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映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『ソーシャル・ネットワーク』

ソーシャル・ネットワーク [DVD]ソーシャル・ネットワーク [DVD]
(2011/12/21)
ジェシー・アイゼンバー、アンドリュー・ガーフィールド 他

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今では一国を変えてしまう程のSNS、Facebookの創設者と彼を取り巻く人間模様描いた作品。

期待通りおもろかった。
登場人物の早口と同様テンポの良い展開で最後まで全く退屈しない。
やっぱこれぐらい天才で変人で無いと偉業は成し遂げられへんねんなぁ… 

マーク・ザッカーバーグに扮したジェシー・アイゼンバーグにはこの役、見事にハマり。
早口頑張ってたなぁww 
ジェシーを最初に観たのは『イカとクジラ』。その作品でも良い味だしてた。
イマイチ何考えてるか分からない感じとか、なぁんか印象に残るのよね、この子…

『ノルウェイの森』

ノルウェイの森 [DVD]ノルウェイの森 [DVD]
(2011/10/26)
松山ケンイチ、菊地凛子 他

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原作は既読。
あの物語を映画にってどないなんねんやろぉ~?って凄く興味がありました。
んで…まぁ、あんなもんかな。
まどろっこしくて長い長いあの物語を映画にするとまぁ、あんな感じで充分って感じ。
観る人によっても感想は変わってくるだろうけど、原作から醸し出されてた色合いというか、
あの独特の世界観は表現されてた…と思う。
ま、原作自体に私が強い思い入れがある訳じゃないからそう思えるのかもしれないけど。

とにかく映像が美しい。
それと、役者さんの演技も良かったと思う。
直子には菊池凛子さんがキャスティングされて、それはちょっと私的に違うなって感じだったけど、
でも彼女の演技、素晴らしかった。
愛する人を突然亡くしてそれ以降心の傷が癒える事無く、主人公のワタナベ君に心を許したくても
そう出来なくて…って言う苦しみを、繊細に演じていた。
そして、直子を救えない事で苦しむワタナベ君を救う女性、緑にモデルの水原希子ちゃん。
彼女もアンニュイでコケティッシュで、原作のイメージに近かったと思う。

原作でも性描写はふんだんに織り込まれてたけど、やっぱり映画にするにしてもそこは
外せないとこ…だわな。
この原作、そう言う部分でも好き嫌い分かれますよね。
って言うか、村上春樹自体が分かれるのかな。
勿論性行為は愛情表現であり、生殖行為であり、人間が生きる上で切っても切り離せない。
だからこそこの作品の大きなテーマ、生と死を描く上でそこは避けて通れなくて、だからやたら
性描写が多くなるんだと思うんだけど…
にしても、村上春樹作品は、やたらめったらそう言うの多いよね。

『悼む人』

悼む人悼む人
(2008/11/27)
天童 荒太

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第140回直木賞受賞作品

主人公は1人の青年。日本中で亡くなった人々を悼む旅を続ける青年。
彼は何故か、事故や事件、あらゆる理由で亡くなった人が亡くなった場所を訪ねては、
自らのやり方で悼み続ける。
それが時には遺族を傷つけても、青年はその足を止める事無く旅を続ける。

その旅の理由は家族にさえ明らかにされず、本当のところは誰にも分からない。
主人公は一体何の為に見ず知らずの人の死を悼み続けるのか…
彼の行為は善なのか悪なのか…
その主人公を取り巻く人々が、彼の悼む旅の真意を探っていきながら、『死』とは何なのか、
延いては『生きる』とは何なのかを考えさせられると言う物語。

この作品好き嫌いが分かれそうだけど、私には良かった。
久々に読んだ後、しばらく感動に浸れた。
とても深く、そして実にシンプルに、人が生きる事と死ぬ事について改めて考えさせられた。

人生は辛い。世の中は欲にまみれ、醜い。
でもどんなに辛い人生でも、最期のその時を、自分は生きてる間に確かに誰かに愛され
必要とされていた事があったと実感しながら迎える事が出来るのなら、それは人生の
幕引きとしては最高なのかもしれない。