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2008.06.29
『チャプター27』
![]() | チャプター27 (2008/05/23) ジャレッド・レトリンジー・ローハン 商品詳細を見る |
1980年12月6日、マーク・チャップマン(ジャレッド・レト)はニューヨークにやって来て、ジョン・レノンが住むダコタハウスに向かう。「ライ麦畑でつかまえて」を愛読するチャップマンは世界平和を叫ぶジョン・レノンを偽善者だと思っていた・・・1980年12月8日、ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンが犯行に及ぶまでの3日間が描かれた作品。
これ、ジョン・レノン、もしくはビートルズのファンでないとかなり退屈かも。
凄く見たかった私でさえ少々眠くなったし・・・・

マーク・チャップマンがNYにやって来て3日間、何かしら頭の中で色々とぐるぐると思いを巡らしながら最終的に
凶行に及ぶまでが、あくまでもマーク・チャップマンからの視点で淡々と描かれています。
見てるこちらはそんな彼の思考や行動に共感出来る訳も無いんだけど、彼の心理状態、世界観は不可解で
ありながらなかなか興味深い物がありました。
ジョンを殺害した理由・・・それは単なるファン心理からの、いわゆる「可愛さあまって憎さ100倍」とは少し
違っているようで。
ジョンを愛している反面、平和や差別の無い世界を歌いながらもセレブであるジョンに矛盾を感じ、それが
憎しみとなっている。
まぁこの辺はもしかしたらジョンを思うあまりに浮かんだ思考かもしれない。
ジョンから快くサインを貰ったその後は、ジョンを自分の物にしたいと言うような気持ちにもなってたみたいだし。
が、それよりも強く描かれていたのは、愛読書である「ライ麦畑をつかまえて」の主人公と自分が同一人物だと
思いこんでいる、主人公の姿。
「ライ麦畑・・」の主人公の行動とジョン殺害までの自分の行動を無理矢理一致させながら凶行に及んでいて、
その点に関しては実に身勝手というか、自意識過剰というか、支離滅裂というか、何故それがジョンを殺す事に
なるのか当然理解できない。
ま、これが理解できたらとんでもないことなんですが

まぁこの人、幼少期に家庭に恵まれず何らかの形で精神を病んでたらしいので、その当たりも影響を及ぼしてる
のでしょうけど。
ただ主人公に扮したジャレッド・レトの演技、変貌振りは素晴らしくて、ほんとに役者さんって凄い!って感心
させられましたわ。
彼のあの渾身の演技が無ければ、この作品はもっと退屈な物になったでしょう。
non的お気に入り度:



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