Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『森に眠る魚』


森に眠る魚 (双葉文庫)森に眠る魚 (双葉文庫)
(2011/11/10)
角田 光代

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東京の文教地区を舞台に、同世代の子を持つ5人の母親の関係を描いた作品。

洗練され教育レベルの高い町で幼い子供を育てる5人の主婦。
各々違った環境で生きてきた5人が悩み多き育児生活の中親しくなるが、小学校受験への
価値観の差などからその関係に変化が生じる。

まるでかつての私自身の話かと思うぐらい思い当る事だらけの物語だった。
5人それぞれかなりキャラは違うし考え方も違うけど、彼女達がその時々で感じる不安、
嫉妬、焦燥感など、どれも昔自分がチラッとでも感じた事のある事だったり、またそれぞれの
登場人物に関しても、そう言う人を間近で見た事があると言う感じ。

幼い子を持つ母親は強烈、猛烈に孤独だ。
いつも側に我が子がいながら何故かこの世に親子二人取り残されてる気分になる。
不安で怖くて、だから共感出来る人、話を聞いてくれる人を欲しいと強く願う。
だから、少し話して良い感じだとホッとして、凄い引力で引き合ってしまう…その時は。

でも、付き合っていく内にいつか歪みが生まれる。
本作品でキーになっているお受験への価値観もそうだけど、育児のやり方、考え方の相違などを
きっかけに、様々なネガティブな気持ちが生まれ良い関係を保てなくなる。
気が付くと母達は、出口の見えない暗い森を彷徨い続ける魚になる。

子供がいるから仲良くなれた人達、子供がいるから関係がこじれてしまった人達…
私にもこの両方の人達が存在する。
こじれる時は本当に苦しくて、あの時の私もまさしく暗い森を彷徨いろくに息も出来ていない、
あっぷあっぷした魚みたいだっただろうな…
醜く腫れあがった死にかけの魚(笑)

でもそれも全て私にとってもう過去の事だから楽しめたものの、あの時を思い出したのか
読んでて結構苦しくなった。
まるで真梨作品を読んでるかのようにある意味グロさを感じながら。
実際はそこまでグロくは無いけど。
そして、こう言う母達の苦悩は、やはりどこでもあって多くの母達が経験するんだなと実感。

以前文京区で起きた事件、母親が我が子と同級生の子供を殺害した事件を本作品を読んで
思い出したけど、やはりあの事件を背景にして描かれてるっぽい。
綺麗な町で綺麗な幼稚園に子供を通わせるのは一見素敵だけど、その中に入り込んでいくには
相当ハートが強くないとあかんのよね…

あの文京区の事件、当然許してはいけない事件だけど、その背景やらを知れば知る程当時の私は
犯人を責める気持ちになれなかったなぁ…
あの親子さえいなければ…私も何回思ったか分からん。
なんであの親子から逃げるように、避けながら生きなあかんのか…
自分の弱さを責めたり相手を責めたり…

核家族が当たり前の今の時代、母達は孤独で視野がどんどん狭くなっていくから何かトラブルに
ぶつかると若い時以上に追い詰められるし、また子供の事となると自分の事以上に苦しい。
子供の為にも、母達がのびのびと育児出来る国になればいいのにねぇ…

『ほかならぬ人へ』


ほかならぬ人へ (祥伝社文庫)ほかならぬ人へ (祥伝社文庫)
(2013/01/10)
白石 一文

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第142回直木賞受賞。

名家に生まれながら強いコンプレックスに苦悩する主人公が、恋愛、結婚、
様々な出会いを通して思う人生の意味、本当に大切な人とはを描いた作品。
もう一遍の『かけがえのない人へ』も同様、主人公にとっての大切な人とは、が描かれている。

この二編、『ほかならぬ』と『かけがえのない』の共通点は、主人公が申し分の無い
家柄出身でありながら家族を愛せず、人生を謳歌出来ていないところ。
違いは前者は苦悩しながらも生きる意味、ベストパートナーの意味を探り続け、
後者は流されるまま生きる中ベストパートナーに気付くと言う感じ。

