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Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『マンマ・ミーア!』

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監督:フィリダ・ロイド 
CAST:メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライト、ピアーズ・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド 他

エーゲ海に浮かぶ小島でホテルを営むドナ(メリル・ストリープ)の一人娘、ソフィ(アマンダ・セイフライト)の結婚式が近づいていた。自分の父親を知らないソフィは、バージンロードをエスコートしてもらう為、かつてドナが同時期に付き合っていた、父親かもしれない3人の男性をこっそり結婚式に招待する・・・
大ヒットした同名ミュージカルの映画化。

面白かった~ ABBA最高~~
ミュージカルは昔から基本的に好き。でもいつも書いてますが、時々鳥肌が立ちそうなぐらい不自然なのもある。
でもそんな不安はどこへやら、ABBAのヒットナンバーを小声で口ずさんでしまうぐらいノれた~
って事で、実はABBAってだけでポイントUPです。

舞台はとても美しいギリシャの小島。
そこで暮らす母と娘をめぐっての、パパ候補の3人の男やママの親友、地元の人達みんなで大盛り上がりの
どたばた劇。
笑いどころもあり、そして母と娘の愛にホロッと来ちゃったりする、心が暖かくなる楽しいミュージカル

キャストがめっちゃ良いし。
ソフィ役のアマンダちゃんは健康的で可愛いし歌うまいし、このヒロインにピッタリ
そして、メリル・ストリープ!
このおばちゃん、ほんま何でもやらはるわぁ~ つくづく感心してしまった・・・
演技が素晴らしいのは言うまでもない女優さんだけど、この作品では踊って歌って弾けまくり
ほんとに楽しそ~だったぁ。
正直メリル・ストリープがABBAを歌うってちょっとどうなのかなって少し思ったんだけど、さすが名女優。
自分の気持ちをしっとりと、「The Winner Takes It All 」に乗せてを歌うシーンなんかはめちゃくちゃ良くて・・・
フツーに台詞言ってるみたいにとても自然で、感動しちゃったわ。

そして、パパ候補に、ピアーズ・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルドですわよ!!
どれも良い役者さんで・・・
papa.jpg
この3人の絡みがまたとっても楽しいんだけど、私的には少々ショックな映像も・・・・
あのコリン・ファース様がよ・・・・・あんな格好して・・・・・ 
正直ちょっと正視しにくかったわぁ~はは

いやとにかく、何度も言いますが何だかんだ言ってやっぱりABBA万歳!なのでして・・・
昔からABBAも大好きで良く聴いてきたけど、ほんとに良いわぁ。
そんなABBAのヒットナンバーが、『アクロス・ザ・ユニバース』のように歌詞に登場人物の気持ちをうまく
リンクさせて奏でられてる。
きっとABBAをよく知らない人でも、どこかで聴いたことのある曲が殆どじゃないかな。
どの曲も美しい旋律で、ほんと心が洗われるのよねぇ・・・・

ってことで、またしばらくABBA漬けになりそうで~す


non的お気に入り度:


「Mamma Mia」by ABBA






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2月の気になる映画


年が明けてひと月・・・・
先月は娘の小学校でインフルエンザが大流行し、例に漏れず我が娘がかかり、今年はその後、夫もかかり・・・・
と、ちょっとした災難に私もバタバタしておりました

調度学校の役員委員会の前と言うこともあり、何より自分自身に移るのが一番困るので、
一日中マスク&手洗いしまくりで手が荒れ荒れなんていう日々を過ごしておりまして・・・
で、無事私には何とか移らずに済みました~

今年のインフルエンザA型は、タミフルが効かなくなってきてるとかで、以前に処方された「リレンザ」が出ました。
rilenza3.jpgこれ

前回はあまり劇的に効いた感じがしなかったんだけど、今回は良く効いたわ~
娘も夫もこれ2回分ぐらい吸引したらアッという間に解熱。
直接気管支の粘膜に届くから、服用するより効きが速いみたい。
うちの子はどうも予防接種をしてても毎年かかるので、こういうお薬があると助かります

さぁこれからは花粉の季節・・・・
マスクに鼻炎薬に目薬に洗濯物の室内干し・・・・と、気が重くなることばっかりぃ
でもまぁ、これも我が家の季節の風物詩みたいなもんで、サラ~っとやり過ごしますけども

