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『紙の月』



銀行でパート勤めをするごく普通の主婦が引き起こした横領事件と、その主婦の友人や元恋人、
同級生がその事件を思い起こしながら「金」に翻弄される日々を描いた物語。

私はこの話はドラマで見ていた。
で、先日映画を録画したのでその前に原作をと思って読みました。
私は角田光代さんの書く文が本当に好き。
するすると入ってくるし、当然ドラマ以上に色々と考えさせられ重い気持ちになる。

主人公はごく普通の主婦。ただちょっと思い込みが激しい?完璧主義?真面目すぎ?
そんな感じだろうか。
結局何故彼女がそこまでしたのか判然としない。
判然としないけど分からなくもないから面白い。
きっと女なら、誰にでもある「魔」のようなもの…
我儘と言えばそうだけど、女性特有の寂しさ、不安、焦燥感…
主人公のそれが何となく分かるから面白い。
そしてこの作品では主人公の友人達の金銭感覚も少し描かれている。

角田光代さんは女の業を描く事が多いけど本作品の象徴は「金」。
金銭感覚は、主婦になれば家庭の経済事情に従うべきだけど、中には病的に
変えられない人がいる。
私の友人にもいるけどやはり壮絶な寂しさを抱えた人。
金や物が寂しさを埋めてくれるのは一瞬なんやけどね…

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