私的２００８年映画ランキング♪

今年も後少し。って事で、そろそろ恒例の今年の私的映画ランキングを発表したいと思いまぁ～す

とその前に・・・・

今年もこの、弱小＆グチグチブログにお越し下さった皆様、本当にありがとうございました

実は今年は映画を見る回数も去年より減り、ブログを続けていく意欲もかなり落ちたりして・・・
でもって私生活での鬱々をこのブログで晴らしてみたり。

しかしそんな中で励ましのコメントを残して下さった皆様、つたない映画レビュー記事にコメント、トラックバックを
残して下さった皆様に背中を押されながら、何とか今年もブログを存続させることが出来ました

残念ながらこのブログを始めた頃と比べると色々と変化もあり、一抹の寂しさを感じたりもしまたが、
ずっと変わらず私とお話しして下さる皆様、そして新たに来て下さった皆様に支えられ、何とか続けることが
出来ました。重ね重ね、本当にありがとうございました

またこのＦＣ２ブログ故での不具合等々で大変なご迷惑をおかけしたりして、本当に申し訳なく思っております。
その他まだまだ至らぬ点が多々あるとは思いますが、このブログが続く限りどうぞ宜しくお願いします





前述した通り、今年、特に後半は余り映画を見ることが出来ませんでした。
理由は色々で・・・・・
と言うことで見た本数自体去年に比べても少ないのですが、今年公開された作品で劇場鑑賞、ＤＶＤ鑑賞した
中から私にとってのベスト１０を去年に引き続き挙げていきたいと思います

見た本数自体少ないという物の、去年に比べて「キター！」って思える作品が少なかったのは正直なところ、、、、
やはり映画ネタは尽きつつあるか、はたまた今年の私は去年より更に鈍感になったのか・・・

って事でかなり四苦八苦ではありますが、ランキングいきたいと思います
勿論これまでと同様、「なんでそれ？？」があっても、あしからず、、、、



２００８ ＭＹ ＢＥＳＴ ＭＯＶＩＥ


１位
『ダークナイト』

もうこれは文句無くダントツ１位　１位に挙げる方、多いんじゃないかな。
理由は言うまでもなく、、、、
ストーリーも、役者さんの演技も何もかもが最高
ヒースはゴールデングローブ賞でもノミネートされたしこの感じでいくとアカデミーも・・・・
これだけ評価されてるだけにほんと残念なんだけど・・・・
最早従来のアメコミムービーの枠を超え映画としても最高の出来だと思うし、本当に素晴らしい作品でした


２位
『ＪＵＮＯ／ジュノ』

作品全体がとてもＰＯＰに可愛く脚色されていて台詞回しも面白く、こういう作品すごく好き
少々変わり者で個性的な主人公のジュノと、またまた変わり者のボ～ッとしたジュノの彼氏との掛け合い
が、楽しく微笑ましく、最高だった～
しかしテーマは若者の妊娠というシリアスな物で、でもそれが決して重くなくさり気なく描かれてるのも良かった。
しかしこの作品に影響を受けた若者が違った解釈をしてしまうケースもあり、その点はとても残念
勿論こういう作品は色々と問題があって慎重に扱うべきストーリーだとは思うけど、この作品が軽快だから
こそ余計に、主人公の心の揺れや成長がズシンと胸に響きました。


３位
『潜水服は蝶の夢を見る』

ある日突然片目しか動かなくなった主人公の姿が描かれた、実話を元にした作品。
とてもとても辛い目に遭っているはずの主人公が淡々と、時にはユーモラスに自らの身の周りに起きる事を
語りながら話は進み、そんな感じでお涙頂戴なストーリー展開で無く、だからこそ余計に彼の周囲の人の
愛の深さや辛さが見ていて身に染みて・・・・
そして、人間は命ある限りこんなに強く生きられるんだと、人の強さを改めて思い知らされた作品でした。


４位
『つぐない』

難しい原作を明確に描いた秀逸な脚本、そして切ないストーリーに感動。
幼なさに一生を狂わされた男女と、幼すぎた事に一生贖罪の気持ちで苦しんだ少女のやりきれなく切ない物語。
人は誰しも悪気無く人を傷つけ、増して未熟であればその罪の大きさに気付くことなくやってしまうことがある。
しかしそれが誰かの一生を狂わせたら・・・・きっと私自身も、そこに罪の意識が無かったとしても、生涯
苦しむだろう・・・・
登場人物が皆美しく、そして哀しく、見た後切ない余韻残る素晴らしい作品でした。


５位
『おくりびと』

今年は余り邦画を見なかったんだけど、その中のベスト。
納棺師という仕事をこの作品で初めて知って、その仕事の難しさ、尊さを痛感。
いつか誰もが向かえるその時、その旅立ちの儀式を手伝ってくれる納棺師さんを通して、人の暖かさを
感じることの出来る作品。
ある程度予想通りの展開だけど、いっぱい笑えていっぱい泣ける、素敵な作品でした。



６位
『アクロス・ザ・ユニバース』

全編ビートルズナンバーのミュージカル。
ビートルズ全盛当時の若者の物語を、ビートルズの歌詞を活かしながら描いたビートルズファンにはたまらない
作品。
勿論ビートルズファンならずとも、サイケでフラワーでピースなミュージカルを楽しみたい人には絶対楽しめる作品。　
登場人物みんな歌が上手いし、ジョー・コッカーやボノが出てきたり、どの曲も好きな曲だったのでとても
楽しめました


７位
『アメリカン・ギャングスター』

リドリー・スコット作品ってめっちゃすきなの余り無いんだけど、これは思った以上に面白かった。
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの大スターの共演なんだけど、序盤は２人の絡み無くお互いのドラマが
描かれ、引っ張って引っ張って、そして２人が初めて顔を合わせたシーンにはちょっとゾクッと来た。
内容的にはタイトル通りギャングの話で、ちょっとゴッドファーザーっぽかったけど、そう言うのも好きだし。
役者さんの演技も良かったかな


８位
『魔法にかけられて』

こういう作品って期待はずれが多いんだけど、これは期待通り楽しめた～
登場人物の間抜けさが何とも笑えるし、何と言ってもディズニーがディズニープリンセスを思いっきり茶化してる
辺りがこの作品の面白いところ
子供も安心して見れる楽しい作品です。


９位
『ウォンティッド』

今年一番痛快だった作品がこれ。
有り得ないだらけの映像で有り得ないだらけのストーリーで、ほんと有り得ないんだけど、やっぱり一年に
一本はこういうとんでもない作品を見ないと～
嫌な奴をキーボードでぶっ飛ばす時やメッセージ入りの曲がる弾丸などなど、斬新な映像にプラスされた
Ｂ級テイストが超イケてた
痛いシーン満載なのに何故か楽しくて顔がにやけちゃって、それぐらい楽しめました。
格好いいアンジーにゾクゾク来たし、マカヴォイも可愛かったし


10位
『ラースと、その彼女』

幼い頃のトラウマで、人形を本当の人と思い過ごす青年、ラースの物語。
コメディの様に笑わせるのかと思いきや、人の心の深い部分に触れるとても繊細なストーリー。
自らの闇と葛藤しながら少しずつ殻を破っていこうとするラースの姿に、そして彼の周囲の人の温かさに
胸が熱くなりました。


以上が私が選んだ今年のベスト１０でした

あと、番外編として『ザ・ローリング・ストーンズ　シャイン・ア・ライト』。
これはストーンズファンにとっては満足な作品だったけど、映画というにはちょっと・・・なので番外です。

今年は結局ＤＶＤ鑑賞したものは無かった～
それだけ去年と今年の私が置かれてる環境が違ってるって事だろな・・・
来年は正直どれだけ映画を見れるか分かりません。
もしかしたらもっともっと減っちゃうかも・・・・
でも、コレは見たい！と思う作品があれば出来るだけ映画館へ行って、そしてＤＶＤも見たいと思います。

どうか皆様にとって素敵な一年でありますように・・・・