生きる姿勢や人との出会いに於いて思い入れが違うそれぞれの主人公だけど、
どちらもいつかこの人こそ自分にとってベストだと気付く時が来る。
でも人生は皮肉…

物語中の文言にもあるけど人生のベストパートナーだと分かる「証拠」ってなんでしょうね。
それがこの二つの話のキーなんだけど。
結婚相手が自分のベストか、皆一応それは思うだろうけど、本当にベストかなんて分かる訳が無い。
結婚を後悔してる友人がどれ程いる事か…
でも彼女達もその時はその人がベストだと思ったんだと思うし。
そして、結婚当初に「証拠」とやらがあったとしてもその定義も変わったりするし。

白石作品はこれで二つ目。
確か前の主人公も恵まれた環境にいながら悶々してて現代版人間失格みたいって
思った覚えが。
この手の主人公の話は嫌いじゃない。
その悶々が面白いし、前向きに生きていくヒントにもなる。
でも白石さんの文章は時に長々と説明臭くて入って来にくい箇所があるのも正直なところ。

また、主人公がボンボンお嬢ちゃまだからか、白石作品が苦手って人もいるみたい。
私はまだ二作しか読んで無いし、もちょっとチャレンジしてみようかな…

ファン

アスリート好きになったり俳優好きになったりアーティスト好きになったり…
これまで色々追いかけてきた。
その時はまるで恋愛中みたいで、例えば映画だと、好きな俳優の作品網羅したくなったりして
色々借りて見て、結果それが自分の財産になったりしてる。
スポーツも音楽も、その人を応援するために見たり聴いたりして、それが結果自分の知識となる。

多分私は一生こうやって、テレビや映画館で出会う人を好きになって慕い続けるだろう。
単純に、小説のストーリーに感動したり、映画のストーリーや役者の演技に感動したり
スポーツに感動したり、音楽に感動したり、それはそれで人生を彩ってくれるものだけど、
そこにいる人に目を向けて夢中になるのもまた、前向きに生きていくエネルギーの基になる。

主婦は、結婚してしまうとそう簡単に恋愛できなくなる。
中には現実に身近な人と恋に落ちて許されない愛に走る人もいるけど、まぁ私にはその勇気は無い。
無いし、毎日真面目に私を支えてくれる家族を思うとそんな事は出来ない。

でも、ときめきは欲しいと思う。
ときめきが必要だと思う。
残念ながら、夫婦と言うのは長年一緒に暮らしていると恋愛感情などお互い失くしてしまう。
って言うか、恋愛感情などは一時のトランス状態なので長く続く訳は無いんだけど…
でも、そのトランスがまた欲しくなる。
そのトランスが無いと、どんどん老けていくしつまらない。
だから主婦は、例えば韓流に走ったり、あるいはジャニーズを好きになったりして。
そしてその好きになった時のエネルギーも凄いもの。
若い時には考えられなかったエネルギーを発散させて夢中になったりする。

でも…
楽しいんだけど、夢中になるの楽しいんだけど、夢中になり過ぎると、知り過ぎてしんどく
なる事も多々あり、その都度、ファンである事も簡単ではないと実感したりして…

なんでもそうよね。
友人関係も男女関係もそう。
スタート時点は楽しい。
でも深く入り込めば入り込む程色々見えてきて、知り過ぎて、ネガティブな感情が生まれる。

テレビや映画館で見る人達は、言ってみれば「夢」だ。
実際自分と仲良くなってくれる訳ではなく、もし握手をしたとしても、サインを貰ったとしても、
きっと覚えてはもらえないだろうし自分はどこまで行ってもその人達にとってみれば
単なるファンの一人だ。
その「夢」とファンとの関係を良い感じで保つためにも、「夢」を「現実」にしてしまうのは
決して良い事では無い…と、私は思う。

最近では有名人もSNSを使って自分の情報を発信したり、あるいは一般人に発信されたりする。
そこには、ファンが知るべき事ではない事も含まれる事がある。
SNSで有名人の私生活が知れると、身近に感じられてそれはそれで嬉しい。
でも、そこには一線があって然るべきで、ファンが知るべきでは無い「現実」は載せられない方が
良いと私は思う。

