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『僕の中の壊れてない部分』

僕のなかの壊れていない部分僕のなかの壊れていない部分
(2002/08)
白石 一文

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3人の女性と付き合いながら、また心に傷を負った若者を思いながら、
主人公の青年が生きるとは何かを探求していく物語。

何とも屈折した主人公の心の声が描かれた作品。
ほんま、まるで「人間失格」そのものと言って良いぐらいの曲がりっぷり。

3人の女性と深い関係になりながら同時に彼女達を軽蔑し、そして求めまた軽蔑しと言う主人公。
どんなに愛されても愛を受け入れる事が出来ず理屈っぽく。
全て幼い頃のトラウマから来てるらしいが、にしてもグダグダ…
「人間失格」の主人公と違うところはかなり強情なところかな。

身勝手な理屈をこねくり回す主人公に勿論共感は出来ないけど、
生きる意味を探求する上での彼の哲学はなかなか面白かった。

人は何故生まれてくるのか、何故生きるのか…
いずれ皆その時を迎えるのに何故生まれてくるのか… 
私も若い頃そう言う事考えたなぁ…子供が出来て考えなくなった。

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