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映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『アメージングスパイダーマン』

アメイジング・スパイダーマン [DVD]アメイジング・スパイダーマン [DVD]
(2013/04/24)
アンドリュー・ガーフィールド

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アメコミ好き、スパイダーマン好きとしては観ておかんとって事で。
でもま、サム・ライミ版の方が面白いのは当然で。
退屈はしなかったけど、観ながらどうしても比べてしまうし、結局トビースパイダーマンが
一層恋しくなってしまったw

主人公のピーターパーカーが逞しい蜘蛛男になっていく過程とか断然サムライミ版の方が面白かったし、
主人公役もやっぱりアンドリューガーフィールドよりトビーの方が良いなぁって思ったり。
ヒロインがキルスティンダンスとじゃないのが良かったぐらいかな^^;

『ある侯爵夫人の生涯』

ある公爵夫人の生涯 スペシャル・コレクターズ・エディション  [DVD]ある公爵夫人の生涯 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2009/09/25)
キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズ 他

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18世紀のイギリス、18歳で侯爵の家に嫁いだ女性が、愛の無い結婚生活に翻弄されながら
強く生きていく物語。

予想以上に面白かった。
世継ぎを作る事にしか興味の無い夫の愛に飢え、本当の愛に溺れ、そして母性に揺れる
業の深い女の生き様に、思いの外感動してしまった。

当時のイギリス貴族のファッションなども見どころ。
こういうの好き♡

でもその煌びやかな世界の陰で繰り広げられるドラマは、ドロッドロやけど(^^;)
実話と言うのも良い。

『オカンの嫁入り』

オカンの嫁入り[DVD]オカンの嫁入り[DVD]
(2011/02/21)
宮崎あおい、大竹しのぶ 他

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ある日突然若い男と再婚すると宣言した母と、戸惑う一人娘の物語。

面白かった。
母娘の絆のお話であり、心に傷を負った人の再生の話であり。
笑いあり涙ありでフツーに感動。
しかし関西が舞台ってなるとどーもこう、お笑いテイスト満載になるのねw
勿論そこが見所でもあるけど。

大竹しのぶと宮崎あおい、名女優の演技はいわずもがな良い。
関西が舞台の作品になるとどーしても関西弁にうるさくなってしまうけど、
あおいちゃんとか完璧やし。

そしてこの作品、脇の絵沢萠子さんが凄く良かった。
こういう作品って脇役の存在って凄く大事。味のある演技を見せてくれました。
絵沢さんって昔は日活ポルノ女優さんでよく裸になってはったよなぁ…
久々にお元気そうな姿を見せてもらいました。勿論裸は無しで(^^) 

久々と言えば春やすこさんも登場。
春やすこと友近の井戸端会議にはマジわろたwww

『おとなのけんか』

おとなのけんか [DVD]おとなのけんか [DVD]
(2012/12/19)
ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット 他

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喧嘩した子供の親達のバトルを描いた作品。

面白い!
登場人物は子供の親の4人だけ、舞台は片方の家のみ。
そこで繰り広げられる4人の会話劇で、時間は短いけど充分楽しめる。
子供の事でのバトルから夫婦間のバトルまで、4人の大人が愚かしくおかしく喧嘩をしてくれる。

まるで舞台劇~と思ったらやっぱり元々舞台劇なのね。
こう言う作品は台詞が大事で役者の演技が見どころ。
そこはジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツ、
ジョンCライリーの名優達がたっぷり魅せてくれて正に演技合戦。
どの人も好きだけどやっぱヴァルツさんかな。

『8ミニッツ』

ミッション:8ミニッツ [DVD]ミッション:8ミニッツ [DVD]
(2013/01/23)
ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン 他

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列車爆破事故の犯人を見つける為、犠牲者の意識に入り込み列車内を追体験していく
男を描いたSFサスペンス。