以前大好きだったアスリートにある噂が持ち上がった時、それはガセだって分かってたけど
気が気じゃ無かった。
だって、その噂の相手がSNSでまるで自分が本当にその人の彼女であるかのような、思わせぶりな
事を書くから、一般人はそれを真に受けてどんどん情報を広めるし、本当に不快だった。
その相手の人がSNSをやめてくれればどれだけ楽かと思った。
でも結局それは本当にガセで、後に本命とのデート現場を知る事になったんだけど^^;

いずれにしても、そりゃ若いんだもん。
異性の友達がいても、恋人がいてもおかしくない。
でも、知りたくない。
「夢」は「夢」であり続けて欲しい。
「幻想」でも良い。
「幻想」であり続けて欲しい。
見るべきでは無い「現実」を見てしまって、自分の人生の娯楽を失うなんてアホらしい。

純粋に映画を楽しみたい、スポーツを楽しみたい、音楽を楽しみたい…
ファンとしての原点に戻る為にも、時々距離を置く事も良いかもね。
ほどほどに…ほどほどに…

伝説の最期編はバラード

伝説の最期編のテレビスポットが明日から流れるとか。
エンディングは勿論ワンオク。
次の曲は映画の為に書き下ろされたtakaが歌いあげるバラード。
チラッとしかまだ聞けてないけど相変わらずの素晴らしいtakaの声…
早く配信とか始まらないかな…

そしてもうすぐハマスタLIVE。
行ける訳の無いところだからなんとも思わない…なんて思ってたしそう書いたけど、
正直行ける人がそりゃ羨ましい。
こんなにワンオクの曲毎日聴いて、凄く好きなのに…ってやっぱり思ってしまう。

普段は大丈夫だけど、少し何かあるとその事も考えてしまって全て投げ出したくなる。
全て投げ出して、何も考えずやりたい事をやりたくなる。

でもそれは出来ない。
それをやっては壊れてしまうものがある。
それを壊してはいけない。

自分が選んだことだしね。

Taka in FM802 その3

またまたTakaがFM802に登場。
この度は番組のゲストと言う形なのでDJに色々質問されてたのでまたザックリ上げます。



去年回ったアジア欧州ツアジアについて…
フランスの劇場の前は長蛇の列で信じられない様な様子でしたが。

Taka:
ほんと信じられなかった。沢山の方が待っててくれてて嬉しかった。



アジアでは大変でしたね。

Taka:
アジアはほんとにハプニングが多かった。
アメリカだったりヨーロッパでハプニングが起きるのは何となく予想してた。
でもアジアは近い場所だから性格的にも日本に似た感じがあると思ったら、 結構無くてw
なんならヨーロッパよりもすげぇ雑な感じもありつつトラブルもあった。
でも楽しかったです。



そして今年はアメリカ、ワープドツアーに出演しました。
ワープドツアーと言えばストリートキッズの憧れと言うイメージですが、
そういう雰囲気はありましたか。

Taka:
箇所によってはスケートボードやってる人いました。
でも全箇所では無くて場所によってだけど。
ワープドツアーって知らない方沢山いると思うけど、結局フェスティバル。
日本のフェスとはまたちょっと違って、いろんな会社だったり…
レコード会社も一緒にツアーに参加して、自分達の所属してるアーティストの
CD売ったり、その年のワープドツアー用にTシャツを作って売ったり、色んな会社が
入って一緒に回ってるツアーなんです。
だからアーティストに限らず…僕らのステージの横にブースがあって、ラップステージみたいな…
ストリートラップステージみたいな…結構バンドのステージだけじゃない凄く面白いイベントです。



このワープドツアーは、沢山の人達が、全米、町から町へ移動して行くんですね。
と言ってもアメリカ非常に広いですから…
そして開催時期は6月~8月ですが、この広いアメリカ、40か所以上を移動するそうですが。

Taka:
そうですね。そんな感じです。
実は僕らが今回回ったのはハーフなんです。
僕らが仲良くなったバンドはまだ未だに回ってて連絡とか来るんですけど、
こういう島国で育つと、感覚が分かんないと言うか、国内で時差がある感覚が
分かんないんですよね。



