Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『オール・ザ・キングスメン』

オール・ザ・キングスメン コレクターズ・エディションオール・ザ・キングスメン コレクターズ・エディション
(2007/09/26)
ショーン・ペン.ジュード・ロー.アンソニー・ホプキンス.ケイト・ウィンスレット

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監督:スティーヴン・ゼイリアン CAST:ジュード・ロウ、ショーン・ペン、アンソニー・ホプキンス 他

1949年、ルイジアナ。貴族階級出身の新聞記者、ジャック(ジュード・ロウ)は、郡の不正を糾弾する男、ウィリー(ショーン・ペン)に出会う。ウィリーは力強い多くの人の支持を受け州知事に当選。何故かウィリーに惹かれたジャックは記者を辞め、ウィリーの元で働くことに・・・
1949年、アカデミー賞三部門を受賞した名作のリメイク。

オリジナルは未見だけど、正義感に溢れ清いはずの人間が絶大な権力を握った時に変わっていく姿、
その恐ろしさ、そして彼にどんどん惹かれる人間達のドラマはそれなりに面白かったです。
ジュード・ロウ扮する貴族階級出身のジャーナリスト、ジャックは、自分と全く相反するタイプのウィリーに
惹かれていき、また最終的にジャックの周りの人間までもがウィリーになびく事になる・・・
その権力のなせる技は絶大で、全ての敵を味方にする事も可能になります。
しかし、謙虚さを失い暴走し出す人の周りには必ず歪みが生まれ、そしていつか悲劇が起きる・・・
しかし何故ブルジョワのジャーナリストがあそこまでウィリーに惹かれたのか、どんなにウィリーが変わっていっても
何故彼についていったのか、結局よく分からなかった。
ウィリーという人間がそこまで魅力的にも見えなかったし。
作品自体に説得力が欠けていたのか、私がバカなのか、その辺りがちょっと残念・・・

しかし何よりショーン・ペンやジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンスなど名優達の演技に、
ついつい引き込まれた感じ。
特にショーン・ペンの演技にはいつもながらグッと見入ってしまう。
でも、他の作品でのショーン・ペンの方が断然良いけど。
ジュード・ロウはやっぱり男前や~


non的お気に入り度:




『ジェームズ・フランコ VS エイプ』

ジェームズ・フランコ VS エイプジェームズ・フランコ VS エイプ
(2007/11/02)
ジェームズ・フランコ

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監督:ジェームズ・フランコ CAST:ジェームズ・フランコ 他

小説家を目指しているサラリーマンのハリー(ジェームズ・フランコ)は、小説を集中して書くために、子供や妻がうるさい家を離れてアパートの一室を借りる。ようやく落ち着いて書けると思っていたハリーだが、そこには言葉を話すゴリラがいた・・・

主演のジェームズ・フランコ本人が脚本を書き、初めて監督をした作品。
えっとぉ~~ハッキリ言ってフランコ君のファンでなければ見れない・・・はは
なんて言うか、コレほんとに映画なの???みたいな・・・いくら低予算だからと言ってあまりにお粗末な・・・・
内容は、ちゃんとした仕事がありながら小説家になれると思いこんでいる主人公の妄想なのか何なのか、
突然変テコなゴリラが現れて彼と対立したり、協力しあったり・・・で、一体なに????っていうお話。
フランコ君はこの物語を最初は舞台で演じそして映画化したみたいだけど、そもそもこれってそんなに
魅力のある話なのか??
わざわざ映画にした意味もよく分からないけど・・・・
おそらくフランコ君他、彼の劇団仲間達が実験的な作った物なんだろ・・・って思いたいところ。
でも、まるで映画サークルの学生の思い出フィルム(学生が作る物の方が余程ハイレベルかも)
みたいなんですけどぉ~
まぁね、メジャー映画で大きな役を演じているジェームズ・フランコと言う俳優の感性が、彼の本来の姿が
彼の日頃の演劇活動がかいま見えると言う部分では面白いかもしれないけど、いずれにしてもファンでないと
それに興味も沸かないわけだし・・・

とにかくフランコ君にはその顔と演技力を更に活かして、「役者」として頑張って欲しいと、一ファンとして
改めて願うばかりなのでした・・・


non的お気に入り度:(初監督を祝してプラス1個。でももうやめて・・・)

