Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

猿の惑星:創世記(ジェネシス) [DVD]猿の惑星:創世記(ジェネシス) [DVD]
(2012/07/18)
ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント 他

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「猿の惑星」シリーズの前章。
アルツハイマー治療薬の研究員がチンパンジーに新薬を投薬。
結果、高度な知能を有したチンパンジーが生まれる… 

面白かった。
長ったらしくなく分かりやすいし、何よりとにかくCGが凄い。お猿たちが凄い!!

チンパンもゴリラもオランウータンもリアル過ぎ… 
主役とも言えるほぼ人と同様、あるいはそれ以上の知能を持ったチンパンに至っては、
体はお猿、目は人間と言う感じで繊細な表現もお見事。

いや~お猿が最初に「NOおおお!!」言うた時は見てるこちらも驚愕でしたわ(^^;)

『ザ・ファイター』

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(2011/10/04)
マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベール 他

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町の英雄でありながら薬物中毒で怠惰な元ボクサーの兄と、地道にボクシングを続ける弟、
その兄弟の物語。

ボクサー映画と言うのは昔から、主人公がボロボロから這い上がると言う分かりやすい
感動物語がお決まりで、本作品もそう言う意味では期待を裏切らない。
普通に感動した。

作品としてはさておき、やっぱりオスカーを獲ったクリスチャンベイルに尽きる作品。
彼の名演が他を圧倒している。助演で獲ったけど殆ど主演ですな。
この人、激痩せしたりマッチョになったりデニーロ級の役者根性をいつも魅せてくれるけど、
本作品ではジャンキーと言う事で痩せ状態。
まぁ『マシニスト』の彼を見たら何の驚きも生じませんがw 

ジャンキーな話し方や素振りは、薬にどっぷり浸かっていた頃のキースリチャーズのインタを
見てるようでリアル。
私的にはバットマンの紳士なヒーローの彼が大好きですけど♥

『17歳の肖像』

17歳の肖像 コレクターズ・エディション [DVD]17歳の肖像 コレクターズ・エディション [DVD]
(2011/01/26)
キャリー・マリガン、ピーター・サースガード 他

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名門大学を目指しつついつかお堅い家や街から飛び出したいと思う少女の挫折と成長を描いた作品。

目標に向かい勉学に勤しみながらも日々に退屈する少女。
大人の男と出会い刺激を受け背伸びをし、親や教師を全否定…
でも最後には、自らの未熟さと人生に近道はないと気付く…

退屈もしなかったけどめっちゃ面白いと言う訳でも無く普通。若い頃に見てたら感想変わったかも。
子供のくせに人生全て分かったと勘違いする年頃…自分にもそんな時があったっけ…って
少し懐かしくはなったけど。
でもあたしはどうにもおっさんとはよう付き合わへんかったやろうけどw

いつも怪しいピーターサースガードさんが良い男役で出てきたから、ん?って思ったらやっぱり…
でそんなとこにウケた(笑)

『最後の初恋』

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(2010/04/21)
リチャード・ギア、ダイアン・レイン 他

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夫と別居中の中年女性がある日親友の代わりにホテルの運営を任され、
宿泊客の医師と出会い恋に落ちる。

この作品の何が見たかったっちゅーと、ダイアン・レインとリチャード・ギアの共演ってところ。
このお二人昔から共演が多い。コットンクラブとか運命の女とか。

ギアもダイアン・レインも大好き。
コットンクラブは公開当時友人と見てしばらく夢中になった。
ってかギアにハマりまくってたし♥

ギア様は今はもう当時の様な匂い立つフェロモン男では無くなったけど、それでも素敵です。
ダイアン・レインも綺麗。
でもこの作品見てつくづく自分の老いも感じたわ…

何気にギアの息子がフランコ君やねんなw 
セクシー親子で萌え♡ 

内容はまぁよくある感じ…
悩める中年の男女がその年で恋に目覚め立ち直る…みたいな。
そんな事よりとにかくこの二人の共演が私にとっては感慨深いのです…

『さらば愛しの大統領』

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(2011/04/20)
世界のナベアツ、宮川大輔 他

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大阪府知事選に当選後、独立国家、大阪合衆国の大統領となった芸人、
世界のナベアツを取り巻くドタバタ喜劇。

あーわろたわろた。
まぁ単にナベアツのオモローがふんだんに織り込まれたはちゃめちゃ喜劇なだけやけど。
こんなん一般ウケする訳無いし、でも私は嫌いじゃ無い。

ケンコバと宮川大輔はダウンタウンの次に好きなぐらい好きやし、彼らの演技は最高。
その他出てくる芸人さん達もほんまオモロくて、そんな吉本芸人の中でちらちら登場する
名優も良い♪
大杉漣さんオモロ過ぎるわ…