移動距離は半端無かったんじゃないですか。

Taka:
でもバスの中にベッドがあるので、夜寝てる間に次の都市に向かってバスが走るんですね。
だから朝着くと違う場所に着いてて、ちょっと面白かったですね。



全く景色が変わってますか。

Taka:
うん、全然違う。
その場所によって来るお客さんも違うし。
サンフランシスコとかLAに近い場所って言うのはちょっとこう、凄くお洒落な人が多い。
これがメキシコの近くになってくると、情熱的な人が多かったり。
その場所によってパフォーマンスしてそのリアクションが違うんですね。



気温も全然違うとか。
ラスベガスやばかったと聞きましたが。

Taka:
いやぁ~暑かったですね。
行く前にCrossfaithに会って、彼らワープドツアーに回ってたので色々話を
聞かせてもらってたんですけど、彼らの話によると靴とか、黒の靴とか履いてると
溶け出すとかw
PCが止まるとか聞いてて、その情報を元に行ったんですけど、暑かったですね。



ハーフとは言え全米各地を色々回った訳ですけど、そのワープドツアー、
近年取り入れられてるシステムがあるとか。
アメリカで有名なツアーなので長蛇の列が当然出来ます。
そして、当日までタイムテーブルが分からない…

Taka:
そうなんです。
朝9時に起きてタイムテーブルチェックしに行って、そこで自分達の出番が発表されるんですけど、
起きてすぐLIVEの時もあれば、起きたのに夜まで待つみたいな日もあれば…
ちょっと調節はなかなか面白かったですね。



お客さんもその日のタイムテーブルをその日に知る感じですか。

Taka:そうです。


なので、列に並んでいたら自分の好きなアーティストの出番に間に合わないかもしれない。
そんな時に用意されてるシステムが、列を飛び越えられる「skip the line」と言うシステム。
以前までこれはそれ用のチケットが売られていたそうですが、現在は恵まれない子供達に
寄付する為のテントに食べ物、使わなくなった携帯、服などを寄付をすれば、チケットが無くても
列に横入り出来るそうです。

Taka:聞いてないなぁ~初耳でした。


ところで色んなバンドも出ていた様で友達になったそうですが。

Taka:
凄くみんな良い人達で、アメリカの文化と日本の文化の違いを見せ付けられた
感じがあったんですけど。
最初はみんな僕らの事を…日本人じゃないですか…やっぱり目立つんですよね。
逆もそうだと思うけど。
だから、日本人?それとも韓国人?中国人?どの人種?みたいになるけど、
段々話していくうちに仲良くなって、毎晩BBQがあるけどそのBBQにみんな
足を運んで行って、お酒飲んだり、ご飯食べたりしながらお話しをして。
可愛い女の子とかも全然いるし、そこでコミュニケーションをとっていく間に
どんどん仲良くなるんですね。
だからサマーキャンプみたいでした。



お互い音源交換したり…

Taka:
明日何時にステージなの?って聞かれてまだ分からないって言ったらじゃあ
アドレス交換して、分かったら教えてっつって、見に行くよとかあるんですけど、
たまに、この曲に参加してよとかあるんです。
そんな急に言われても俺分かんねぇしとか思って一応練習するんですけど、
結局時間が合わなくて、そのバンドとはちょっと出来なかったんですけど。



次は新曲について…
『Mighty Long Fall/Decision/Pieces of me』はダブルAサイドシングルだけど、
トリプルAサイドシングルと言って良いぐらい素晴らしい出来だと思います。
忙しい中でのレコーディングはどうでしたか。

Taka:
今年入ってから約3カ月間ぐらいずっと向こうでレコーディングしてて、
その中で出来たものを今回シングルにしたんですけど。



「Mighty Long Fall」とはどう言う意味ですか。

Taka:
これはまぁ落ちていくって言う事。
深い深い谷底に落ちて行ってしまう…
歌詞の内容的には男女のお話だったりするけど、敢えて男と女のテーマは取り除いて、
物事の深さだったり、落ちていってしまう感じ…
ひとつの事に対して吸いこまれていく感じって言うのを書いてみました。


