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映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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12月の気になる映画

師走ぅ~ 

毎月、早い早いと言ってたら、ほんとにもう12月、、、、冬らしく空気も冷たくなってきました
そんな中私の心も少しヒンヤリ・・・
今年最終月になってまたまた愚痴になってしまうけど、先日仕事で嫌なことがあり、今年一番のショックと
凹みに襲われました

今やってる仕事はたかだか内職ではありますが、色々あります。
この度の凹みの原因は、やはり人との関わり・・・・
誤解されて、理不尽に攻められて、でも言いたい事も言えず、、、
こういう時は、泣きたくても叫びたくてもひたすら堪え忍んで、嵐が通り過ぎるまでじっと待つ・・・・
それは生きていく上で大切な事だとは分かっていても、その場になると苦しくて仕方ありません。

なんつって嘆いてばかりいては前も向けず、その悔しさを他のエネルギーに変えれればベスト。
恥ずかしながらこの年になっても、そうなれるまでにはちょっとばかり時間がかかるけど・・・

今年最後の月、素敵な映画に出会えることを期待しつつ、良い感じで一年の締めくくりになればと思います


『ペネロピ』

ペネロピ [DVD]ペネロピ [DVD]
(2008/09/17)
クリスティーナ・リッチジェームズ・マカヴォイ

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監督:マーク・パランスキー CAST:クリスティナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ 他

裕福な家の娘、ペネロピ(クリスティナ・リッチ)は、先祖が魔女から呪いをかけられ豚の鼻と耳を持って生まれてきた。そんなペネロピを母親は家の中で隠し続ける。そして、名家の男子からの永遠の愛の誓いだけが呪いを解く言うことで、大人になったペネロピに色んな男子とお見合いをさせる。が、ペネロピの顔を見てみんな逃げていった。そんな中、マックス(ジェームズ・マカヴォイ)という青年だけが何故か逃げずに残っていた・・・・・

醜い顔でも心の美しい娘と、そんな娘と出会って人生の再生を誓う青年の、ちょっと切なくて心暖まる物語。
勿論ラブストーリーではあるけど、殆どおとぎ話。で、コミカルな場面もありでなかなか面白かった

とにかくペネロピが良い子で応援したくなる。お顔が醜くても可愛げがあって、、、
ず~っと家に匿われててほんと可哀想で健気だし。
でも誰が可愛いって、一番可愛いのはマカヴォイだったぁ~ははは
やっぱり演技してるマカヴォイ君は間違いなく可愛いっ歌ってるとことか激カワ~
(結局そこが一番良かったりして、、)

クリスティナ・リッチって鼻が普通でもあんまり変わらないって言うか・・・・特に美人じゃないんだけど
でも、前向きで素直なペネロピの恋模様には心も温かくなるし、色々教えられちゃいます。
どんな自分でも自分を好きになるって、とても大事ってこってすわね
(しかしマカヴォイは体がブタちゃんでも愛してくれるだろうか・・・(爆))

non的お気に入り度:

第33回報知映画賞

第32回報知映画賞が発表されました~

最優秀作品賞     『おくりびと』  滝田洋二郎監督 
最優秀主演男優賞  堤真一 『クライマーズ・ハイ』 
最優秀主演女優賞  小泉今日子 『トウキョウソナタ』『グーグーだって猫である』
最優秀助演男優賞  堺雅人 『クライマーズ・ハイ』
最優秀助演女優賞  樹木希林 『歩いても歩いても』
最優秀新人賞     長渕文音 『三本木農業高校、馬術部』
最優秀監督賞     橋口亮輔 『ぐるりのこと。』
最優秀海外作品賞  『ダークナイト』 配給:ワーナー・ブラザース映画  監督:クリストファー・ノーラン


今年の映画賞のトップを切って、報知映画賞が発表されました。
作品賞は『おくりびと』。やっぱりね~って感じ。
で、個人的に嬉しいのは堺雅人さんの助演男優賞。
地味だけど魅力的で上手い彼が評価されるのはとっても嬉しいです
そして今年はキョンキョンyearでした。本格的に名女優さんの仲間入りですね。
洋画NO.1はやはり『ダークナイト』。ヒースの迫真の演技が評価されたそうです

おめでとうございまぁす~

Xmas Ilumination in Tokyo

xmastree.jpg
都内各地で始まったクリスマスイルミネーション、ちょこっと見てきました。
詳しくはこちら「sweet*photo」で。

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』

ropic_main.jpg

監督:ベン・ステイラー 
CAST:ベン・ステイラー、ロバート・ダウニーJr、ジャック・ブラック 他

アクション俳優スピードマン(ベン・スティラー)、ドラッグ中毒のコメディ俳優ジェフ(ジャック・ブラック)演技派のラザラス(ロバート・ダウニーJr)などが、戦争大作『トロピック・サンダー』に出演することに。落ち目になっていたスピードマンは返り咲きを目指すが共演者と上手く行かず、予算もオーバーに。監督は彼らをジャングルに連れていき、撮影を強行しようとする・・・