2月の気になる映画

2008年になってもう一月が経ちました。あぁ・・・またボケボケしてる間に時間が過ぎてる・・・
しかしこの寒い日が続いておりますが、、灯油価格の高騰はサラリーマン家庭には大打撃・・・
だけどスキーも行きたいし映画も見たい・・・どれも割愛できないのよ・・・・早くなんとかしてくれぇ~~
と、グチグチしている私はさておき、2月も色んな映画が公開されるので、気になる作品書いていきまぁす


干支でシネマ★バトン♪♪

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どもです
寒~い!最近ほんとに寒いです!!
でも、見たい映画がどんどん来るし、
寒くても映画館に行きたいですね~
映画館ではもちろん厚着して
膝掛け借りて、カイロ持参で
冷え防止対策バッチシです
と、本日は久々今年初バトンです。
いつも大変お世話になっております「我想一個人映画美的女人blog」migさまから頂きました、
「干支でシネマ☆バトン」です。
migさん、いつも本当にありがとうございます

12支の動物でイメージする映画・・・う~ん・・・動物かぁ・・・
薄れている記憶を辿りつつ、行ってみたいと思いまぁす

『俺たちフィギュアスケーター』

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監督:ウィル・スペック 、ジョシュ・ゴードン
CAST:ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー 他

アメリカ代表でとても人気のあるフィギュアスケーター、繊細な表現のマッケルロイ(ジョン・ヘダー)とワイルドでセクシーなマイケルズ(ウィル・フェレル)は、世界選手権で共に1位となり表彰台で大喧嘩をしてしまう。その事がきっかけで男子シングル部門での出場権を永遠に失った2人は、ペアを組んで再出発することに・・・

楽しかったぁ 笑えて良い気持ちになれて、何とも楽しい作品ですわ。
だいたい何が笑えるって、ウィル・フェレルがお世辞にもスポーツ選手とは言えない体でスケートリンクを
滑っちゃって・・・しかも女性にモテモテのスケーターで・・・・
ズッドンズッドン滑ってSEXYって、そんな訳無いでしょ~って最初から笑える~
とにかくどれもこれも、フィギュアスケートファンとしては有り得ない事ばかりだし全くバカバカしくもあるんだけど、
この作品ただバカやってるって言う訳じゃなくて、本来かみ合わないスケーター2人が、挫折し友情を育んでいく
ストーリーに何だか心も暖かくなるんですね

コメディアンのシリアスな演技は結構好き。
でもやっぱりウィル・フェレルはこうでなくっちゃ~。だってあの人って、じっとしてても笑えるもんね
ジョン・ヘダーは比較的綺麗なアイドルみたいな役だったけど、あの顔もやっぱりおかしい・・・歯のせい?
とにかくそんな2人の演技が、ヴィジュアルが、動きが絶妙におかしくて、嫌なことも忘れるほど
楽しめました

かつての名スケーター、スコット・ハミルトンやナンシー・ケリガン、ブライアン・ボイタノ、そしてサーシャ・コーエン
などがチラッと出てくれてるのも嬉しいところです

non的お気に入り度:

『テラビシアにかける橋』

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監督:ガボア・クスポ 
CAST:ジョシュ・ハッチャーソン、アナソフィア・ロブ 他

貧しい家に暮らし学校でもいじめられっ子のジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)の唯一の楽しみは絵を描くこと。そんなジェスのクラスに、ある日レスリー(アナソフィア・ロブ)という少し風変わりな女の子が転校してくる。彼らは放課後2人で家の近くの森で会うようになる・・・

謎解きもヒネリも無いけど、とにかく心洗われる、純粋でキラキラした良い~お話
おまけに主役は子供って事で当然感動するとは思っていたけど・・・・久々涙してしまったわい。

人生で大切なのは出会い。人は素晴らしい出会いを糧に、一つ一つ困難を乗り越えながら成長していきます。
そしてジェスはレスリーに出会い、生きる喜びを教えられます。
・・・・心の目を開くと新しい世界が見えてくる・・・・
どんなに嫌なことがあっても辛いことがあっても、楽しく生きる方法はいくらでもあるとレスリーに導かれ、
ジェスは永遠の王国、テラビシアを見付けるのでした。

大人になるとテラビシアは見付けにくいかも知れないけど、心の目はいつまでも開けるようにしていたいです・・・・


non的お気に入り度:




今期の気になるドラマ達

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今期の新ドラマの第1回放送が全て終わり、またまた私が気になるドラマだけですが、ちょっと書いていきたいと思います。
ヒース急逝のニュースから完全には立ち直れてはいませんが・・・・

改めて・・・ヒース・レジャー

今朝の横浜は冷たい雪・・・そんな凍てつくような寒さの中、ショックなニュースが入ってきました。
「ヒース・レジャーが遺体で見つかった。」という耳を疑うようなニュース。
本当にショック・・・本当に残念・・・

私から見た彼のイメージは、やんちゃで色気のある男。
決して美しいハンサムガイでは無いけど、太い声や男っぽい感じがとても魅力的だった。
『ロック・ユー』での若々しく爽快なヒーロー、『カサノバ』での女性に優しいイタリア男、
『ロード・オブ・ドッグタウン』での投げやり気味な青年、『ブロークバック・マウンテン』での募る思いに
苦しむ男などなどなど、どの役も見事にこなし私達に魅せてくれたヒース。
しかしこのニュースを聞いて真っ先に思い出した役は、『チョコレート』での様々なジレンマに苦悩する若者。
あの演技はとても衝撃的で、少しの登場なのにとても印象に残った役だった。
もしかしたら、あの暗く沈み込んだ青年は、彼そのものだったのかもしれない・・・・
そう思わずにはおれないのです。

これから・・・本当にこれからの役者さんだったのに・・・・彼の出演作をいつも心待ちにしていたのに・・・

改めて心からご冥福をお祈りします・・・・

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Please pray for the repose of the soul of Heath Ledger...


第80回 アカデミー賞ノミネート発表!

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第80回のアカデミー賞ノミネートが発表されましたぁ~


作品賞
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『つぐない』 
『JUNO/ジュノ』 
『フィクサー』 
『ノーカントー』 
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

『ハチミツとクローバー』

ハチミツとクローバー スペシャル・エディション (初回限定生産)ハチミツとクローバー スペシャル・エディション (初回限定生産)
(2007/01/12)
櫻井翔、蒼井優 他

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監督:高田雅博 CAST:桜井翔、蒼井優、加瀬亮、伊勢谷友介、関めぐみ 他

美大生達の青春ラブストーリー。貧乏な美大生の竹本(桜井翔)は、先生の親戚で大学に入学してきたはぐみ(蒼井優)を見て恋に落ちる。そして、天才的な才能を持った森田(伊勢谷友介)も又、はぐみを好きになる。一方彼らの仲間の山田あゆみ(関めぐみ)は同じ美大生仲間の真山(加瀬亮)に思いを寄せるが、真山はバイト先の女性が好きだった・・・

大人気コミックが原作で、ドラマでも始まったこの物語。
タイトルだけは知っていたけど内容は殆ど分からずのままで、このハチクロワールドはドラマが初見。
で、実はあのドラマのあの感じは余り好きになれないでいて、映画はどうかと思って見てみました。
加瀬君も出てるし。
当然だけどドラマとは登場人物のキャラが微妙に違っていて、どちらが原作に近いかは知らないけど、
映画の方が私は入り込みやすかった。
いずれにしても原作ファンの方だともっともっと楽しめる作品なんだろうなぁ・・・といったところだけど。
映画の方はドラマに比べるとそれぞれのキャラがごく自然に描かれていて、あまり力が入っていないところが
良い感じ。
片思いをしてるその切ない気持ちに苦しむ彼らがみんなそれぞれ愛らしい。
そうそう、恋とは苦しいものなのだよ・・・と言ってあげたくなる。
とは言えやはり長い原作を2時間にまとめてるんだから、原作ファンの方達からすればかなり端折られてる
感じなんだろうなぁ・・・・
だから原作を知らない私なんて、実は内容どうのより殆ど加瀬君だけ見てたのでして。
正直、誰を好きになってどうなるとか、どうでもええわって言うのが本音だったりして・・・はは
それを言えば元も子も無いわなぁ・・・
数人の若者グループがその中で誰かを好きになったり、友情を感じたりっていうこの手の話には、
いつの頃からか何にも感じなくなってしまってる・・・・どうしてもどこかで冷めてしまう・・・
若いって良いなぁとは思いますが。
年・・・なのか、私が余程汚れてるからか・・・・ガクっ


non的お気に入り度:




『シルク』

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監督:フランソワ・ジラール CAST:マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広治 他
音楽:坂本龍一

19世紀、フランス。戦地から戻ってきた青年、エルヴェ(マイケル・ピット)は、製糸業を営む男から依頼されアフリカへ蚕卵を買いに行く。それによって富を得たエルヴェは、美しいエレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と結婚。その後再びエルヴェは、更に良質の蚕卵を買うために日本へと旅立つ・・・

夫婦の切ない愛、そして遠く離れた人への募る思いが描かれた作品。
19世紀、フランスからはるばる日本にやってきた青年が、日本の、特に日本女性の魅力に取りつかれると言う、
日本人としてはなかなか興味深い物語。
しかしとても静かなこの作品、かなり好き嫌いの別れるところでしょう。
ゆったりしたテンポは眠気を誘うかもしれないし、何より登場人物の思いに共感するには今ひとつ。
違和感を感じる部分も色々とあり。
でもとにかく美しいんです。全てが美しい
フランスのユリ庭園、日本の真冬の銀色の山、どの場面もまるで絵画のよう・・・・
そして、坂本龍一さんの幻想的な音楽で一層魅惑的に引き立てられるこれらの情景に酔いしれれば、
この作品の世界観に浸ることが出来るんじゃないかな・・・

あと、風景もさることながら女性陣がとても美しい。
主人公の妻のキーラも綺麗だけど、主人公が恋い焦がれる日本女性に扮した芦名星は、
とても神秘的で官能的で、美しくも謎めいた当時の日本の象徴のように描かれています。
脇で登場する中谷美紀さんも印象深い役所で、とても美しかったです。


non的お気に入り度:




『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

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監督:ティム・バートン CAST:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボトム=パーカー、アラン・リックマン 他
ゴールデングローブ賞 作品賞 主演男優賞受賞

19世紀、ロンドン。ターピン判事(アラン・リックマン)によって無実の罪で投獄され、妻と娘を奪われた理髪師(ジョニー・デップ)が復讐のためにフリート街に戻ってくる。そして、パイ屋を営むミセス・ラペット(ヘレナ・ボトム=パーカー)の協力を得て、復讐のために15年振りの理髪店を開く・・・
トニー賞受賞のミュージカルを映画化。

全てを失い悪魔と化した理髪師の、何とも残忍で凄惨で、そしてとても哀しい復讐劇。
この物語、有名なミュージカルと言うことは知っていたけどこんなに血生臭いとは・・・
この血にまみれたミュージカルが、ティム・バートンならではのダークで鮮烈で美しい色彩と、ジョニー・デップや
ヘレナ・ボトム=パーカーの名演で、見事なまでに痛烈で衝撃的な復讐映画となっています。

復讐のカミソリ男、スウィニー・トッドに扮するジョニー・デップは、身震いするほど恐ろしくて、格好良い・・・
この作品でようやくゴールデングローブ賞を手にしたジョニー・デップ。
もちろん演技の上手いジョニーはこれまでも何度も個性的な役をこなしてきたけど、適役とはまさにこの事で、
この残酷で哀しい男にあまりにもハマリ過ぎてる。
もちろんミュージカルなので歌も歌ってるけど、これもなかなかイケてるしって言うか、上手いの~
そして、彼の復讐劇に手を貸すパイ屋の女主人に扮したヘレナ・ボトム=パーカーも流石の存在感。
この2人の姿が、画面いっぱいに飛び散った血しぶきのように強烈なイメージで、まだしばらく頭に残りそうです


non的お気に入り度:


『イズ・エー [is A.]』

イズ・エー [is A.]イズ・エー [is A.]
(2005/05/25)
津田寛治、小栗旬 他

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監督:藤原健一 CAST:津田寛治、小栗旬、内藤剛志 他

ある日渋谷のファミリーレストランで大量の死者を出す爆発事件が起きる。捕まったのは14歳の中学生、勇也(小栗旬)。勇也は少年法により4年で少年院を出所する。一方爆発事件で家族を失った刑事の三村(津田寛治)は絶望的な生活の中勇也の出所を知る・・・