イントロからドラマが始まってる感じがします。

Taka:
そうですね。
今までに無いONE OK ROCKの感じも入ってると思います。
今までの自分達とまた違った一面を出せたらなと思って…
今回はプロデューサーにジョン・フェルドマンを迎えて、初めてプロデューサーって言う
立ち位置で一緒に音楽を作っていったのが凄く良かったのかなと思ってます。


アメリカでの仕事は時差との戦いがあると思いますが。

Taka:向こうから日本に帰ってきたらやっぱり辛いですね。


でもその分タフになったと思います。



以上、802のTaka、ザックリでした。


ところでここでTomoyaの写真。
最近見付けた中でnon的一番のお気に入り写真↓
0806.png
いいわぁ~こういうの、めっちゃRockで(^^)

それと、昨日対バンしたCrossfaithのドラマーとのツーショットでTomoyaの
おニューtattooがちょっと…
0806-1.jpg

アップ↓
0806-2.jpg

Crossfaithのドラマーの子も胸にガッツリ入ってるけど^^;

『さよなら渓谷』


さよなら渓谷 [DVD]さよなら渓谷 [DVD]
(2014/01/22)
真木よう子、大西信満 他

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吉田修一著「さよなら渓谷」の映画化。
夫婦の様に過ごす事件の加害者と被害者を追った物語。

自分の心の傷を癒す事が出来るのは自分の人生をめちゃくちゃにした男…
主演賞を総なめした真木よう子の体当たり演技が素晴らしくて、心に深い傷を負った女を
見事に演じきっていた。

特に加害者の男と一緒に暮らした後の演技が凄く良かった。
可愛らしくもあり、でもいつもどこか遠くを見てるようなな感じ。
そして二人の関係性が分かった後の彼女の表情が凄く良い。
男を恨んでいて、でも愛もあってと言う複雑な心情をよく表していたと思う。

それぐらい真木よう子の演技に尽きる作品だと思う。
作品としてもまぁ良かったと思うけど原作読んじゃってるからなぁ…
どうしても原作程のインパクトは無い。
じゃあ映画見る前に原作読むなっちゅうのにね^^;  

相手役の大西信満さんって最初に見たのは『赤目四十八滝…』だったけど、
その後も映画で凄く良く見るけどほんと濡れ場の多い人だわぁ~
いつも女優さんと絡んでるw

『夏の終り』


夏の終り [DVD]夏の終り [DVD]
(2014/03/19)
満島ひかり、綾野剛 他

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瀬戸内寂聴著「夏の終り」の映画化。
妻子ある男と昔の恋人の間で揺れる女の話。

まぁ原作の印象通りと言うか…
強いて言えば、ヒロインの満島ひかりが原作より若いかなぁって言う感じがしたぐらい。
役者が良いのか脚本が良いのか、静かな作品だけど退屈はしなかった。

満島ひかりよりもうちょっと老けた女優さんでも良かったんじゃあ?と思わなくもないけど、
彼女の疲れた感じと可愛らしさは正しくあのヒロインのイメージでしょう。
やっぱり演技上手いってことかな。

不倫相手の小林薫がほんとに良くて…私はやっぱり綾野剛より小林薫やな^^;

さて新曲&カップリング雑感…

さてさて今更ワンオクの新曲「Mighty Long Fall/Decision/Pieaces of me」について
私なりの感想…

ワンオクの曲の感想は、聴いてすぐにではなく何回か聴いてから書いた方が良いと思う。
だって、彼らの曲ってだいたいいわゆる「スルメ」で、聴けば聴く程感想が変わってくるから。

『るろうに剣心』のエンディングに使われてる「Mighty Long Fall」は前にも
itunesでDLした時に書いてるけど、あれから何回も聴きこんでみて…
やっぱり超かっこいい!
特に私はMVが好き♪
Takaも、楽曲はその曲だけではなく、LIVEやMV合わせて評価してもらいたい…
みたいな事言ってるけど、マイティのMV見てるとそれ凄く頷けるなぁ…

ClockのMVも凄く好きだけど、マイティのはこれまでで一番お金かかってる感じも
良い具合にかっこイイし、何よりメンバーそれぞれみんな凄いかっこいい!
特にTomoyaには瞬殺…
ほれてまうやろーーーー!!!!

