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『怒り』



『悪人』に続き吉田修一原作の作品を李相日が監督した作品。

「怒り」という血文字が書かれた殺人現場から逃走した真犯人を、
三つの場所それぞれで繰り広げられる人間模様から追っていく話。

「悪人」も多分原作読んでから映画見て、本作品も原作から映画見て。
原作読んでから映画見るとやっぱりどうしても、原作が面白ければ面白いほど
がっかりさせられることが多く。
余程違った角度から余程面白く作られてる場合を除いて。
で、「悪人」は原作も良くて、映画も良くて、珍しくどちらも大好きなのですけども、
本作品に関しては、原作の方がいいかなぁ私は。
と言うのもやはり、一言で言って真犯人知っちゃってるから^^;
これはかなり大きいかな。
「悪人」に比べたら物語の複雑さも影響してるのかもしれないけど、多分結末知って
しまってるって部分がどうしてもね。

でも、色んな場面で色んな人が登場して色んなドラマが描かれててちょっとごちゃついてるはずの
物語を分かりやすく、そして真犯人か?と疑わしきキーになる3人の姿を絶妙に描いてる辺り
さすが李監督。
キーになる3人は、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛なんだけども、確かに彼ら似てなくも
ないのよね。
途中モンタージュみたいなのとか出てくるけどそれも分かるような分からないような感じで。
原作知らなかったら、誰だろ?誰だろ???って面白かったかな。
いや、途中で分かっちゃったかな。

役者は言わずもがな名優揃いなので文句なく。
愛する人を信じることが出来るのか試される苦悩、やり場の無い怒り、憤懣を沸々と
煮えたぎらせた人間の狂気などを名優達が迫真の演技で魅せてくれて心打たれました。
今大人気の広瀬すずちゃんの演技を初めてまともに見たけど、彼女が魅力的なのが
よく分かった。

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