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2007.11.08
『毛皮のエロス〜ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト〜』
![]() | 毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~ (2007/08/03) ニコール・キッドマン.ロバート・ダウニーJr 商品詳細を見る |
1958年、ニューヨーク。裕福な家庭で育ったダイアン・アーバス(ニコール・キッドマン)は、写真家の夫のアシスタントをしながらも何か不満を抱える日々を過ごしていた。そんなある日、隣にある男が越してくる。その男はライオネル(ロバート・ダウニーJr.)と言い、覆面をかぶっていた・・・写真家、ダイアン・アーバスへのオマージュ作品。
ダイアン・アーバスという人を、この作品で初めて知りました。
この人が撮るのは常に人間。殊に、同性愛者や、フリークと言われる精神的、肉体的障害者などを好んで
撮ったらしい。
裕福な家庭で何不自由なく育った彼女が、有名ファッション誌の写真に携わっていた彼女が何故その様な
写真を撮るに至ったのかが描かれたこの作品。
あくまでもフィクションであるという前書きがあるけど、実話だった部分もあるようで・・・
なかなか良かった
とても興味深く見れました。美しく貞淑な妻、ダイアン・アーバス。
透き通るように綺麗なニコール・キッドマン扮するダイアンは両親に気を遣い夫や娘達を思いやる良妻賢母。
そんな彼女が上の階に越してきた男ライオネルに出会って、それまで自分の中で抑圧されてきたものを
解き放っていきます。
ライオネルの最初の登場シーンはちょっと不気味でドキドキ。で、普通ならその時点でそこを立ち去る様な
状況なのに、ダイアンはライオネルに導かれるままその特異な世界にズンズン入っていきます。
それはもう独特。めっちゃあやすぃ〜。ライオネルとダイアンだけが堪能できるフェチワールド。
それこそが、長い間ダイアンの中で眠っていた欲望を満たし、そして彼女が味わってみたかった世界。
そうしていつしか、ライオネルはダイアンにとってはとても大切で、そして愛すべき存在となっていきます・・・
このお話は一見異様でマニアックな世界にも見えるけど、実はとても純粋なラブストーリーでもあり、
ラストは思いの外ホロッと来てしまった・・・
人にはそれぞれ他人には理解の出来ない趣味、趣向があると思います。
ダイアンにとってはそれが、フリークでした。
そして彼女はそう言う人達を愛し、近づき、撮り、その世界にはまりすぎてしまったのでしょうか。
結局は自殺という最期を迎えたのは残念な事ですね・・・
non的お気に入り度:



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