ただ、あまりに最初から笑いに走り過ぎての2時間は、やっぱり途中疲れるねんな(^^;)

大阪と言えば犯罪にホームレスにおばちゃんにアホなお笑いに…
まさかこの映画が幸せ度ランキングに影響したんちゃうやろね(笑) 
でもこの作品の通り、暗い事も笑いに変えてまうのは大阪のいいところやねんけどな。
しかし大阪のおばちゃんはみんなあんなんちゃうしw

『スラムドッグ$ミリオネア』

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監督:ダニー・ボイル CAST:デヴ・パテル、フリーダ・ピント 他
第81回アカデミー賞作品賞、監督賞 他受賞

スラム育ちのジャマール(デヴ・パテル)が、超人気番組の「クイズ$ミリオネア」に出場して賞金を獲得。しかし、教育も受けていないジャマールが何故クイズに正解したのか不正を疑われ、警察に尋問される・・・・

かなり期待してました。
各賞を総なめ、見た人の評判も良く、否が応でも期待してしまってました。
で、やっぱり面白かった
その最高潮にUPした期待値を大きく上回ると言うことではないけど、ほんと、期待通りに面白かった

人気番組「クイズ$ミリオネア」に登場し、賞金を獲得した1人の若者・・・・
スラムで生まれ育った彼が、何故クイズに正解できたのか・・・・天才なのか、運か、それとも運命か・・・・
そのヒントは、それまで彼がスラムで経験し、見てきた数々の壮絶で強烈な情景に、そして1人の女性への
深い深い愛にあった・・・・

この作品、見せ方がほんと上手い
私達日本人にもなじみ深い「クイズ$ミリオネア」の番組を最初から活かしつつ、クイズに正解していく現在の
ジャマールと、ジャマールの生い立ちを同時進行で描き、何故彼が超人気クイズ番組に出たのか、彼は
何者なのか、何がしたいのか、ラストに向けて鮮烈な映像と共にテンポ良く展開されていく。

中でも特に、ジャマールの幼い頃の物語が、とにかくエネルギーに溢れていて強烈
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貧しく汚い生活の中で必死で生きる少年達の生活・・・・そこにあるのは「生きること」。
彼らの姿には、溢れんばかりの眩しい生命力を痛いぐらいに感じる。
日本では到底考えられない子供達の姿・・・・親も無く、金も無い・・・・
そんな中で彼らは性根逞しく生きいていく。

本来であれば同情に値するほどの貧しい少年達の物語。
なのに逆にこちらが元気をもらえるほど、スラムドッグ達のエネルギーをヒシヒシと感じ、生きる喜びを痛感
出来る秀作です


non的お気に入り度:






『接吻』

接吻 デラックス版 [DVD]接吻 デラックス版 [DVD]
(2009/02/25)
小池栄子豊川悦司

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監督:万田邦敏 CAST:小池栄子、豊川悦司、中村トオル 他

ある日閑静な住宅街で無差別一家惨殺事件が起きた。犯人の坂口(豊川悦司)は逮捕前に自ら報道陣を呼びだし、カメラに笑顔を見せる。それをテレビで見たOLの遠藤京子(小池栄子)は坂口に関心を持ち、坂口の生い立ちについて詳しく調べ、毎回裁判を傍聴するようになる。そして、坂口の弁護士、長谷川(中村トオル)に自らを坂口に紹介するよう依頼し、その内手紙のやり取りをするようになる・・・

死刑になるであろう凶悪犯に好意を抱く女・・・・そんな女の不思議な愛の形を描いた作品。

小池栄子扮する京子はフツーのOL。そんな京子がある日凶悪犯の坂口の笑顔をテレビで見て、関心を
抱くようになる。
「私はあなたと同じ・・・」と手紙を出し、そして「結婚」を願うように。
そして、そんな京子に惹かれるのが坂口の弁護士の長谷川。
惹かれるって言うか、心配してる・・・・って感じなんだけど。
殆ど表情もなく地味な京子が必死になって坂口に尽くす姿は異様だけど、それが健気にも見えたのかも。