不思議な話。
でも最初からラストまで一気に突っ走って行く感じの展開で飽きる事無く見れたから
まぁ面白かったかな。
オチで更に不思議な感覚になったけど。

映画の中で登場人物が未来を変えてしまうと言うのは禁じ手…みたいな意見を読んだけど、
そう言えば『スーパーマン』でもスーパーマンのパパが、人間の歴史を変えちゃいけない!
って言ってた。
でも結局好きな人救う為に未来変えちゃうんだけどw
この作品でも好きな人救う為に変えた感じ…

この手のオチを見るとしばらく自分で考えて、その後ネタばれ読んで、なるほど
そう言う解釈もあるのかと頷く。
それが面白い。
そして出来ればこう言うのは映画好きの友人と一緒に観て、あとであーでもないこーでもない
と言いたい。

『1408号室』

1408号室 [DVD]1408号室 [DVD]
(2009/03/20)
ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン 他

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前から観たいと思いながら何故かスルーしてきた作品。
超常現象を信じないオカルト作家があるホテルの1408号室に宿泊し、
恐ろしい目に遭うお話。

これ、ホラーの様なちょっと違う様な…的な知識しか無いまま観たんだけど、
キリスト教…信仰心や悪魔がキーになってるんやね

『XMENファーストジェネレーション』

X-MEN:ファースト・ジェネレーション [DVD]X-MEN:ファースト・ジェネレーション [DVD]
(2012/06/02)
ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー 他

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XMENを生み出したミュータント、プロフェッサーXとマグニートー、
ミスティークらの出会いから彼らが袂を分かつまでが描かれた作品。

映画館で見たかったのに結局DVDに(涙) 
フツーに面白かった。
やっぱりXMENシリーズはどれも好き♪

マグニートーを怒りのミュータントにした悪ぅいミュータントにケビン・ベーコン。
彼のスタイルはその後のXMENシリーズのマグニートーそのもの。
プロフェッサーXとマグニートーがかつて仲が良かったのは知ってたけど、
その本当の絆を見てホロっとなったりして…

ミスティークって案外年くってたって分かったw
しかし、自分を育ててくれたプロフェッサーXを裏切ってマグニートーについて行ったのに、
結局最後は哀しく見捨てられるのよね(TT) 
キューバ危機を起こしたのも戦争を回避できたのもミュータント達の仕業故って設定が
面白かったわ(^^)

『英国王のスピーチ』

英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
(2011/09/02)
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ 他

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吃音障害に苦しむ英国王ジョージ6世とそれを癒する言語療法士の物語。

面白かったし感動したし、素晴らしかった。
コリンファースとジェフリーラッシュの演技を見るだけでも十分に価値があるわ。
オスカー作品賞としては良く分からないけど、コリンファースは文句無し。

でもやっぱジェフリーラッシュの存在感たるや…
知的でユーモアがあって人間味溢れる言語療法士。
一国の王となる人の吃音を治す為、その心を解き放ち歩み寄る一般人…
この勇敢でユニークなキャラクターをさすが、見事に魅せてくれた。
彼のオスカーは過去に受賞してるとかで流れたんだっけ…

ラスト、英国が第二次大戦に突入する際の、初めての大事な国王演説のシーンは圧巻…
無事話しきる事が出来るかという事と、これから国が一大事に巻き込まれると言う事の
二つの緊張感が絶妙に伝わってくる。
あ、兄役のガイピアースはコリンファースより若く見えるけど、実際も若いんやねw

『ウォッチメン』

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監督:ザック・スナイダー 
CAST:パトリック・ウィルソン、ジャッキー・アール・ヘイリー 他

世界で起きてきた歴史的な出来事の陰で人々を見守ってきた、「ウォッチメン」と呼ばれるスーパーヒーロー達。しかしニクソン政権下で制定された法により彼らは活動を禁止される。ある夜「ウォッチメン」の内の1人が血の付いたスマイルバッジを残して殺される。そしてその後も彼らの身は狙われ続ける・・・・

アメコミムービー大好き で、『300<スリーハンドレッド>』の監督作品だし面白いかもって思い鑑賞。
それなりに楽しめたけど・・・・なんともダークでグロいヒーロームービー・・・・・見る人を選びそう。
でも、ある意味かなり格好いい。

