のところに見知らぬ若い男(加瀬亮)を連れてくる・・・


この作品が見たくて借りたんですけど・・・また、加瀬君の違う顔が見たくて。
加瀬君はここで又ヤクザ。小林薫@じじいの仕事仲間・・・らしいけど、二人が何をしてるかとかはよく分からない。でもとにかく加瀬君は怖い人。凄く短いシーンだけど撃ち合いの場面はかなり格好いい
そして何と言っても見所は石田えりさんとの濡れ場・・・あぁ加瀬君、こんな事までしちゃうのね・・・
と言っても色っぽい感じじゃ無くて格闘技みたいに激しいんですけど・・・
でも、若い加瀬君と一回り以上年上の石田えりさんの絡みってだけで十分エロいわね・・・
加瀬君の体は細いながらも程良く筋肉が付き、その腕や紋紋の入った背中が実に美しい・・・
それだけで満腹です
それにしても加瀬亮って見れば見るほど不思議な人。気の抜けた様な表情はちょっと不細工気味だったり
するのに、何かの表情ではすご~く格好良かったり・・・
しかしこの話、何と言っても石田えりさんがすごい。この人のこの匂い立つ色気はもう怖い者無し。
何というか、美しいとか妖艶とかとは違う・・・むせ返るような雌的な色気・・・
それに、裸も未だにOK。昔からよく脱がれてましたが、あまり変わってないように思うなぁ。
男に抱かれていつまでも玉虫のように輝く女・・・可愛くて色っぽくていやらしくて、同性として妬けるぐらいに
素敵です

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『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

sanchome.jpg
監督:山崎貴 
CAST:堤真一、薬師丸ひろ子、吉岡秀隆、小雪 他

昭和34年、高度成長期が始まろうとしていた日本。完成したばかりの東京タワーの近くに住む鈴木オートの家族に、親戚の女の子がしばらく住むことになる。また、向かいに住む茶川(吉岡秀隆)は相変わらずの生活で、いなくなったヒロミ(小雪)を思い続けていた・・・

前作から4ヶ月後の三丁目という設定での続編。実際は二年経ってるので須賀健太君が
異様に伸びておりますけども・・・
この度も又、心暖まる良いお話でした。
前作に深く思い入れがあり登場人物を愛してる方々には満足のいく仕上がりだったのではないかしら。
未完だった東京タワーは完成し、日本は高度成長期の始まり。三丁目も活気溢れ、人々は明るく元気です。
そして、茶川と淳之介、ヒロミのその後が描かれてるのは勿論のこと、鈴木オートに新しい家族がやってきたりして又新たなドラマが生まれます。
また、CG映像がとにかく凄い!前作より更にパワーアップして、どこからどこまでが実写か全く分からない。
日本橋に立つ薬師丸ひろ子さんが、あの時代の映画でに出てくる女優さんの様に見えましたわ

場内では涙してる人も沢山いたけど私は泣けなかったぁ。泣きより笑いの方が勝ったって感じ。
だって、やっぱり堤真一さんおもろいんやもん!!
そして今作も子供が良かった。私的には須賀健太君@淳之介より、鈴木オートの長男坊、一平の方が
印象に残りました。笑えたし、新しい家族とのやりとりにもホロッと来たり。
と、全体を通して良作だと言うことは納得だけど、ここまでしっぽり収まる話って言うのもどうもなぁ・・・
やっぱりこの作品は私にはお利口過ぎる・・・この時代を知らないと言うのも原因かも知れないけど。
ま、へそ曲がりな私は置いておいて、綺麗~な気持ちで鑑賞してほっこりしましょ~

*『ALWAYS 三丁目の夕日』レビュー



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