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『サンキュー・スモーキング』

サンキュー・スモーキング (特別編)サンキュー・スモーキング (特別編)
(2007/09/07)
アーロン・エッカート.マリア・ベロ.キャメロン・ブライト.ケイト・ホームズ

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監督:ジェイソン・ライトマン 
CAST:アーロン・エーカット、マリア・ベロ 他

タバコ研究アカデミーのスポークスマン、ニック(アーロン・エーカット)は、マスメディアを相手にその巧みな話術でタバコ業界へのバッシングをかわしていた。そんな彼は多くの人に嫌われていたがその手腕をボスに見込まれ、更に様々な仕事をこなしていた。ある日、そんな彼に美しい女性新聞記者が取材に来る・・・

タバコ・・・今では私にとって殆ど無縁の物
自分自身は幼い頃から呼吸器系が弱く全く吸わず、夫は以前喫煙者だったけど風邪をひどくこじらすって
事でそれいらいキッパリ止め・・・
って事で、数人の愛煙家の友人とランチをした時と、パチンコに行ったときだけ間接的に触れてる程度。
タバコを吸う男が好きだったこともあり父がヘヴィスモーカーだったりしたので、以前は全然平気だったのに、
今では臭いだけでもむせてしまう状態なのでして・・・・

タバコって人間の体には絶対悪いに決まってる。百害あって一利無し・・・だと思う。
私の叔父はスーパーヘヴィスモーカーを何十年もやっていて肺癌で死去。父も数年前、長年の喫煙によると
思われる大病に冒され死の淵を彷徨い・・・・
そんなだから良いイメージは勿論無いんだけど、一方で、その人の苦しみを癒し安らぎを与え、
愛煙家の方達にとってはこの上なく重要なアイテムであることも納得できます。
絶対男を素敵に魅せるしね。
でも今は日本でもアメリカでも健康ブームらしく喫煙できる場所がどんどん少なくなっていたりして、
確かにハリウッド映画でも喫煙シーンもあまり見ない。
そんな風潮の中、この作品の主人公は逆風を物ともせず、そのディベート力をフルに活かし、アンチタバコの
連中を論破していきます。
良く聞くとこじつけにも聞こえるんだけど、結局聴衆も納得させられてるし。
しかしこんな彼を「大量殺人者」なんて言い切っちゃったりする人がにいたりして・・・
ほんとアメリカって良くも悪くも自由なんだから・・・
そうして多くの人を敵に回しながらも淡々と仕事をこなしていき、ある落とし穴に引っかかってからの
復活劇も面白く、最後までこの主人公の小気味良さに楽しませて貰いました

今の世の中には沢山の誘惑があります。それはタバコだけでなく、酒、ギャンブルなどなど・・・・
そして私達が毎日利用しているこのインターネットもその一つ。
絶対に子供が見てはいけないような裏社会に簡単に繋がるこのネット世界もまた、危険極まりないのです。
そしてそれらは全て、今の世の中から決して消せないし、消してはいけない物。
それらを選ぶか否か、どう利用するかは、選択権を与えられた私達が各々吟味し、そしてまだその危険性を
知らない子供達には、それらを利用する上でのモラルを大人が責任を持ってしっかり教育していかなければ
ならないのです。
責任は与える側だけにあるのではなく、使う側にも大いにある・・・・
テンポが良くシニカルなこの作品の中に、現代に生きる私達、子を持つ親達に対しての、とても大切な
強いメッセージを感じました。


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