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『ラースと、その彼女』

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監督:クレイグ・ギレスピー 
CAST:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー 他

27歳のラース(ライアン・ゴスリング)は良い青年でありながら、人と深く関わることを避けながら1人で生活をしていた。そんな友人も作らないラースを、ラースの兄夫婦はいつも心配していた。ある日ラースは1人の女性を紹介したいと兄夫婦に告げる。喜び驚いた兄夫婦にラースが紹介した女性とは、ラースがビアンカと名付けたリアルドールだった・・・・

ちょっと笑えて、キュッと胸が痛くなって、ホッと心が暖まる・・・そんな物語。

ラースは人形を本当の恋人と慕い、その姿は確かに異様
最初は彼が人形を本当の人間のように扱う場面に劇場でも笑いが起き、またそんな彼に翻弄される彼の
兄夫婦の反応もちょっと笑えたりする。
でも、心の美しいラースが抱える闇は他人も、そして兄弟さえも理解できるものではなく、いったい何故ラースが
そうなったのか、彼をそうさせるものは何なのか・・・・
彼の真実が明らかになってくるにつれ、ラースのビアンカへの姿が何とも痛々しく、切なくなってくる、、、

そんな中でビアンカを認知し、ラースを支えた街の人達がとても素敵
決してラースを嘲笑することなく彼を支える人達の愛は何にも代え難い。
ラースは皆に支えられながらビアンカを愛し続け、そして・・・・


誰も気付くことの無かったラースのトラウマ。
ラースは1人ビアンカと向き合いながら、自らと向き合いトラウマと闘っていたのかもしれない・・・・
そして物言わぬビアンカだけが、彼心の扉を叩く事が出来たのかもしれない・・・・

ライアン・ゴズリングの演技はさすが
この人、『16歳の合衆国』でもそうだったけど、屈折した人を演じさせると実に上手い。
兄嫁役のエミリー・モーティマーも、いつも優しい感じで良いわ

人は人知れず傷つき、それが深ければ深いほど自らではどうにもならない闇になることがあります。
でもやっぱり、それを癒してくれるのも人。人は人の愛で変わることが出来る・・・
さり気なくそう思わせてくれる、素敵なお話でした


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