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『スティーブ・ジョブズ』


ベストセラー「スティーブ・ジョブズ」の映画化。
アップル社を設立し多くのヒット商品を世に送り出したスティーブ・ジョブズの光と闇を
描いた作品。

スティーブ・ジョブズの伝記的な作品を見るのはこれが3作目。
1作目は多分テレビドラマになったものでジョブズとビル・ゲイツの物語、
2作目はアシュトン・カッチャーがジョブズに扮した作品、そしてこれが3作目。
アップル社製品で愛用してるのはiPhoneだけで他に特に思い入れがある訳でもなく、
ジョブズファンでも無いけど^^;

で、正直言うと、全2作を見てるから本作を抵抗なく見れたんちゃうやろかと言ったところで。
ジョブズが如何にしてアップル社を立ち上げたのか、友人と共にガレージから始めたところからの
物語を周知の人は本作品でもまぁ楽しめるかもだけど。
本作品はジョブズがある程度著名になってからのお話で、カリスマなのは当然だけども
私生活では様々な問題を抱え、敵も多く、そんな彼の苦悩と栄光が描かれている。
ジョブズ役のマイケル・ファスベンダーは好きだしこの役柄も悪くなかったけど、
ジョブズにより寄せてるとすればアシュトン・カッチャーの方が近かったんじゃないかと思うし、
話としてもジョブズが天才でありながらもかなり傲慢なことは分かってたことなので、
どう言う展開でも特に驚きも無く。

実在の人物を描いた映画となれば、役者が実在の人物にどれだけ近く寄せてるか、
なりきれてるのか、そこが私としては一番の見どころなんやけども、この作品は敢えて
そうしなかったのかな。
となると、これと言って見どころを掴めなかった…という事になって。
退屈もしなかったけど。

ってことで、スティーブ・ジョブズを知るには本作品より『バトル・オブ・シリコンバレー』
あるいはアシュトン・カッチャー版の『スティーブ・ジョブズ』を見た方が良いんじゃないか
と言う結論に至りました(^^)




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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』


『スター・ウォーズ』のサイドストーリーで、時系列で言うとエピソード3と4の間の物語。
ep4でレイア姫がデススターの設計図を手にオビ・ワンにメッセージを送っている場面があるけど、
じゃあその設計図がどのようにしてレイアに渡されたのかが描かれた作品。

主人公は、帝国軍が建設を進める究極の兵器、デススターの設計に携わった男の娘ジン。
子供の頃父親は帝国軍に連れて行かれ母親は殺され、孤児となったジンは逞しく成長。
反乱軍に加わり帝国軍の暴挙を止めるべく仲間たちと戦う。

SWファンなら当然見ておきたい作品。
なんでレイアちゃんデススターの設計図持ってんの?って疑問も明らかになるし
なんと言ってもお久しぶりのダースベイダーさん、若き頃のレイア姫さんにお目にかかれる。
ダースベイダーに至っては本作品のダースベイダーがこれまでのシリーズの中で最も
恐ろしく脅威に描かれてるんじゃないかな。
そしてそれが何ともかっこ良く。
また、そんな強大な力の帝国軍と必死で戦う反乱軍、主人公も魅力的だし、その他の登場人物も
なかなか面白く、所謂ジェダイと言われる、オビワンやアナキン、ルークのような人達は
出てこなくて、でもそれってフォース?フォースやんな??みたいな場面もあり、そんな彼らが
命をかけて帝国軍に立ち向かう戦いは映像の素晴らしさも手伝って見応え充分。

しかし、最新のスターウォーズでも尚、多くの命を犠牲にして厳しい戦いを続けてる反乱軍やけど、
暗黒面ってどんだけ強いんでしょう(´・ω・`)

『何者』



5人の就活中の大学生が悩んだり迷ったりぶつかったりのお話。

とてもリアルと言うか、まさに今どきの若者、大学生が描かれてて面白かった。
私が知ってる限りのその世代のその人達そのものが描かれてた。
そうそう、そういう子いるいる、そんな場面でいっぱい。
リア充をアピールしていながら実は違っていたり、友人に理解する姿を見せていながら
実はSNSでボロカス書いてたり。

一見楽しそうに見える大学生でも、皆それぞれ将来に不安を抱き迷いを抱えて生きてる。
仲良く見えても腹の中では嫉妬し、蔑んでる。
若者には辛い作品かもしれないけど。
それぞれの闇、現実が描かれてるから。
でもだからこそ面白い。

しかし、就活でなんでこんな殺伐となるかなぁ…
子を持つ母としてはその事を改めて考えさせられた。