上映時間は約2時間50分とめちゃ長い。決して退屈はしなかった。
でも、暗く陰鬱とした独特な空気感でストーリーが展開される中で、この「ウォッチメン」という連中が何者なのか、
この物語は何が言いたいのかという情報を頭に入れるのに、ちと時間がかかったわ

この作品のヒーロー「ウォッチメン」は、マーベルコミックのヒーロー達と違っていて、かなり人間臭かったり、
血生臭かったり。
彼らそれぞれに、フツーの人と同じ様な問題や悩みや過去があったり。何だかヒーローらしくない。
でも、青く光る男、Dr.マンハッタンと言われるこの人
dr-manhattan.jpg
この人はとにかく凄い。一番ヒーローっぽかったわ。
最早「人」では無いんだけど、なんでこんな風になったのかなんて有り得なすぎてビックリ・・・・
でも、それはそれで面白かったりして。
普通に女と恋愛してたり火星で瞑想したり、結構笑える・・・・
中にはなんでこんなに強いのか良く分からないキャラもあったけど、そこら辺は深く考えず漫画として見れば、
それなりに楽しめるかな。  

とにかくねぇ、予想以上に痛グロい場面が度々・・・・正視できない・・・・
そうだ・・・・『300』もそうだったな。はは
でもあの作品はほんとに劇画タッチだったからあまりグロく感じなかったけど、この作品はほんと何度か
目を閉じました

キャストはそれなりに良い役者さんが揃っていて、それぞれ普段のお顔とは全く違った感じになっているのも良い。
一番良かったのがジャッキー・アール・ヘイリー。
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この人不気味なイメージしかなくて、やっぱりこの作品でもかなり不気味だったけど格好良かったわ。
ヤッパリ上手いね。
髪の毛いっぱいあるパトリック・ウィルソンもなかなか

これまでのアメコミ物とは一線を画した作品だけど、映像の凄さやキャラクターの魅力、物語の世界観を
楽しめれば結構はまる作品。
音楽は、かつて大ヒットしたボブ・ディランやジミヘンなどの名曲が使われたりして、かなりイケてます
でもノリ切れないと最後までつまらないかもぉ・・・


non的お気に入り度:





『エレジー』

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監督:イザベル・コイシェ 
CAST:ベン・キングスレー、ペネロペ・クルス、デニス・ホッパー 他

初老の大学教授、デイヴィッド(ベン・キングスレー)は、生徒のコンスエラ(ペネロペ・クルス)に一目惚れし関係を持ちたいと思うように。そしてコンスエラと恋人同士になったデイヴィッドは、若く美しい彼女に夢中になっていく・・・・

30歳の年の差カップルの、美しく切ない大人の物語
女性監督作品らしい、綺麗なウットリする映画だった~
音楽も美しいし、親子ほどの年の差の恋人同士も絵になるし・・・・

男はすっかりお爺やんのはずのベン・キングスレー。でも知的で色っぽい(ヤッパリこの人声が凄い良い)
っていうか、こんな「男」なサー・ベン・キングスレー初めて。
そして何と言っても、ペネロペの美しさと言ったらっ
ペネロペがとても美しい女優さんであることは今更言うまでもないはずなのに、この作品を見ると本当に
溜息が出てしまうほど・・・・・
ペネロペ扮するコンスエラのその美しさに魅了されどんどん彼女に入り込んでいく、ベン扮するデイヴィッドと
全く同じ目線になってしまったわ
年離れた恋人に、時には愛らしく甘え、時には妖艶に抱きしめる女・・・・これでは誰もが、惚れてまうやろ~
デイヴィッドの、彼女への数多くの賛辞の台詞の中に「君は芸術的だ。」というのがあるけど、ほんとにそう。
だから、絡みも決してイヤらしくないし、寧ろデイヴィッドとコンスエラ2人の映像は、若々しいカップルのようで、
彼らの間には瑞々しく健気な、本当の「愛」が流れているのが伝わってくる。
elegy-2.jpg
私自身もとっくに忘れてしまった、身を焦がすような恋・・・・
コンスエラにのめり込んでいくデイヴィッドの気持ちが痛いほど分かるんだな。
彼女が何をしてるのか、自分は彼女にとって何なのか、気になって仕方なくて・・・・
そう・・・人を好きになるって、苦しいことでもあるからねぇ・・・