で、2月の映画。
オスカーの季節、今月はオスカー関連の作品も公開されるし見たい作品がいっぱいで~す

『エレジー』

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監督:イザベル・コイシェ 
CAST:ベン・キングスレー、ペネロペ・クルス、デニス・ホッパー 他

初老の大学教授、デイヴィッド(ベン・キングスレー)は、生徒のコンスエラ(ペネロペ・クルス)に一目惚れし関係を持ちたいと思うように。そしてコンスエラと恋人同士になったデイヴィッドは、若く美しい彼女に夢中になっていく・・・・

30歳の年の差カップルの、美しく切ない大人の物語
女性監督作品らしい、綺麗なウットリする映画だった~
音楽も美しいし、親子ほどの年の差の恋人同士も絵になるし・・・・

男はすっかりお爺やんのはずのベン・キングスレー。でも知的で色っぽい(ヤッパリこの人声が凄い良い)
っていうか、こんな「男」なサー・ベン・キングスレー初めて。
そして何と言っても、ペネロペの美しさと言ったらっ
ペネロペがとても美しい女優さんであることは今更言うまでもないはずなのに、この作品を見ると本当に
溜息が出てしまうほど・・・・・
ペネロペ扮するコンスエラのその美しさに魅了されどんどん彼女に入り込んでいく、ベン扮するデイヴィッドと
全く同じ目線になってしまったわ
年離れた恋人に、時には愛らしく甘え、時には妖艶に抱きしめる女・・・・これでは誰もが、惚れてまうやろ~
デイヴィッドの、彼女への数多くの賛辞の台詞の中に「君は芸術的だ。」というのがあるけど、ほんとにそう。
だから、絡みも決してイヤらしくないし、寧ろデイヴィッドとコンスエラ2人の映像は、若々しいカップルのようで、
彼らの間には瑞々しく健気な、本当の「愛」が流れているのが伝わってくる。
elegy-2.jpg
私自身もとっくに忘れてしまった、身を焦がすような恋・・・・
コンスエラにのめり込んでいくデイヴィッドの気持ちが痛いほど分かるんだな。
彼女が何をしてるのか、自分は彼女にとって何なのか、気になって仕方なくて・・・・
そう・・・人を好きになるって、苦しいことでもあるからねぇ・・・

そして、そんな思いを抱きながら、家庭を捨ててから割り切った異性関係に溺れていた初老のデイヴィッドにとって、
あまりに美しくキラキラ輝くコンスエラとの未来はあまりに不確か、、、、
あれだけ求め合っていれば年の差なんて、とも思うけど、確かに色々構えてしまうのが当然かな。

キャストもとても良い。
主演の2人は勿論のことだけど、デイヴィッドの親友にデニス・ホッパー、息子にピーター・サースガード、
愛人にパトリシア・クラークソン。
そして、親友の妻に、デボラ・ハリー。あのブロンディのデボラ・ハリー、ひさしぶり~
大掛かりでは無いこういう作品に、これだけの名優がそれぞれ良い演技を見せてくれて、こういうのって良いわ~
それだけでもかなりお腹いっぱい

エレジー・・・・老いた男の人生初めての本当の愛は、その思いが深いほど前が見えなくなる切なく哀しい歌。
でも、どんなに切なく哀しくても、やっぱりいつまでも狂おしい恋に溺れたい・・・
そんな恋に溺れた大人の男女を通して、本当に人を愛する事とはどういう事かを描いた素敵な作品でした。


non的お気に入り度:


『アメリカン・クライム』

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(2008/12/26)
アラン・レイザー

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監督:トミー・オヘイヴァー CAST:エレン・ペイジ、キャサリン・キーナー、ジェームズ・フランコ 他

1965年、インディアナ。シルビア(エレン・ペイジ)と妹のジェニーは、両親がカーニバルの巡業に出ると言うことで、教会で知り合ったガートルード(キャサリン・キーナー)の家に週20ドルの約束で預けられる。兄弟の多いガートルードの家で楽しく過ごしていた2人だったが、20ドル小切手の送付が遅れたことに対して、シルビアとジェニーに対してのガートルードの態度が一変する・・・
1965年に実際に起きた事件の映画化。

これ、フランコ君出てるしその他のキャストもなかなか良いのに日本未公開だから見たかった~
だからレンタル屋さんで見付けてすぐ借りたんだけど、、、、見るんじゃなかった~
どんな作品かちゃん調べとくんやった・・・・
『アメリカン・クライム』って言うんだから犯罪がテーマになった作品だとは思ってたけど、ここまで残酷とは・・・
私が最も避けてる類の作品やないかっ