何とも暗く重い作品。
いとも簡単に多くの人の命を無差別に奪った少年の家族と、彼によって全てを奪われた被害者の家族、
それぞれの葛藤が描かれた作品。
親と子、加害者側と被害者側・・・・それぞれの対峙がどれも息詰まるもので、緊迫感に溢れている。
特に、加害者の父親と被害者の父親、彼らが彷徨う地獄は出口が見えず、どちらの親がどうだとか
比較のしようがない程、どちらもがどす黒い暗黒の中にいる。
そんな父親を演じた内藤剛志さんと津田寛治さんの演技は素晴らしく、彼らの迫真の演技に共感し、
同じ子を持つ親としてとても辛くなってしまいました。
ただ残念なのは、あんな大罪を犯した少年の心の闇が今ひとつ見えてこないこと。
最初から最後まで淡々と冷血な少年のまま。彼の家族が特別悪いとも思えない。
結局何故そうなってしまったのか、その悪魔のような残酷な心の本当の部分が最後まで見えてこなかった。
少年を演じたのは今最も旬の、小栗旬。彼の演技は悪くないんだけど。
まぁ、現代の少年犯罪って、その動悸がハッキリと分からないのが殆どなんだろうけど・・・

加害者の家族、被害者の家族、だれもがどちらにもなり得る可能性を秘めているだけに、
何とも恐ろしい作品です。


non的お気に入り度:

『ツォツィ』

ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)
(2007/10/19)
プレスリー・チュエニヤハエ.テリー・ベート

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監督:ギャヴィン・フッド CAST:プレスリー・チュエニヤハエ、テリー・フェト 他
アカデミー賞外国語映画賞受賞

南アフリカ、スラム街に暮らしながら仲間と窃盗などを繰り返しているツォツィ(プレスリー・チュエニヤハエ)は、ある日高級住宅街に住む住人の車を盗む。しかし、その車には、生後間もない赤ん坊が乗っていた・・・

登場人物の自然な演技、色々と考えさせられる重いストーリーなど、オスカーを獲っただけあってとても
見応えのある素晴らしい作品だと思います。
素晴らしいんだけど、なかなかキツイ。
世界にはあちこちでまだまだああいう街があり、そして悪事を働きながらでしか生きていけない若者がいて、
そんな彼らの実状はこうして映像では見かけるけど、やはりキツイ。
そしてそんな彼らが小さな赤ん坊を手にしたら・・・・それはもう、見ていて怖くて怖くて・・・・
何事も銃でしか解決する術を知らない少年の、その不器用過ぎると言うより、手荒過ぎる赤ん坊の扱いが、
そして、そうしてでも心が柔らかくなっていく主人公の姿が、微笑ましいなんてとてもとても言えず、見ていて
かなり辛いものがありました。
愛情も知らず物事の善悪も分からないまま育ってしまった少年が、ある日赤ん坊を手にし、
自分と立場は違っていてもその愛らしさに触れ初めて本当の「愛」を感じるという、確かに一見すると
ありきたりな感動作品にも思える映画だけど、決して単なる感傷的なものではありません。
寧ろ、こういう現実が世界のあらゆるところで今も繰り広げられていている言う事を改めて突きつけられ、
心がジンジンと痛む。
親や社会にはじかれた若者が本当の「愛」を知り、本心から自らの行為への贖罪の気持ちを抱いた時、
彼らはどうすれば救われるのか・・・・
社会が生んだ否応無い歪みに、また改めてやりきれなさを噛み締めてしまいました・・・
DVDにはエンドロール後の二通りのラストが用意されていたけど、どちらも辛かった


non的お気に入り度:


いよいよ我が家にも地デジ!

いよいよ来ました。我が家にも・・・薄型テレビ、そして、地デジが!!! って、もしかして遅い?
地デジって一般家庭にどれぐらい普及してるんだろぉ~
地デジ自体はマンションが契約してるケーブルのチューナーを通して見れてたんだけど、
何せ媒体がアナログだったから地デジは見ずフツーにアナログ放送見てました。
が、その我が家の大事な、私の10年来の親友のテレビ君がとうとうダメに・・・結構長く使ったし・・・
あのテレビ、大好きだったぁ~何と言っても2画面が重宝して。
娘がゲームしても片方の画面で好きなの見れるし、とにかくすごく便利で。
でもその2画面がつぶれちゃったしリモコンもボロボロに・・・・
一度中を明けて修理してもらったり、リモコンも中を開けて大掃除したりしたけど、今年はオリンピックイヤーだし、
ここらで換え時かなぁって事で。
で、思い切って薄型テレビGETです
tv.jpgコレ

もうこれは、我が家にとっては今年最初で最後の大きな買い物なわけで、もちろん痛い出費
でもテレビは大事だもんねぇ。
って事で、日曜から我が家は地デジ生活です。

機種はTOSHIBA REGZA、32H3000。コ○マ電機にて、店頭価格よりかなりお安くしてもらってGET
この機種何が良いって、HDD内蔵なのです。だからテレビでそのまま番組録画できちゃう。
我が家のDVDレコーダーは2番組録画は出来ないのでこれは有り難い
で、やっぱりデジタルは綺麗ね~ 皆さんのお顔の毛穴まで見えちゃうよぉ~
しかし、DVDレコーダーがハイビジョン対応じゃないから、映画のDVDが綺麗に見れない~
もう、家電のスピードには追いつけ無いっす・・・

第65回ゴールデングローブ賞発表

ストによって授賞式セレモニーが中止という事態の中、第65回ゴールデングローブ各賞が発表されました~

作品賞
ドラマ部門
『つぐない』(監督:ジョー・ライト/フォーカス・フィーチャーズ)
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コメディ・ミュージカル部門
『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』
(監督:ティム・バートン/パラマウント)
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第81回キネマ旬報 ベストテン

第81回キネマ旬報ベストテンが発表されました~
受賞作品、受賞俳優、邦画、洋画のベストテンは以下の通りです。


日本映画監督賞     周防正行 「それでもボクはやってない」
日本映画脚本賞     周防正行 「それでもボクはやってない」
日本映画主演女優賞  竹内結子 「サイドカーに犬」「クローズド・ノート」「ミッドナイトイーグル」
日本映画主演男優賞  加瀬亮 「それでもボクはやってない」「オリヲン座からの招待状」
日本映画助演女優賞  永作博美 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
日本映画助演男優賞  三浦友和 「転々」「松ヶ根乱射事件」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
日本映画新人女優賞  蓮佛美沙子 「転校生 さよならあなた」「バッテリー」
日本映画新人男優賞  林遣都 「バッテリー」
外国映画監督賞     ジャ・ジャンクー 「長江哀歌」
日本映画作品賞     「それでもボクはやってない」(周防正行監督)
外国映画作品賞     「長江哀歌」(ジャ・ジャンクー監督)


2007年邦画 ベスト・テン

1位 「それでもボクはやってない」
2位 「天然コケッコー」
3位 「しゃべれども しゃべれども」
4位 「サッド ヴァケイション」
5位 「河童のクゥと夏休み」
6位 「サイドカーに犬」
7位 「松ヶ根乱射事件」
8位 「魂萌え!」
9位 「夕凪の街 桜の国」
10位 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
次点 「愛の予感」


2007年洋画 ベスト・テン

1位 「長江哀歌」
2位 「善き人のためのソナタ」
3位 「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
4位 「クィーン」
5位 「バベル」
6位 「やわらかい手」
7位 「ドリームガールズ」
8位 「ボルベール 帰郷」
9位 「ゾディアック」
10位 「パンズ・ラビリンス」
次点 「デス・プルーフinグラインドハウス」


やはり去年のベスト邦画は『それでもボクはやってない』ですね~嬉しい
周防さんも加瀬君も、おめでとうございます
そして、各賞受賞の皆様、おめでとうございます

『やわらかい手』

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監督:サム・ガルバルスキ CAST:マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マノイロヴィッチ  他

ロンドン郊外に住む未亡人のマギー(マリアンヌ・フェイスフル)の孫は難病を患っていた。その病を完治させるため家も手放したマギーだったが更に費用が必要となり、マギーはある風俗店の扉を叩く・・・

今年初映画がコレ。コレ見たかったんだ~
単館でしか公開されないと思って諦めてたけどご近所の映画館で見れたのでラッキー
何せ、主演があのマリアンヌ・フェイスフルだもの。
彼女が扮するのは年老いた未亡人。難病の孫をひたすら思いやるお祖母ちゃん。
嫁に疎ましがられても、生活が苦しくても、とにかく孫の病気を治してやりたいという愛情たっぷりの女性。
すっかり老いて最早女性のフェロモンも消えてしまったような、弱気な彼女の武器
・・・・それはやわらかで滑らかな手・・・・
何もできなかったはずの無力な彼女は、その手で男性を癒しそして家族を助ける・・・

