
監督:クリス・クラウス CAST:モニカ・ブライブトロイ、ハンナー・ヘルツシュプルング 他
80歳になるクリューガー(モニカ・ブライブトロイ)は、女子刑務所でピアノを教えている。ある日クリューガーは、ジェニー(ハンナー・ヘルツシュプルング)をいう逸材を女囚の中に見付ける・・・
これはまぁなんとも独特なインパクトのある作品だこと・・・正直感想書きにくいなぁ・・・

芸術がテーマになる映画は感動が付き物だけど、この作品の場合単純にその演奏がすばらしいだけで無く、
年老いたピアノ教師と荒々しい女囚二人のドラマが見所。
第二次大戦時に愛する人を亡くして以降トラウマを持ちながら独り身でピアノ教師を続ける女と、幼少期から
不幸な生い立ちで人を信用しない血の気の多い女・・・
この、心に深い傷を負った二人のやり取りは激しいぶつかり合いであり、行きつ戻りつ、困難で険しい。
そして二人が迎えたラスト・・・・その4分間は・・・・それは、ジェニーの魂の叫びのような4分間。
意外で、衝撃的で、そして素晴らしい。
そしてそれは、二人が過去と決別でき4分間だったのかもしれません。
二人の女優さんの演技が素晴らしいです

彼女達の演技にグイグイ引き込まれました。
そしてとにかく、見て、聴いて、感じて・・・という映画です。
non的お気に入り度:



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