この作品の被害者、シルビアににエレン・ペイジ、加害者、ガートルードにキャサリン・キーナー。
いつも憎たらしい役の多いエレン・ペイジだけど、ここでは何とも哀れな・・・・そんな言葉では片付けられない
ぐらいの可哀想な役。
キャサリン・キーナーは優しい顔立ちだから怖く見えないんだけど、やってることはメチャクチャ。
この、キーナー扮する女の元に妹と一緒に預けられたシルビアは、凄惨な虐待を受けることになる・・・

加害者のガートルードは男にだらしなくボコボコと無計画に子供を産み、そんな子供達を独りで養いながら
病気がち。
家計は勿論ギリギリで、お金目当てで姉妹2人を預かるんだけど、結局その姉妹が彼女の、そして彼女の
子供達のストレスの矛先となってしまう。
ま、ガートルードは間違いなく精神も病んでいたんだろうけど。
虐待にはな~んの理由もない。そもそもガートルードの子供達も最悪だし。ウソ八百でシルビアを陥れる。
まぁこんな生活状況じゃ、子供もおかしくなるわけですけど。

虐待の様子が事細かに描かれてるわけではないんだけど、痛そ~なのはエレン・ペイジの熱演でリアルに
伝わってくるし、何がイヤってよってたかって罪の無い女の子に笑いながら子供達が虐待を加えるって
のが耐えられない
おまけにこれは実話だし。
日本でもこれと似た事件あったでしょ。それ、思い出しちゃったよ。
加害者の子供達が虐待するシーンは、思わず早送りしちゃいました
ご近所さんも不審に思ってながら知らん顔だし。
ほんとに、ほんとに・・・・・

そして最後まで救いは無い・・・・
こういう作品見ると何でこれを映画にしたの?って思う。事件を風化させないため??

裁判のシーンと事件のシーンが行ったり来たりで描かれてるんだけど、そう言えば裁判では被害者の傷跡
なんかが写真パネルで紹介されてた。
勿論アメリカの裁判シーンでは珍しくない場面だけど、日本も裁判員制度になってああいう感じになるのよね・・・・
あぁ、、、、やっぱ、耐えられないかもぉ、、、、

お目当てだったフランコ君も加害者の元彼の役でちょっとしか出ないし・・・んも~(関係ないか)

とにかく後味めちゃ悪・・・・寝付き悪くなっちゃったし・・・・
改めて人間の残虐性を見せつけられて、本気でゲンナリとしたのでした

ABBA聴いて気ぃ晴らそ!


non的お気に入り度:(エレン・ペイジの熱演に1つ)

ヤバうま~(*^^*)

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インフルエンザから復活した夫が大阪へ出張。
で、「大阪難波自由軒のカレーせんべい」と、「鶴橋風月 お好み焼き味スナック」を
お土産に買ってきてくれた~

どちらも美味しいんだけど、特に好きなのがカレーせんべい。
これ、前にも買ってきてくれて、ほんと美味しいの~

明治時代に出来た難波の自由軒の名物カレーとウスターソースをブレンドした味らしい。
ちなみに私は自由軒ではオムライスしか食べたことがないけど。

これがほんと美味しくて・・・しっとりとした柔らかめのおせんべいで、そのままご飯のおかずになっちゃいそう。

でもね、結局夫も娘もそんな食べないし、一番食べてるのは、わ・た・し・・・・
美味しくて、一枚食べると止められないし・・・・

また太らす気かいっ


って事で、大阪に行かれたら、是非ご賞味あれ~


頬袋はデカイんやで~

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先日左肩の辺りが異様に膨らんでるので「できものか!?」と焦っちゃいましたが、
よ~く見たらそれは、食べ物が入った頬袋でした

ハムにも頬袋があるのは知ってたけど、リスみたいに
risu.jpg←こうなるのかと思ったら、
ジャンガリアンの頬袋ってほっぺたから肩、腰辺りまでにかけて長くなってるんですね~


milk9.jpg
まだまだ警戒心バリッバリのミルク。
私も一度噛まれてからむやみに手を出せない~
食べるときもこうやって、あっち向いて食べてます。
でもこの卵みたいな後ろ姿が、何とも愛らしい~~