静かで地味だけど、良いお話だった
何と言っても主演のマリアンヌ・フェイスフルが良い!!!
主人公マギーが醸し出す何とも言えない哀愁は、さすがに人生の酸いも甘いも知り尽くしたマリアンヌならでは
といったところでしょうかね。
私はこのブログでこれまで何度かマリアンヌ・フェイスフルについて触れてきています。
それは、ストーンズファンとして決して見過ごすことの出来ない女性だからなんだけど。
貴族の家系に生まれ修道院で育ち、60年代のロンドンのアイドルとしてもてはやされミック・ジャガーの
恋人となり、そして時代に翻弄されドラッグ中毒で一度は何もかもを捨てたマリアンヌ。mf.jpg








アイドル時代のマリアンヌ。ホントに可愛いのだ
その後復活し、今も音楽活動やら去年公開の『マリー・アントワネット』にちょこっと出演したりと未だに
頑張っている彼女だけど、この作品ではアラン・ドロンと共演し話題になった『あの胸にもう一度』以降
38年ぶりの主演。
あの頃から比べると、年のせいだけではない様々な苦労の為なのか、すっかり顔も変わりおっちゃんみたいに
なっちゃったけど、何となく愛らしく感じるのは彼女の育ちの良さの名残かな・・・
とにかくそんな彼女が演じるマギーは、とても深みがあり味があります。
孫の為なら、家族の為なら何もかもを投げ出すマギーは誰よりも愛情深く、そして強い・・・
彼女の人としての、女としての美しい逞しさに感動しました。
そして、そんな女性をマリアンヌが演じてくれたことがとても嬉しいです・・・


non的お気に入り度:

*マリアンヌ・フェイスフルについての記事「娼婦と呼ばれた堕天使・・・マリアンヌ・フェイスフル」

*マリアンヌのアイドル時代の動画


『あの胸にもう一度』Trailer






『あるスキャンダルの覚え書き』

あるスキャンダルの覚え書きあるスキャンダルの覚え書き
(2007/11/02)
ジュディ・デンチ

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監督:リチャード・エアー CAST:ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット 他

ロンドンのある中学で歴史を教えているバーバラ(ジュディ・デンチ)は、厳格な性格のオールドミス。周りの教師からも浮いている彼女は、美術教師として赴任してきたとても美しいシーバ(ケイト・ブランシェット)に興味を引かれる・・・

どんな内容かよく分からず見たけど、なかなか面白かった・・・・・と言うか、怖かった・・・と言うか・・・
女性の友情を超えた偏愛が描かれていて、『ルームメイト』を思い出しました。
人と人との距離ってホントに難しい物。
それは誰とでもそうで、その距離感ってとてもデリケートな物だと思う。
でも時々あるのよね・・・勝手に勘違いして自分だけ突っ走って・・・
こういう場合勿論、愛なんて遙かに超えて別の物になっちゃってるんですが。

この作品のケイト・ブランシェットはとても綺麗で色っぽい。
一方彼女に興味を引かれる役所のジュディ・デンチは、怖くて怖くて・・・
あの人があの目で誰かをジットリ見てる目って、怖すぎやっ!
ただでさえ怖い顔やのにぃ~
って事で、内容も面白いけど、とにかくジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの名女優の競演が見物。
特に、ジュディ・デンチはさすがです。
自分とは対照的な美しく知的な女性に興味を抱き観察し、そして彼女を慕いながら常にプライドを
誇示し続ける自分勝手なオールドミスを見事に演じてくれています
そんなゾゾゾットするようなジュディ・デンチ先生を見てるだけでも、結構楽しめました


non的お気に入り度:

新年明けましておめでとうございます♪

新年明けまして、おめでとうございます


昨年中はお世話になりました
幣ブログに足を運んでくださった皆様に支えられて、充実したブログライフを送ることが出来ました。
本当にありがとうございました
今年もヘタレ管理人によるこんな弱小ブログで、何かと行き届かない点があるかとは思いますが、
何卒、何卒よろしくお願いします