Tomoyaってね、LIVEの時は叩きながらぐわーっと叫んだり笑ったり、割と顔を
上にあげて叩く事が多くて、それがまた彼の良さであり私も好きなんだけど、
実は下を向いて難しいビートを刻んでる時の彼が一番好きなんです♡
で、このMVではそう言うTomoyaが終始見れるので凄い好き。

同時シングルのもう1曲「Decision」について…
FOOL COOL ROCKのエンディングで聴いた時は、随分ポップだなぁって思いました。
でも彼らはこれまでにもキミシダイとかああ言うポップな曲をやってるので、
まぁそう言う感じかなって。
で、聴きこんでると、また段々良くなってきてる今日この頃。

なんかね、一部では、ああ言う曲はちょっと前にアメリカで流行ったサウンドだから、
だからいまいち…って意見もあって。
ワンオクが好きなFOBにそっくりとか、ジョン・フェルドマンが以前他のバンドの為に
作った曲にそっくりとか…

でも私、そんなん知らんし…
ちょっと前に流行ったアメリカンサウンドなんか知らんし。
だから私にとってはある意味新鮮で、そしてちょっと懐かしくもあり…
懐かしいって言うのは、昔私が好きだったブライアン・アダムスとかも、
ロックでありながら時々ああ言う感じの明るいカルフォルニアロックっぽい曲を
やっていたので、それを思い出すと言うか…
要するに、私は嫌いじゃない。寧ろ全然好きなんやなぁ。

そしてカップリングの「Pieces of me」。
これもまたポップ。娘はこの曲が「Decision」より好きらしい。
私はこの曲に関しても特に嫌な感じは無くて、やはり同じくブライアン・アダムスを
思い出させる感じがして好きなんです。

ただ思ったのは、もしかしたらカップリングにもうちょっとダークだったり激しい曲を
持ってきたら、うるさいファンの言い分も少し変わったのかなぁ…って感じはしました。
2曲目、3曲目と続けて爽やかな感じの曲って言うところに不満を持ったファンも
いたのかも・・・って。

でも、そんなファンの事なんてまぁどうでも良いと思います。

Takaが言うように、「人生×僕」を作った後、彼らは少し抜け殻になったのかもしれない。
確かにあのアルバムは傑作だもの。
私も長い間色んな音楽を聴いてきて自分にとってのベストアルバムがあるけど、
「人生×僕」はその中に入ると言えるし。
だから、今回のシングルは、じゃあこれからどうしようって言う中で作られてる曲で、
おまけに初めてがっつりアメリカに行って作ってる曲だからもしかしたらまだまだ
彼らの中では試行錯誤段階なのかもしれない。
これこそ、長くバンドをやっていく中ではどうしても通らなければならない工程だと思うし、
昔から応援してるワンオクファンは、出来ればそう言う彼らの成長過程も、今後まだまだ
活躍を続けていくであろう彼らの歴史の一部だとして見守ってあげて欲しいと思うんだけどなぁ…

でもま、誰のどう言う曲を聴いていくかは聴く者の自由だからどう言う反応が出ても
仕方ないんだけど…
だとしても、ワンオクの彼らには、これからも自分達が思う音楽をやっていって欲しい。

私から見れば彼らは、自分達の音楽がファンにどれだけ受け入れられるかよりも、
とにかく4人で常に同じ方向を向いて自分達がかっこイイと思うものを作っていくって言う
事を何より大事にしているように見えます。
そして、そういう姿勢がファンに支持されてると思うし。
そして、それで良いと思う。
周りに流されないで、進んで行って欲しい。

私が少し気になる点があるとすれば、曲のクレジットがTakaとジョン・フェルドマンに
なってるところかなぁ…
これまでは必ずメンバーの名前が入ってたのに、ジョンおじさんは完全にクレジットに
入っちゃうのかぁって少し思ってしまって…
まぁそれもメンバー自身が納得してるなら全然良いんだけど…
でもね、それも後々振り返ればもしかしたら色々思う事があるかもしれないけど、
これも全て経験、勉強だし。

いずれにしても彼らの人生、音楽道…
Decisionでも歌ってるもんね。

あなたにとってのベストは僕にとってはそれほどではない。
全ては自分の決断だ。



このまま突き進め。
Keep on Rockin'!!