そして、そんな思いを抱きながら、家庭を捨ててから割り切った異性関係に溺れていた初老のデイヴィッドにとって、
あまりに美しくキラキラ輝くコンスエラとの未来はあまりに不確か、、、、
あれだけ求め合っていれば年の差なんて、とも思うけど、確かに色々構えてしまうのが当然かな。

キャストもとても良い。
主演の2人は勿論のことだけど、デイヴィッドの親友にデニス・ホッパー、息子にピーター・サースガード、
愛人にパトリシア・クラークソン。
そして、親友の妻に、デボラ・ハリー。あのブロンディのデボラ・ハリー、ひさしぶり~
大掛かりでは無いこういう作品に、これだけの名優がそれぞれ良い演技を見せてくれて、こういうのって良いわ~
それだけでもかなりお腹いっぱい

エレジー・・・・老いた男の人生初めての本当の愛は、その思いが深いほど前が見えなくなる切なく哀しい歌。
でも、どんなに切なく哀しくても、やっぱりいつまでも狂おしい恋に溺れたい・・・
そんな恋に溺れた大人の男女を通して、本当に人を愛する事とはどういう事かを描いた素敵な作品でした。


non的お気に入り度:


『アメリカン・クライム』

アメリカン・クライム [DVD]アメリカン・クライム [DVD]
(2008/12/26)
アラン・レイザー

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監督:トミー・オヘイヴァー CAST:エレン・ペイジ、キャサリン・キーナー、ジェームズ・フランコ 他

1965年、インディアナ。シルビア(エレン・ペイジ)と妹のジェニーは、両親がカーニバルの巡業に出ると言うことで、教会で知り合ったガートルード(キャサリン・キーナー)の家に週20ドルの約束で預けられる。兄弟の多いガートルードの家で楽しく過ごしていた2人だったが、20ドル小切手の送付が遅れたことに対して、シルビアとジェニーに対してのガートルードの態度が一変する・・・
1965年に実際に起きた事件の映画化。

これ、フランコ君出てるしその他のキャストもなかなか良いのに日本未公開だから見たかった~
だからレンタル屋さんで見付けてすぐ借りたんだけど、、、、見るんじゃなかった~
どんな作品かちゃん調べとくんやった・・・・
『アメリカン・クライム』って言うんだから犯罪がテーマになった作品だとは思ってたけど、ここまで残酷とは・・・
私が最も避けてる類の作品やないかっ

この作品の被害者、シルビアににエレン・ペイジ、加害者、ガートルードにキャサリン・キーナー。
いつも憎たらしい役の多いエレン・ペイジだけど、ここでは何とも哀れな・・・・そんな言葉では片付けられない
ぐらいの可哀想な役。
キャサリン・キーナーは優しい顔立ちだから怖く見えないんだけど、やってることはメチャクチャ。
この、キーナー扮する女の元に妹と一緒に預けられたシルビアは、凄惨な虐待を受けることになる・・・

加害者のガートルードは男にだらしなくボコボコと無計画に子供を産み、そんな子供達を独りで養いながら
病気がち。
家計は勿論ギリギリで、お金目当てで姉妹2人を預かるんだけど、結局その姉妹が彼女の、そして彼女の
子供達のストレスの矛先となってしまう。
ま、ガートルードは間違いなく精神も病んでいたんだろうけど。
虐待にはな~んの理由もない。そもそもガートルードの子供達も最悪だし。ウソ八百でシルビアを陥れる。
まぁこんな生活状況じゃ、子供もおかしくなるわけですけど。

虐待の様子が事細かに描かれてるわけではないんだけど、痛そ~なのはエレン・ペイジの熱演でリアルに
伝わってくるし、何がイヤってよってたかって罪の無い女の子に笑いながら子供達が虐待を加えるって
のが耐えられない
おまけにこれは実話だし。
日本でもこれと似た事件あったでしょ。それ、思い出しちゃったよ。
加害者の子供達が虐待するシーンは、思わず早送りしちゃいました
ご近所さんも不審に思ってながら知らん顔だし。
ほんとに、ほんとに・・・・・

そして最後まで救いは無い・・・・
こういう作品見ると何でこれを映画にしたの?って思う。事件を風化させないため??

