監督:トミー・オヘイヴァー CAST:エレン・ペイジ、キャサリン・キーナー、ジェームズ・フランコ 他
1965年、インディアナ。シルビア(エレン・ペイジ)と妹のジェニーは、両親がカーニバルの巡業に出ると言うことで、教会で知り合ったガートルード(キャサリン・キーナー)の家に週20ドルの約束で預けられる。兄弟の多いガートルードの家で楽しく過ごしていた2人だったが、20ドル小切手の送付が遅れたことに対して、シルビアとジェニーに対してのガートルードの態度が一変する・・・
1965年に実際に起きた事件の映画化。
これ、フランコ君出てるしその他のキャストもなかなか良いのに日本未公開だから見たかった~
だからレンタル屋さんで見付けてすぐ借りたんだけど、、、、見るんじゃなかった~

どんな作品かちゃん調べとくんやった・・・・

『アメリカン・クライム』って言うんだから犯罪がテーマになった作品だとは思ってたけど、ここまで残酷とは・・・
私が最も避けてる類の作品やないかっ

この作品の被害者、シルビアににエレン・ペイジ、加害者、ガートルードにキャサリン・キーナー。
いつも憎たらしい役の多いエレン・ペイジだけど、ここでは何とも哀れな・・・・そんな言葉では片付けられない
ぐらいの可哀想な役。
キャサリン・キーナーは優しい顔立ちだから怖く見えないんだけど、やってることはメチャクチャ。
この、キーナー扮する女の元に妹と一緒に預けられたシルビアは、凄惨な虐待を受けることになる・・・
加害者のガートルードは男にだらしなくボコボコと無計画に子供を産み、そんな子供達を独りで養いながら
病気がち。
家計は勿論ギリギリで、お金目当てで姉妹2人を預かるんだけど、結局その姉妹が彼女の、そして彼女の
子供達のストレスの矛先となってしまう。
ま、ガートルードは間違いなく精神も病んでいたんだろうけど。
虐待にはな~んの理由もない。そもそもガートルードの子供達も最悪だし。ウソ八百でシルビアを陥れる。
まぁこんな生活状況じゃ、子供もおかしくなるわけですけど。
虐待の様子が事細かに描かれてるわけではないんだけど、痛そ~なのはエレン・ペイジの熱演でリアルに
伝わってくるし、何がイヤってよってたかって罪の無い女の子に笑いながら子供達が虐待を加えるって
のが耐えられない

おまけにこれは実話だし。
日本でもこれと似た事件あったでしょ。それ、思い出しちゃったよ。
加害者の子供達が虐待するシーンは、思わず早送りしちゃいました

ご近所さんも不審に思ってながら知らん顔だし。
ほんとに、ほんとに・・・・・
そして最後まで救いは無い・・・・
こういう作品見ると何でこれを映画にしたの?って思う。事件を風化させないため??
裁判のシーンと事件のシーンが行ったり来たりで描かれてるんだけど、そう言えば裁判では被害者の傷跡
なんかが写真パネルで紹介されてた。
勿論アメリカの裁判シーンでは珍しくない場面だけど、日本も裁判員制度になってああいう感じになるのよね・・・・
あぁ、、、、やっぱ、耐えられないかもぉ、、、、

お目当てだったフランコ君も加害者の元彼の役でちょっとしか出ないし・・・んも~
(関係ないか)とにかく後味めちゃ悪・・・・寝付き悪くなっちゃったし・・・・
改めて人間の残虐性を見せつけられて、本気でゲンナリとしたのでした

ABBA聴いて気ぃ晴らそ!
non的お気に入り度:


(エレン・ペイジの熱演に
1つ)
Comment
本当に観て、今、
すご~く嫌な気分に陥ってます・・・。
私もABBA聴こうかな・・・(^^;)
TBさせていただきます☆
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございます☆
この作品、ある程度どんな内容か調べておくべきだったって
ほんとに思います・・(´0`;)
こういうの、苦手なんですよね・・
体の痛みだけでなく、胸もグサグサ痛くなりますよね。
しかも救い無いし・・・
何か楽しい作品見るしかないですよね(^^;)