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

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監督:サム・メンデス 
CAST:ケイト・ウィンスレット、レオナルド・ディカプリオ、キャシー・ベイツ 他
ゴールデングローブ賞 主演女優賞受賞

1950年代のアメリカ。レボリューショナリーロードと言われる高級住宅街に、フランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)という子供を2人持つ夫婦が家を購入した。彼らは美しいカップルで、周りから特別な目で見られ理想とされていた。しかし彼らはお互いに若い日に夢見たことを胸に秘めながら日々を過ごしていた。そんな日々に嫌気が差したエイプリルは、ある日思い切ってパリに引っ越すことをフランクに提案する・・・

安定した収入に大きな家。ハンサムなパパと美人のママ、可愛い子供達。
これ以上何を望むの?っていう人達にも、他人には言えない悩みはあって・・・・・
と言うか人間というのは決して現状に満足できる動物ではなくて、一つ何かを達成すると次、またその次と
欲はどんどん増していくもの。

フランクとエイプリルのような夫婦は私の周りにもフツーにいるような気がする。
彼女達ほど夫婦で激しくぶつかる事は無くても、内心この現状から逃げたい・・・そう願う主婦は少なくないだろう。
現に、特に大きな夢があった訳ではない私だって何度そう思ったことか・・・・・
結婚しなければ・・・・もし子供をつくらなければ・・・・
そして、ここを出て他の場所で住みたいというのは、今もずっと思っていることで。

昔は良い人と結婚して、子供産んで・・・・それが女としての当然の幸せだって思ってた。
勿論そうなんだろうけど、特に子供が出来てからは多くのことが犠牲になったり、自分が望まない人間関係に
巻き込まれたりして、思い描いていた人生とは何だったのか分からなくなることがあったりして。
まぁ私なんかは結局子供が病気したりすると、「子供が幸せなのが一番幸せ!」って思い直したりして
その疑問も終わるんだけど
そもそも主婦やってたら、「夢」とか「本当に何がやりたいか」とか改めて考えない方が良いし。
そんな事改めてじっくり考えたら、やってられませんから
でも自分の「人生」について真剣に考えてしまうのって、皮肉なことに結婚して子供が出来てからなんだな・・・

この作品ではタイタニックで思いっきりロマンティックな男女を演じた2人が、それとは真反対の現実的な夫婦を
演じていて、とにかく彼ら2人の感情のぶつかり合いが作品の殆どを占めている。
レオとケイト・ウィンスレットの演技なのでその辺りは実に見応えがあり、愛し合って結婚した夫婦でありながら
ギリギリであやふやな関係を見事に見せてくれている。
一見理想的に見える彼らの周囲の人間もまた微妙に彼らの心に影響を与え、この夫婦がどうなってしまうのか、
最後まで目が離せなかった。

許したり、妥協したり、諦めることはそんなに格好悪いことではないんだけど、どうしても諦められない何か
にすがりたい気持ちも痛いほど分かる・・・・・
それにすがっていることが生きがいになる事もある。
しかしそれを本当に諦めなければならなくなった時、そこを人はどう乗り越えるのか・・・
受けとめて心を入れ替えるか、全てを投げ出すか・・・・

人としての生き方や、夫婦のやり取りなど、色々と考えさせられる作品でした。


non的お気に入り度:



第81回 アカデミー賞 ノミネート発表!

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第81回 アカデミー賞ノミネートが発表されました~


作品賞 
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『スラムドッグ$ミリオネア』(フォックス・サーチライト)
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(パラマウント)
『ミルク』(フォーカス・フィーチャーズ)
『フロスト×ニクソン』(ユニバーサル)
『愛を読むひと』(ワインスタイン・カンパニー)



太る物が好きやねん

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ひまわりの種にパクつき満足そう・・・
あまり食べ過ぎると太りますよ!

『美しすぎる母』

美しすぎる母 [DVD]美しすぎる母 [DVD]
(2008/10/24)
ジュリアン・ムーアスティーヴン・ディレイン

商品詳細を見る

監督:トム・ケイリン CAST:ジュリアン・ムーア、エディ・レッドメイン 他

美しい女性バーバラ(ジュリアン・ムーア)は、大富豪のブルックス・ベークランドの妻となり一人息子、アントニー(エディ・レッドメイン)をもうけた。しかしバーバラは情緒不安定で、夫のブルックスは他の女性に気持ちを移してしまう・・・