Taka in FM802 その2

FM802のTakaのDJその2です。



新曲について…
3曲とも英語と日本語。
僕らがバンドをやり始めた時、歌詞の頭は日本語じゃないとダメとか訳の分からない事を
言う人がいたと言うか、そう言う風潮があった。
僕はその感覚が大嫌いで逆に反発してやろうと言う気持ちがあった。
英語でやってるバンドも沢山あるのに何故キャッチーだからという理由だけで
日本語にしなければならいの?って言う葛藤があった。
だからサビは必ず英語と言う反発からスタートして、今もその気持ちがどこかに残ってる。
最近はサビの頭が日本語でも良いのかなとちょっと思ったりもする。

あまり英語と日本語の区別はつけたくないが、ルーツになってるのが洋楽なので
1番は英語、2番辺りから日本語入れるかなと言う感じで作ってる。
だいたい言いたい事を日本語で書いてそれを英語に直す。
アメリカ人は全部英語だからそう言う事は無いと思うけど、日本語は漢字やカタカナもあるし
凄く複雑なことをやってる国だなとたまに思う。

今回の新曲はいつもと違ってプロデューサーにジョン・フェルドマンを入れた。
彼は「人生×僕=」のMIXを殆ど担当してくれて、今回彼とのやり取りが凄く出ている。
僕らが今まで知らなかった一面、自分達が知らなかった一面を彼がプロデューサーと言う
立ち位置で引き出してくれたと思ってる。
僕らのこれまでのスタイルは色んな事を決め込んで作っていたという感じ。
彼とやって一番感じた事は、終わるまで分からないと言う事。
最後の最後、MIXの段階まで曲は分からない。
MIX終わった後もこここうした方が良い、このギター入れた方がいいんじゃないか、
抜いた方がいいんじゃないかと言う作業をずっとしていてそれは衝撃だった。

そして彼自身日本人アーティストを担当した事が無くて、日本語を最初に聴いた時の
彼のリアクションが今も忘れられない。
日本語がたまに英語に聞こえる瞬間もあるらしい。
そういう面白いやり取りの中で生まれた3曲。
お互いリスペクトし合いながらの作曲活動と言うのが今回の曲に出てると思う。

「Decision」は「Mighty Long Fall」とは全然違うところにある曲。
「Mighty Long Fall」はダークなところが出ているけど「Decision」はカルフォルニアの
素晴らしい良い天気、人々の良い感じのヴァイブスみたいなものが僕達に取り入れられて、
気持ちが壮大になった時に出来たので曲も自然と壮大になってる。

6枚目のアルバム「人生×僕=」、初めての全国アリーナツアー、アジア欧州ツアーについて…
「人生×僕=」は僕らにとって非常に意味のあるアルバム。
色んな思いとバンドとしてこれからもっともっと色んな事をやっていきたいと言う
ターニングポイントになるアルバムだと思う。
僕らとしてはひとつここでONE OK ROCKとして今まで目指してきたのもは1回ここで
完結してるのかなと。
テーマ的にも、やりたい事も。
ここから更に違うONE OK ROCKを提示して行きたいと思ってる、そんなアルバムだった。

それを引っ提げての全国アリーナツアー、大阪は2日間、凄い良いLIVEでした。
メンバー3人は関西出身なので親御さんも見に来てくれて、感情がむき出しと言うか、
3人がより全力に来てる感じが伝わってきた。
アリーナツアー自体大きなところでやらせてもらって、そこに来てくれたファンの顔や
気持ちによって、アルバムを作ってemptyになった気持ちが戻された感じがした。
その気持ちになってアジア欧州ツアーに出た。

アジア欧州ツアーでは、また日本では決して味わう事の出来ない会場や雰囲気で
LIVEをやらせてもらった。
このアルバムでアジア欧州、日本、アメリカを回れた事は凄く大きかった。
そして自分達がこれからやっていきたい事も明確になってきた。
このアルバムは時間をかけて知恵を振り絞って作ったアルバムだったので、
今でも思い出深い製作時間、楽曲。

