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『彼女がその名を知らない鳥たち』

彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)
(2009/10)
沼田 まほかる

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過去の男への思慕にとり憑かれた女とその女に献身的に尽くす醜い男の物語。

重苦しい話だけど面白かった。
前に読んだ同著者の『九月が…』より読みやすい。
でも、愛憎、肉欲に溺れる女、女に尽くす不男の存在と言う点は共通してる。

女に虐げられても従順に尽くす不男…
おそらく女は皆この作品中に出てくるこの男に対して嫌悪感を抱くだろう。生理的に。
どうもまほかるさんは、醜い男の献身愛とそれに対する女の心の移り変わりを
描くのが好きみたいね。

内容は終始陰鬱だけど、最後は切なさすら感じる深い愛の物語でもある。

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