1972年にロンドンで実際起こった、息子による母親殺害事件の映画化。

この事件、当時はかなり話題になったのだとか。
バーバラの夫でアントニーの父、ブルックスの祖父は「プラスチックの父」と言われたレオ・ベークランドという
著名人で、その一家の末路って事でとてもセンセーショナルに採り上げられたみたい。
確かに今でこそ親子で殺害事件って日本でもよく聞くけど、この当時では、しかもこんなセレブが何故?っていう
感じだったのかな。

結局バーバラと言う女性が資産を目当てに夫を選び、1人息子を溺愛し、そして起きた事件なんだろうけど、
この作品を見る限りではそれぞれの登場人物に共感するのは困難。
最初からアンニュイな展開で台詞回しなども曖昧で、何故こうなったのか理解するにはなかなか難しい物がある。

でも実は私としては、女であり続けたかったバーバラの気持ちと、彼女の息子アントニーへの「愛」の部分は
全く分からないわけではない。

勿論ここで描かれているバーバラは、最早母親ではなく「1人の女」としての部分が強すぎたからこそ、そして
息子への思いも極端に偏っていたから異常に見えるんだけど、男の子を我が子に持つとこういう愛情って
有り得るのかも・・・思ってしまったりして。
現に私の友人でも、一人息子を持ち夫と上手く行っていない人ほど、息子への愛が、親と子のそれを超えている
様に見える人もいる。
私には娘しかいないのでその辺は体現出来ないんだけど

女というのはやはり一生「女」であり続けていたいわけで、それは子供が出来てからもそう。
でも、子供の前ではやっぱり自分を殺して「母親」の部分を見せるべきなんだろう。
バーバラという人は、それが出来なかった・・・・・母親としては歴然として未熟な人だったんだろうな。

しかしそんな人の子供となったら、そりゃ不幸だわね。
どんなに恵まれた生活でも、1人の子供として普通の愛情を受けてこなかったと言うことはこんなにも悲劇・・・・
親と子というのは何よりも濃い「血」で繋がった関係でありながら、そこには実に繊細な空気も流れていて、
この物語を見ると、その危うさを痛感せずにはおれませんでした。
でも映画としては説得力に欠けるかな・・・


non的お気に入り度:

『007/慰めの報酬』

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監督:マーク・フォスター
CAST:ダニエル・クレイグ、マチュー・アマルリック、オルガ・キュリレンコ 他

心から愛したヴェスパーを失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていた男を追う内、新たな悪の組織の陰謀を知る・・・・

前作で愛する女性を失ったその直後から始まるという設定の今作。
なので、ボンドの心は復讐で煮えたぎってるって事で、彼女の為の復讐プラス新たな敵と闘うボンド・・・・

もう、のっけから凄いアクション満載で、車や船や飛行機でチェイスしまくり、飛んで跳ねて、爆発して、
ボンドさん、今回も恐るべき不死身っぷりを見せてくれる

と言うことで、とにかくアクションは見応えあるんだけど、ストーリーとしてはフツー・・・・
ポール・ハギスが手がける脚本だから多少期待したけど、特にめっちゃくちゃ面白かったって訳でもなく、
結局殆どアクションばかりが印象に残ったな

悪役のマチュー・アマルリックは上手いし適役だったんだけど、彼とボンドの闘いにもあまり緊迫感を感じ
なかったし。
怖そうで、余り怖くなかったって言うか・・・
折角良い役者さん使ってるんだし、この悪役の描き方がもうちょっとしつこくて良かったかも。
もっともっと危機一髪なボンドを見たかったな・・・・

ど派手なアクション、格好いいダニエル・クレイグが一番の見所です


non的お気に入り度:




ブラッディ・チューズデイ・・・・

昨日朝、指を囓られて・・・・出血血
血が出るほど囓るなんて、、、、私の指を餌と思ったか??
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第51回 ブルーリボン賞

第51回ブルーリボン賞が発表されました~

作品賞      『クライマーズ・ハイ』(原田眞人監督)
監督賞     是枝裕和監督 『歩いても 歩いても』
主演男優賞  本木雅弘 『おくりびと』
主演女優賞  木村多恵 『ぐるりのこと。』
助演男優賞  堺雅人 『アフタースクール』 『クライマーズ・ハイ』
助演女優賞  樹木希林 『歩いても 歩いても』
新人賞     吉高由里子 『蛇にピアス』  リリー・フランキー 『ぐるりのこと。』
特別賞     故市川崑さん  故緒形拳さん
外国映画賞   『ダークナイト』(ワーナー・ブラザーズ映画)


こちらでは『クライマーズ・ハイ』が作品賞に輝きました。
確かになかなか良く出来た見応えのある作品だったもんね。納得です
今年は堺雅人さんが助演賞総なめって感じ。嬉しいわぁ
皆さん、おめでとうございます

夜王でっせ。


「あ~いそがし、いそがし・・・夜はじっとでけへんねん!」

昼間は生きているかどうかも分からないぐらい静かなのに、
毎晩ちゃんと同じ時間に起きてきてこんな感じです、、、 

第66回 ゴールデングローブ賞発表!