裁判のシーンと事件のシーンが行ったり来たりで描かれてるんだけど、そう言えば裁判では被害者の傷跡
なんかが写真パネルで紹介されてた。
勿論アメリカの裁判シーンでは珍しくない場面だけど、日本も裁判員制度になってああいう感じになるのよね・・・・
あぁ、、、、やっぱ、耐えられないかもぉ、、、、

お目当てだったフランコ君も加害者の元彼の役でちょっとしか出ないし・・・んも~(関係ないか)

とにかく後味めちゃ悪・・・・寝付き悪くなっちゃったし・・・・
改めて人間の残虐性を見せつけられて、本気でゲンナリとしたのでした

ABBA聴いて気ぃ晴らそ!


non的お気に入り度:(エレン・ペイジの熱演に1つ)

『美しすぎる母』

美しすぎる母 [DVD]美しすぎる母 [DVD]
(2008/10/24)
ジュリアン・ムーアスティーヴン・ディレイン

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監督:トム・ケイリン CAST:ジュリアン・ムーア、エディ・レッドメイン 他

美しい女性バーバラ(ジュリアン・ムーア)は、大富豪のブルックス・ベークランドの妻となり一人息子、アントニー(エディ・レッドメイン)をもうけた。しかしバーバラは情緒不安定で、夫のブルックスは他の女性に気持ちを移してしまう・・・

1972年にロンドンで実際起こった、息子による母親殺害事件の映画化。

この事件、当時はかなり話題になったのだとか。
バーバラの夫でアントニーの父、ブルックスの祖父は「プラスチックの父」と言われたレオ・ベークランドという
著名人で、その一家の末路って事でとてもセンセーショナルに採り上げられたみたい。
確かに今でこそ親子で殺害事件って日本でもよく聞くけど、この当時では、しかもこんなセレブが何故?っていう
感じだったのかな。

結局バーバラと言う女性が資産を目当てに夫を選び、1人息子を溺愛し、そして起きた事件なんだろうけど、
この作品を見る限りではそれぞれの登場人物に共感するのは困難。
最初からアンニュイな展開で台詞回しなども曖昧で、何故こうなったのか理解するにはなかなか難しい物がある。

でも実は私としては、女であり続けたかったバーバラの気持ちと、彼女の息子アントニーへの「愛」の部分は
全く分からないわけではない。

勿論ここで描かれているバーバラは、最早母親ではなく「1人の女」としての部分が強すぎたからこそ、そして
息子への思いも極端に偏っていたから異常に見えるんだけど、男の子を我が子に持つとこういう愛情って
有り得るのかも・・・思ってしまったりして。
現に私の友人でも、一人息子を持ち夫と上手く行っていない人ほど、息子への愛が、親と子のそれを超えている
様に見える人もいる。
私には娘しかいないのでその辺は体現出来ないんだけど

女というのはやはり一生「女」であり続けていたいわけで、それは子供が出来てからもそう。
でも、子供の前ではやっぱり自分を殺して「母親」の部分を見せるべきなんだろう。
バーバラという人は、それが出来なかった・・・・・母親としては歴然として未熟な人だったんだろうな。

しかしそんな人の子供となったら、そりゃ不幸だわね。
どんなに恵まれた生活でも、1人の子供として普通の愛情を受けてこなかったと言うことはこんなにも悲劇・・・・
親と子というのは何よりも濃い「血」で繋がった関係でありながら、そこには実に繊細な空気も流れていて、
この物語を見ると、その危うさを痛感せずにはおれませんでした。
でも映画としては説得力に欠けるかな・・・


non的お気に入り度: