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『スターウォーズ/フォースの覚醒』



EPI3から10年振りの7作目。
物語はEPI6から約30年後、銀河の支配を目論む帝国軍の残党とレイア率いる
レジスタンスとの戦いやら行方不明のルーク探しなど。

面白かった!
ストーリーも戦闘シーンも楽しくてあっという間に終わった感じ。

近所のエキスポシティにこの作品を最も楽しめるらしい最新設備の映画館が出来たので
是非そちらで!という思いはあったもののそこで見れるのはいつになるやら分からないし、
特に3Dで観たいと言う気も無かったので普通に2Dで鑑賞。
でも充分楽しめた。

初SWでも楽しめるって聞いてたけど、やっぱりこれまで観てきた人の方が
断然楽しめると思った。
これまで描かれてきたジェダイの血脈物語が伏線になってるし、それでこそのSWやし。

レイとルーク、レイとカイロレン、それぞれがどうなるのか続編が楽しみ。
それまで生きねば。

『海を感じる時』



高校時代好きになった先輩への思いを断ち切れない女の話。

この作品、映画としての評価とか良く知らないんだけど、私は嫌いじゃないなぁ。
主人公が惚れ込む男性に出会うのは高校の時で、その時からずっとその男性を追うんだけど、
プラトニックでは無く肉欲に溺れる話なのね。

この高校の先輩ってのが罪な奴で、主人公の女の子を溺れさせちゃう。
まだ高校生やのに。あ、高校生やからか?w 
とにかくこの先輩、1回遊んで終わりにしようとしたけど主人公のJKが追っかける追っかける。
演じるのが市川由衣だから可愛いけど、はっきり言ってストーカー。

母親に反発して家出してまで男追って、とにかく一方通行でも抱かれれば良くて、
その為にストーカーまがいに追いかけて、でも最終的に男ゲット出来て、
いざそうなると虚しさに気付く…って感じ。
ちょっと違うけど、「ナインハーフ」思い出してしまった。

古臭い台詞、静かな展開、私はどれも嫌じゃ無かったな。
市原由衣の体当たり主演はどうかと思ったけど、決していやらしくなかったしなかなか良かった。
一人の男が好きで仕方なくて、抱かれれば幸せだけどいつもどこか哀しげで冷めてて、
そう言う繊細な演技、結構良かったと思います。

『アデル、ブルーは熱い色』



カンヌ映画祭史上初、作品、監督、主演女優二人にパルムドールが授与された作品。
アデルとエマ、美しい二人の女性の愛憎劇をアデルの視点から描いた作品。

久々のフランス映画で久々にザ・フランス映画って感じ。
エロくてアンニュイ、主人公髪ばっさばさやけどお洒落、登場人物皆煙草スパスパポイポイ。
凄く長い作品やけど、wowowで見たからもっとエロいシーンはカットされてる模様。
でも、そのエロシーンこそこの作品の肝なんちゃうのかな。

カットされてても内容は伝わるけど、女性同士の生々しい絡みが話題になったみたいやし、
そう言うシーンでの主演女優達の体当たり演技やリアルな感情表現が見所の作品だと思うので
ちょっと残念。
日本の映画館で観た方曰く、どっちにしてもボカシだらけやったらしいけど^^;

撮り方が独特で登場人物の顔面アップが多く、ドキュメンタリーの様に演者の演技が自然。
実際かなりアドリブを求めた演出だったらしいし、特に主演の子は大変だったでしょう。

とにかく主演女優二人が素晴らしい。
絡みシーンも凄いけど、喧嘩と再会のシーンは素晴らし過ぎて震えた。
そのシーンもね、エグイ絡みがあってこそ、心だけでなく体も激しく求め合った二人って言う事が
表現されてこそ生きるシーンなんだよなぁ…
でもさすがにテレビで○○は無理か…

あと印象的なのは、アデルが高校で同性愛がバレそうになって友人ともめたり、
その後社会人になっても隠そうとしたこと。
フランスとか、同性愛に対してもっと寛容かと思ったんやけど違うのね。
何だかんだ言ってやっぱり差別がきついんだなって思いました。

『チョコレートドーナツ』



母親の逮捕により施設に入る事になったダウン症の子供を隣人の
ゲイカップルが見捨てられず共に過ごすお話。

はい泣きました。
泣かせる為に作られた様なお話だけど実話。
確かにアメリカならよくありそうな哀しい現実にゲイへの偏見が強かった
70年代ってのが余計に辛い。

母親はジャンキーでネグレクト、ダウン症の子供はチョコレートドーナツしか食べない。
ゲイカップルはその子に本当の親の様に愛情を注ぎ、いつしか彼らは愛に包まれた
幸せな家族になるけど…
立ちはだかる厳しい世間の目と哀しい結末…
アランカミングの力強い歌が救いでした。

アランカミングのオネエは母性に溢れていて素晴らしかった。
女性でも無く自分の子でもないのに、女性以上にに母親らしい。
でもあんまり綺麗ちゃうけどw
エリートでありながら自分の身分を犠牲にしてまでそんなオネエに寄りそう恋人も素敵でした。

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』



モナコ公妃となったグレースケリーが女優復帰を果たしたい思いを捨て
国家の危機を救うべく公妃として奮闘した姿を描いた作品。
グレース役にニコールキッドマン。ニコールのモナコ公妃姿を堪能する為の映画かな。

当時のモナコがフランスと戦争寸前だった事などを知れた部分は面白かったけど。
ニコールもそりゃ綺麗だけどグレースケリーの美しさには及ばないし、年のせいか
顔を弄ってるのかなんか顔に違和感…
あとティムロス@レーニエ大公との背の差が…大きなお妃様でしたw

『ふがいない僕は空を見た』



コスプレが趣味の不妊症の主婦、その主婦と不倫する高校生、
その高校生の友人で貧しい団地暮らしで生活苦に喘ぐ高校生、
彼らやその周囲の人達の日常、苦悩などをリアルに描いた作品。

面白かった。
時系列のずらしも効果的で、描かれる人間模様を飽きることなく見れた。

超変人の姑からヒステリックに不妊で責め立てられ、超変人の夫に不倫現場を
隠し撮りされた主婦、そして隠し撮りされた写真を地元でばら撒かれた高校生、
荒んだ団地で痴呆症の祖母と二人で暮らす高校生…
彼らが抱える問題は今の日本人がまんま目の当たりにしてること。
他にも児童虐待もちょろっと織り込まれ、だからどこを取ってもシリアスなはずなんだけど
決して暗く無く、それでも空を見て、上を見て前を見て生きていこうって話。
不倫した高校生の母親が助産婦と言う事も背景にあって、命とは、生きるとはを考えさせられる。
こう言う邦画、大好き。

原田三枝子扮する助産婦が素敵。
コスプレ不倫写真をばら撒かれた息子が登校拒否になっても冷静。
全ての子供が無事に産まれる訳では無い、だからどんな事があっても生きて…と息子に言うだけ。
主婦役の田畑智子は決して美人じゃないけど美しかったし良い女優さんだなって改めて。