第66回 ゴールデングローブ賞が発表されました~
昨年は中止されたセレモニーも無事行われたようで・・・・今の時代、華やかなのが良いです


作品賞
ドラマ部門
『スラムドッグ$ミリオネア』(監督:ダニー・ボイル)
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コメディ・ミュージカル部門
『それでも恋するバルセロナ』(監督:ウッディ・アレン)
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深夜のエクササイズ・・・

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あの・・・・夜中に結構うるさいんですけど、、、

第82回キネマ旬報 ベストテン

第82回キネマ旬報ベストテンが発表されました~
受賞作品、受賞俳優、邦画、洋画のベストテンは以下の通りです。


日本映画監督賞     滝田洋二郎 『おくりびと』
日本映画脚本賞     小山薫堂 『おくりびと』
日本映画主演男優賞  本木雅弘 『おくりびと』
日本映画主演女優賞  小泉今日子 『トウキョウソナタ』『グーグーだって猫である』
日本映画助演男優賞  堺雅人 『クライマーズ・ハイ』『アフタースクール』
日本映画助演女優賞  樹木希林 『歩いても、歩いても』
日本映画新人男優賞  井ノ脇海 『トウキョウソナタ』
日本映画新人女優賞  甘利はるな 『コドモのコドモ』
外国映画監督賞     シドニー・ルメット 『その土曜日、7時58分』 
                  ショーン・ペン 『イントゥ・ザ・ワイルド』 
日本映画作品賞     『おくりびと』(滝田洋二郎監督)
外国映画作品賞     『ノーカントリー』(ジョエル・コーエン 、イーサン・コーエン 監督)


2008年邦画 ベスト・テン

1位 『おくりびと』
2位 『ぐるりのこと。』
3位 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』
4位 『トウキョウソナタ』
5位 『歩いても 歩いても』
6位 『闇の子供たち』
7位 『母べえ』
8位 『クライマーズ・ハイ』
9位 『接吻』
10位 『アフタースクール』


2007年洋画 ベスト・テン

1位 『ノーカントリー』
2位 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
3位 『ダークナイト』
4位 『イントゥ・ザ・ワイルド』
4位 『ラスト、コーション』
6位 『イースタン・プロミス』
7位 『その土曜日、7時58分』
8位 『エグザイル/絆』
9位 『つぐない』
10位 『チェチェンへ アレクサンドラの旅』


邦画はやはり『おくりびと』一色と言った感じ。
洋画はオスカーでも受賞を競ったアクの強~い作品が上位に来てますね
各賞受賞の皆様、おめでとうございます

只今食事中・・・

我が家に来て5日目。
まだ触ってはいけないって事なので、
外からそ~っと様子を覗くだけ・・・・
しかし殆どが巣穴の中で、時々しか姿を見せてくれません。
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新しい家族☆

今日から我が家に新しい家族が加わりました~
ジャンガリアンハムスター、パールホワイトのミルク君ですハムハム白目
でも、我が家に来たばっかりで今はケージに慣れるため、必死に動いてます。
だから指を入れると噛みつくし、写真も上手く撮れない・・・

これからまた、ミルクについては時々UPしていきます
MILK1.jpg

帰ってきました!

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昨日大阪から横浜に戻ってきました!
事故渋滞だったり自然渋滞だったりラジバンダリ・・・・で結局半日以上かかっちゃいました~ 
そんな感じでバタバタしておりまして、皆様からのTBやコメントへの対応が遅れております。
大変申し訳ありません
そんな中少しずつ対処しておりますので、何卒ご了承下さいませ・・・

A HAPPY NEW YEAR♪

新年明けましておめでとうございます
皆さんどの様なお正月をお過ごしでしょうか…
素晴らしい一年でありますよう、お祈り申し上げます。