監督:マイケル・レーマン
CAST:ダイアン・キートン、マンディ・ムーア 他
女手ひとつで娘三人を育てたパティシェのダフネ(ダイアン・キートン)にとっての悩みの種は、三女のミリー(マンディ・ムーア)。姉妹の中でただ1人独身で恋愛下手なミリーの為に、ダフネはミリ0に内緒で「娘の花婿募集」という個人広告を出す・・・
久々のダイアン・キートン映画。
年とったなぁ・・・・ダイアン・キートン。でも相変わらずのスタイルの良さで、彼女らしい演技にファッション。
そんな彼女が扮するのは三人の娘の母親。とにかく三女の行く末が心配で仕方ない、ちょっとイタいママ。
そんなママと、やっぱりちょっとイタい娘三人とのドタバタコメディ。
とにかくこの母親、過干渉。いい年した娘の花婿を募集しちゃうんだから・・・・
見てると時々イラッと来るぐらいアイタタな母親なんだけど、その気持ち、そして台詞の中には、同じ娘を持つ母親として
共感せずにはおれない部分が多々あったぁ~

親ってね、多分殆どの人が正直ダフネのように何もかも子供のことをコントロールしたくなる時があるはず。
私って、ぶっちゃけ子供あんまり好きじゃありません
だからほんとはあまり関わりたくない・・・・子供のことに。
学校行事も嫌いだし、子供が学校で何やってるとか、実はな~んにも興味が無い。
って言うか、子供の世界を目にするとどうしても心がざわついて、ストレスになるから覗きたくないっていうのが
正直なところ。
気にするの嫌なんだけど、色々と気になる。心がざわついて、傍観するのが大変になる。
そして、どこまで私がアドバイスをすべきなのか、どこまで手をさしのべてやるべきか、マジで頭を痛めるんです。
親心って、ほんとにめんどっちぃ・・・・
ダフネもね、やりたくてやってるわけじゃないけど、そのままだと娘が変な男にひっかかっちゃいそうだから
あんなことしたのよね。
やリ過ぎだしやっちゃいけないけど、気持ちは分かる!
まだ学校のお友達のことならその時だけだけど、結婚相手となると娘の一生決まっちゃうもんね。
そりゃ心配になるのは親なら当然。
おかげでこの三女にはいい男が同時に二人もくっついてくるんだけど・・・
親は子供より先に人生を歩るいてるから、自分がぶつかった壁には子供にぶつからせたくないと願う。
ほんとは子供自身にその壁にぶつからせなければいけないって頭では分かってるんだけど。
でも、子供には自分と同じ様な苦労をさせたくない、そして自分のようになって欲しくない・・・・
それはほんと、私も日々思うこと。一番の願いと言っても良い。
・・・親離れより難しいのは子離れ・・・・
この作品を見て改めて親心のめんどくささを思い知らされたけど、下ネタも何でもオープンに話せる姉妹、
親子関係はすごく素敵なだ~って、やっぱり娘は良いなぁ~って事も思ったのでした

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