仕事で超イヤなことがありかなり凹んでたので、元気が出ることを期待して鑑賞

いやまぁ~ある程度予想はしていたけど、全編通してくっだらな~いアメリカンユーモアたっぷり。
グロかったり、お下品だったり・・・・(グロいのは苦手だけどお下品ネタは結構好き
でもそのくだらなさの中にもアクションは本格的、迫力もたっぷり、何と言っても豪華役者陣がめいっぱい
おふざけ演技してくれてるところが一番の見所。

ジャック・ブラックはこういうキャラをさせると最高だし、ロバートダウニーもさすがのおバカ演技。
ほんと、ロバートダウニーがこういうのやってくれると嬉しくなるぅ(なりきり役者を茶化し過ぎて笑える、、)
他にもトビー君があんなところにチラッと顔を出してくれたりトム・クルーズが変装してガッツリふざけていたり・・・
って事で、ベン・ステイラーの元に集まった豪華な面々による徹底したバカっぷりに浸りたい方には是非お勧め

私的には残念ながら爆笑って程ではなかったけど、頭空っぽにして見れた分良かったかな・・・
何だかんだでトムさんが一番美味しいとこ持っていった感じでした~


non的お気に入り度:

『復讐するは我にあり』

復讐するは我にあり デジタルリマスター版復讐するは我にあり デジタルリマスター版
(2004/03/25)
緒方拳

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監督:今村昌平 CAST:緒形拳、三國連太郎、ミヤコ蝶々、小川真由美、倍賞美津子 他
日本アカデミー賞 最優秀作品賞、最優秀監督賞 他受賞

昭和38年、専売公社のタバコ集金に回っていた男2人の惨殺死体が発見された。容疑者として運転手の榎津厳(緒形拳)が浮かぶ。榎津はその後も殺人や詐欺を繰り返しながら逃亡生活を送る・・・・

拳さん作品、続きますレンタル屋でドッと入荷したみたいで、必死で見ております

5人を殺害した死刑囚、西口彰の事件を題材に書かれた小説の映画化。
今村昌平監督ならではの、人間の奥底に潜むどす黒い物を生々しく鋭くえぐり出した素晴らしい作品。
そして勿論主役の緒形拳さんの演技は言うまでもなく秀逸で、また他の役者さん達も素晴らしく、映画史上に
残る名作でしょう。

主人公の榎津厳は、人を信じず人を騙し続け、殺人をもいとも簡単に繰り返す男。
信仰深いクリスチャンの家に生まれ洗礼まで受けたこの男は、何故か幼い頃から素行が悪く、成人してからは
その悪癖に拍車がかかり日本各地で詐欺、殺人を犯すようになる。
自らを弁護士や大学教授と偽り、数々の女性と関係を繰り返しながら逃亡を続ける榎津。
何故ここまでに悪行を働いてしまうのか・・・・何が彼にそうさせるのか・・・・
hukusyuu.jpg
そこには幼い頃からの父親との確執が根深く関係しているようだけど、、、
神を強く信じる父親の言う通りにしても思うようにならない世の中、そんな現実を目の当たりにして、
まっとうな人生を放棄してしまったのか、、、

そして長い逃亡の末逮捕されるも、どこかヒーローぶっている主人公。
反省の態度をみじんも見せないこのふてぶてしい男に、最早嫌悪感と言うより好奇心さえ抱いてしまう。
自らを理解してくれる人間も殺害していく男・・・・
何故そのような人物にまで手を掛けるのか、不可解なこの主人公の心理を、実際に存在したこの男の心の
彷徨いをどうにかしてでも探り当てようと、否が応でも目を凝らしてしまう・・・

緒形拳さんはこの非情な主人公を、憎々しくもギラギラと実に魅力的に演じてくれている。
様々な女性と関係を持った主人公ですから、当然この作品でも女優さんと絡むシーンがたっぷり。
でもこの作品で登場する女優さんは他の作品と違って、皆リアルに痛々しい・・・・
さすが今村昌平作品。絡みシーンは美しいより生々しいです

この主人公と彼を取り巻く人々の陰鬱な生き様が、目覚ましい高度成長期にありながらもどこか終戦の色を
濃く残す当時の日本の何とも言えない冷たい空気感と、いつの時代でも変わる事のない強欲な人間の
巻き起こす恐怖を衝撃的に映し出した素晴らしい作品でした


non的お気に入り度:



『火宅の人』

火宅の人火宅の人
(2003/06/21)
緒方拳

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監督:深作欣次 CAST:緒形拳、石田あゆみ、原田美枝子、松坂慶子 他

作家の桂一雄(緒形拳)は後妻のヨリ子(石田あゆみ)と5人の子供と暮らしていた。そんな中一雄は家に出入りしていた新人女優の矢島恵子(原田美枝子)と関係を持つようになる。次男が日本脳炎にかかり手足に障害が残るようになり、ヨリ子と一雄の関係は一層悪化する。一雄は恵子と同棲生活を始めながら自らの私生活を小説にする・・・・

壇一雄著の同名小説の映画化。
この作品未見だったので、レンタル屋で発見して早速鑑賞

主人公、桂一雄の自身の生い立ち、正妻や子供達のいる家庭の様子、愛人との生活などが赤裸々に、
生々しく描かれた作品。
主人公桂一雄とは、作品の原作者で女優壇ふみさんの実父、壇一雄さんのこと。
この方、実に才能豊かでありながら、どうしようもなく自由な男・・・・
5人の子供を妻に任せっぱなし、おまけにその1人は重い障害があると言うのに自分は他の女と同棲したり、
何ヶ月も家を空けて放浪し、その時も又別の女と一緒だったり。
でも一方で、彼が魅力的なのも何となく分かる気がしてしまう。
実際作家としては有能で知的。暖かくて優しくて、そしてどこか可愛げがあって、、、、
だから最後まで正妻も彼の家を守り続けたんだろうなぁ・・・

そんな主人公を拳さんが演じるからまた余計に魅力的なんだけど・・・・
この頃の拳さんは、欲深くて自分勝手で可愛い男を演じさせたら、ほんと最高
勿論この作品でも拳さん、女優さんとガッツリ絡んでます。エロいです。
そして拳さんと絡む女優陣もとても良い。
愛人役の原田美枝子さん、松坂慶子さんは実に美しく艶めかしい。
そして、勝手な夫を待ち続ける繊細でありながら気丈な妻を演じる石田あゆみさんが実に素晴らしくて、
この夫婦の物語が私には一番印象深かった。
愛人との甘い生活の一方で見せつけられる主人公の現実・・・・
子供に降りかかる不幸、そして妻との関係が、人生の悲哀、苦悩を人間の業の深さの裏側でジリジリと
焙り出しています。

それにしても緒形拳さんの作品を見ていつも感じるのが「女の強さと美しさ」。
この作品中の女性もみんな、美しく、そして逞しい女ばかりでした。


non的お気に入り度



『レッドクリフ PartⅠ』

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監督:ジョン・ウー 
CAST:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン 他

西暦208年。中国では絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)が膨大な兵力で敵国を攻め続けていた。そんな曹操の暴走を止めるため、劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶ。そして、劉備軍の軍師、諸葛孔明(金城武)と孫権軍の周喩(トニー・レオン)は、少ない兵力の中様々な策を考え出す・・・

「三国志」の中で最も有名な合戦「赤壁の戦い」を描いた作品の第一章。

ジョン・ウー監督が100億円を投じただけあって、人海戦術による見せ場もたっぷり、迫力もあって予想してたより
楽しく見れた
「三国志」なんて諸葛孔明の名前ぐらいしか知らない私でも分かりやすく作られていたし、本編中もやたらと
キャラクターの名前のテロップが出でくるのでそれもグ~~
ま、みんな個性的な出で立ちでキャラも立っているので、名前がゴチャゴチャでも誰か分かるんだけど、、、

一番の見所の戦闘シーンは諸葛孔明と周喩の巧妙な戦法が見ていて楽しいし、劉備、孫権両軍の猛将と
言われる超人的な兵隊達の戦いっぷりは、ありえない~ぐらいスーパーアクロバティックアクションだし
(赤ちゃんぶら下げて戦うシーンには有り得なすぎて笑いそうになった)、絶世の美女とされている周喩の妻は
取って付けたようにお色気ムンムンだし、何だか漫画見てるみたいだった~
って事で、歴史話と言っても重く感じずエンタテイメントとしては十分楽しめると思う。
勧善懲悪で男臭プンプンで美女絡みで、特に殿方はこういうの好きなんだろな~って、改めて「三国志」人気を
納得させられたわ

特に金城武やトニー・レオンファンには嬉しい作品だったのでは。
2人とも格好良かった
原作を知らないのでそれぞれの人物イメージに囚われず見れたのも良かったかな
いずれにしても「三国志」への思い入れの強さで全体の感想自体違ってくるのかも・・・

第二章を見て最終的にもっと面白さを味わえることを期待してます。


non的お気に入り度: