監督:グザヴィエ・ジャノリ CAST:リュディヴィーヌ・サニエ、ニコラ・デュヴォシェル 他
恋人のセシルと同棲するためにパリのアパートに引っ越してきたジュリアン(ニコラ・デュヴォシェル)は、ある晩仕事から帰宅途中、裸足で雨の中じっとジュリアンを見つめる女性に出会う。その女性はジュリアン達の向かいに住むガブリエル(リュディヴィーヌ・サニエ)。彼女は一児の母で、昼間は普通に過ごしていた・・・
昼間は普通に過ごしているのに、夜になると無意識で起き出し、時には自傷行為にも及ぶ・・・
要するに、夢遊病なんだけど、この作品ではガブリエルという女性がその夢遊病患者。
本人は自分で夜に何をしているのかも知らず、傷だらけになってることも。
1人の子供を持ち年上の恋人に金で囲われながら生活するガブリエルに、向かいに住むジュリアンは
興味を持つ。
そりゃね、ガブリエルはリュディヴィーヌ・サニエちゃんですから・・・
可愛くて色っぽくて、殿方からしたら何か気になるってのは分かるわ。
ガブリエルの恋人も、彼女がとても難しい人であることを分かっていながら離れられないでいるし。
なぁんか放っとけないと言うか、何とも言えない魅力があるんでしょ。
恋人も、ジュリアンも、この女に翻弄されるわけです。
このガブリエルって言う女、どうも過去に色々あったらしい・・・
何があったのかは謎だけど、数々の情痴を繰り返してきたことは想像できる。
そして、大きな痛手を負ったであろう事も。
そんなミステリアスで哀れな彼女にのめり込むジュリアンと、ジュリアンの恋人、そしてガブリエルの恋人・・・
彼らの関係は終始緊張感に溢れ、どういう結果を招くのか目が離せません。
が、ハマれなかった・・・特に何かを感じると言うことはなかったな・・・・
ただ、美しい主人公の2人の、危険で繊細で官能的な愛は堪能できるかも・・・
non的お気に入り度:


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