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映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『夜の桃』

夜の桃夜の桃
(2008/05/22)
石田 衣良

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仕事も順調、妻と愛人とも良好な関係を続ける40代男が契約社員の若い女にハマってしまう物語。

エロい!石田衣良さんの作品は官能的なの多いけど、私が読んできた中では本作がNO.1。
週刊○○とかに連載されてそうな感じw ここまでとは思わんかったなぁ…

中年男の純愛と言うよりはあくまでもSEX、体の相性がテーマ。
これ読んで思い出したのが『失楽園』。その快楽は地獄に繋がるってやつ。
皆が皆この話に当てはまるとは思えないけど、男の性、女の性が大胆かつ繊細に
描かれててまぁ面白かった。
私的には主人公の元気さになんか笑えたけどw

『(500)日のサマー』

(500)日のサマー [DVD](500)日のサマー [DVD]
(2010/07/02)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル 他

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運命の出会いを信じる青年が少し変わった女の子、サマーに夢中になる500日を描いた作品。

面白かった♪楽しくて可愛くて暗さも無く、こういう作品たまにはよい。
好きになった人との恋愛観のズレとか、読み終えたばかりの「くまちゃん」と
少々リンクしてる感じもして…

音楽も良くて大好きなホール&オーツの懐かしい曲が流れたり。
主人公のジョセフ・ゴードン=レヴィットって初めてまともに見たけど良い♥
色んな役に染まれそう。ちょっとヒースにも似てるのかな…これから期待♪
そんで相手役のズーイー・デシャネルも超可愛くて魅力的☆

ズーイー・デシャネルってケイティペリーにくりそつやね。
リンダ・ロンシュタットの若い頃にもよく似てる。
この二人のキャラがなんか可愛くて憎めなくて、展開のテンポも良くて退屈しなかった☆

『くまちゃん』

くまちゃんくまちゃん
(2009/03)
角田 光代

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クマの絵柄の服を着た青年との恋愛物語から始まる様々な物語。

1話が終わったら2話目は前の話で登場した人物の新たな恋の話…というようにオムニバスで
ありながらどこかで繋がってるのが面白い。
登場人物それぞれの20代後半~30代半ばまでの恋愛、人生…

話によって主人公が変わる分内容も変わってくるけど必ずどこかが共通してる。
恋愛をしたら仕事は…以前の恋愛と今はどうなのか…
ある程度同じテーマが投げかけられながらもキャラクターによって違ってくる
内容の対比がまたおもろい。
登場人物みなキャラが良いのも読みやすいところ♪

これまでドロドロ小説続いたから久々に穏やかな気持ちで読めた(^^)
そして角田さんの不思議なのは、決して単純な文章では無いのに目で追っていくだけで
その描写がするするーっとこちらに染み込んでくるところ。
登場人物に共感は出来なくても分かりやすいと言うか… 
さぁまた新しい本探さにゃな…

『英国王のスピーチ』

英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
(2011/09/02)
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ 他

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吃音障害に苦しむ英国王ジョージ6世とそれを癒する言語療法士の物語。

面白かったし感動したし、素晴らしかった。
コリンファースとジェフリーラッシュの演技を見るだけでも十分に価値があるわ。
オスカー作品賞としては良く分からないけど、コリンファースは文句無し。

でもやっぱジェフリーラッシュの存在感たるや…
知的でユーモアがあって人間味溢れる言語療法士。
一国の王となる人の吃音を治す為、その心を解き放ち歩み寄る一般人…
この勇敢でユニークなキャラクターをさすが、見事に魅せてくれた。
彼のオスカーは過去に受賞してるとかで流れたんだっけ…

ラスト、英国が第二次大戦に突入する際の、初めての大事な国王演説のシーンは圧巻…
無事話しきる事が出来るかという事と、これから国が一大事に巻き込まれると言う事の
二つの緊張感が絶妙に伝わってくる。
あ、兄役のガイピアースはコリンファースより若く見えるけど、実際も若いんやねw

『殺人鬼フジコの衝動』

殺人鬼フジコの衝動殺人鬼フジコの衝動
(2008/12)
真梨 幸子

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殺人鬼と言われる女の半生、そして逃れられないカルマを描いた作品。

正直帯に騙されたって類かなw謳い文句ほどの衝撃は受け無かった。
ただ殺人鬼の半生が興味深くて退屈はしなくてサクサクーっと一気読み出来るけど。
嫌われ松子のエグい版…みたいな感じかな。

全編通してグロいし凄惨極まりないし救いなんてこれっぽっちも無い。
しかしあまりに非現実的で完全にエンタメ。って言う意味での面白さは有りかな。
一人称がやや混同しやすく、人によって解釈が違ってくるかも。
要は母娘のカルマと言うのがテーマになってるみたいだけど。

『アミダサマ』

アミダサマアミダサマ
(2009/07)
沼田 まほかる

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廃棄冷蔵庫から発見された少女を巡っての不思議な物語。

これまで私が読んだまほかる作品の中で最もホラーテイストが強い。
少女の存在が周囲の人を狂わせ、何故そうなるのか分からずどうなるのか気になって
どんどん読み進めてしまう。

様々な不思議な現象の描写が何とも気持ち悪い。
でも入っちゃうんやなぁ… 

信仰心とはどういう事か、何かに依存する人間の弱い気持ちとは何なのかが
書かれてるのかなぁとも思うけど、いまいち掴みどころの無い作品でした。

『パッション』

パッション [DVD]パッション [DVD]
(2011/04/08)
ダニエル・クレイグ、アン・リード 他

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キリスト様の『パッション』じゃ無いです。
夫を亡くした60代の女性が娘の恋人と恋に落ちると言う物語。

私には今未亡人になった母親達がいて、彼女達のこれからの事も気になるし、
そして自分自身の何十年後ってのも気になってくるし…
だからこの作品、なんか哀しかったな…

まさか私の母親達が若い男とこうなるのはあり得ないし、
まぁそこのところは他人事って言うか…
元気やなぁなんて思ったりでも正直痛々しい感じもしたりして。

60代女優、アン・リードさんの体当たり演技は天晴れ。
恋に落ちたと言うより完全に体が目覚めてしまった老女の演技。
素晴らしい。

ただねぇ…娘の男に手ぇ出しちゃあいかんにしても、何と言うか、
どの国でも親の老後って言うのは悩みの種と言うか… 
しかしイギリス映画はちょいちょい、老いた女が性に目覚める的な作品あるねw 
娘の恋人役はダニエルクレイグさん。
007前の作品らしく、この作品の彼の方が好きやな。