「Be the light」について…
日本での震災や、世界での色んな事、人間の力ではどうにも出来ない災害に対して
これまで向き合う力が無かった。
でも日本で実際目の当たりにして、ミュージシャンとして一人の人間として、
ちゃんとそう言う事と向き合って、そう言うところから起きた哀しみだったり、
哀しみの後の一緒に頑張っていこうと言う言葉だったりをここでちゃんと
人として、ONE OK ROCKとして作った曲。

「DEEPER DEEPER」について…
僕らの新しい一面を見せたいと言うところでTomoyaとRyotaが初めて作った曲。
自分の中では新鮮な感覚でメロディを乗っけたのを今でも覚えてる。

今のONE OK ROCKについて…
僕らは6月、7月と、Warped Tourに参加させてもらった。
これは所謂フェスティバル。
色んなバンドが集まってアメリカ中とカナダなどをバスで横断すると言う。
大移動、サーカスみたいな感じ。
車のステージが殆どで、そのステージとバンドの車と一緒になってアメリカを横断して
場所場所で広場みたいなところを借りてLIVEをして、終わったら次へ行くと言う…
サマーキャンプフェスティバルみたいな感じ。

非常に良い刺激ばかりで、アメリカのバンドと言うのは凄く人間味に溢れていてる。
見た目は僕らより年上みたいな人ばかりだけど実際聞くと年下ばっかりで、
嘘だろ?みたいな驚きの連続。
日本には無いアメリカ人特有のヴァイブスを日々感じながら、昔を思い出しながら、
学生の頃のノリそのままでバンドをやってるみたいな感じを思い出しながらツアーを
回らせてもらった。

楽屋も何もかも全てバス。
シャワーも殆ど使えない。動物が水浴びするのと同じ感覚。
最早シャワーでは無く水浴び。
ホースからちょろちょろっとしか水が出なくてそれを頭からかぶる。
そんな感じで汚い感じ。でもそれが楽しい。
トイレで大が出来ない。
大がしたい時はバスから出てトイレを探さなければいけない。
もうむちゃくちゃ…
でもこのツアーバスを使う限りそれが当たり前。
欧州ツアーのバスでルールは知ってたけど、これだけ長時間バスに乗ってると、
色んな事に慣れてくる。
そして色んな事に有難みを感じる。
日本に帰ってきて普通にトイレが出来る事が有難いと思うぐらい過酷。
そう言う経験をして初めて感じる事もあったので参加して良かった。

次はカップリング曲の「Pieces Of Me」について…
プロデューサーは過去にSimplePlanなどをやっていた人。
おじいちゃんで色んな知識を持った人。
彼とのレコーディングは全然前に進まない、凄く時間をかけ、やる事が凄く細かくて
びっくりした。
ひとつひとつ時間をかけ頑張ったところがこの曲に凄く出てると思う。

最近海外など色んなところでLIVEする事が増えてるので日本でゆっくりする事が
あまり出来ないけど、これがバンドの醍醐味。
CD作ってLIVE回る、僕はこれだけで充分楽しめてるのでこれだけで良いなと思いながらも、
日本のファンから早くツアー回ってとか、早くCD出してと言われるのでその辺もしっかり
頑張りたいと思う。
でも日本と海外関係無く回れるのがONE OK ROCKのスタイルだと思ってるし、
これが僕らのやり方だと思ってる。
でも基本的に日本のバンドなので、ちょろっと海外にいる時間があるけど、基本的に
日本で作曲してアメリカでレコーディングして…と言う感じでこれからも頑張っていきたいと
思うので宜しくお願いします。



以上FM802のTakaのDJでした。

人生×僕は完結版かぁ…ふむふむ…
これから彼らはどう言う音楽を聴かせてくれるのかな。
楽しみです。
それとツアーバスのトイレ…
お腹抑えてあたふたしながらトイレを探してるTomoyaの姿を想像してしまう^^;
しかしそんな過酷な状況の中で、良く毎回全力出して演奏出来たねぇ…