京子って子は勤め先では同僚に言いように使われ、どうもそれまでもそう言う人生を歩んできたらしい。
京子の生い立ちに関しては作品中では触れられていないけど、とにかく坂口に自分と同じ「陰」を見付け、
それが「愛」になっている。
「いつかみんなを見返してやりたい」という思い、そして、世間への反発、復讐を坂口と共にやり遂げたい思いが
彼女の「愛」の形となっている。
そんな2人はそれまで一度も会ったことのない2人なのに、どこか昔から知ってる恋人同士にも見える。
ガラス越しの京子と凶悪犯の愛の時間は、哀しくて、でもとても美しくも見えた。

弁護士の長谷川はそんな京子を心から心配するんだけど、その愛を京子が素直に受けとめることが出来るなら、
それが本来の女性の幸せの形だろうに・・・・
それが、そうなれない哀しみが、この作品の軸になってるんだろうな・・・・

主演の小池栄子さんの演技はどんなもんだろ~って思ったけど、これが上手かった。とても良かった。
主演賞獲っても良いんじゃない?
複雑な、通常では有り得ない女性の心理を演じるのは難しかったと思う。
勿論、殆ど無言の不気味な凶悪犯を演じたトヨエツさんも良かったです。

ラスト・・・・・あの「接吻」は何を意味していたのか・・・・・色んな解釈があるだろうな・・・・・
いずれにせよ、小池栄子の熱演が一番印象に残りました。


non的お気に入り度:

『007/慰めの報酬』

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監督:マーク・フォスター
CAST:ダニエル・クレイグ、マチュー・アマルリック、オルガ・キュリレンコ 他

心から愛したヴェスパーを失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていた男を追う内、新たな悪の組織の陰謀を知る・・・・

前作で愛する女性を失ったその直後から始まるという設定の今作。
なので、ボンドの心は復讐で煮えたぎってるって事で、彼女の為の復讐プラス新たな敵と闘うボンド・・・・

もう、のっけから凄いアクション満載で、車や船や飛行機でチェイスしまくり、飛んで跳ねて、爆発して、
ボンドさん、今回も恐るべき不死身っぷりを見せてくれる

と言うことで、とにかくアクションは見応えあるんだけど、ストーリーとしてはフツー・・・・
ポール・ハギスが手がける脚本だから多少期待したけど、特にめっちゃくちゃ面白かったって訳でもなく、
結局殆どアクションばかりが印象に残ったな

悪役のマチュー・アマルリックは上手いし適役だったんだけど、彼とボンドの闘いにもあまり緊迫感を感じ
なかったし。
怖そうで、余り怖くなかったって言うか・・・
折角良い役者さん使ってるんだし、この悪役の描き方がもうちょっとしつこくて良かったかも。
もっともっと危機一髪なボンドを見たかったな・・・・

ど派手なアクション、格好いいダニエル・クレイグが一番の見所です


non的お気に入り度:




『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』

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監督:マーティン・スコセッシ 
CAST:ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、チャーリー・ワッツ 他

2006年秋、ニューヨークビーコンシアターで行われたストーンズのライブを、ストーンズの熱狂的ファンであるマーティン・スコセッシが18台のカメラを駆使して撮影したライブ映画。

最初に、この記事はあくまでもストーンズ狂である私のレビューなので、あまり参考になりましぇん

THE ROLLING STONES・・・・私にとって最も愛すべきバンド・・・・
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25年前彼らの音楽に出会った私は大きな衝撃を受け、その前に出会っていたビートルズ以上に夢中になり、
そして今も尚、彼らへの愛はやまない。
とは言っても結婚してからぐらいは彼らの曲を聴く余裕は余り無かったのだけど、今日この作品を見て、
改めて彼らへの愛を再確認し、その存在の大きさを痛感

この度、巨匠スコセッシが、この灰汁の強い存在感を放つキャラクターであるストーンズを映画にするという
チャレンジに挑んだわけだけど、そこは流石に名監督。
ストーンズファンを満足させてくれるライブ映画だったのではないかな。
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冒頭ではスコセッシとストーンズ側との映画撮影に入るまでの調整風景が簡単に映し出され、その間際まで
スコセッシとミックなどの間でお互いの撮影に対する思惑の違いなどもチラッと見せてくれたり、最初の一曲目も
ギリギリまで何か明らかにならずスコセッシの焦りも少々見えたり・・・
そんなんで、じゃあ始まってみたらどうなることかと思わせておいて、、、、、

ジャッジャー ジャジャジャージャジャジャージャジャジャ・・・
名曲「JUMPIN’JACK FLASH」の、あのキースのリフが劇場全体に響き渡った途端、全身に鳥肌
あ~やっぱり劇場に見に来て良かった~ これこれ・・・コレがストーンズやぁ~
って、久々に私のロック魂に火がともりましたわ~

その後は時折ストーンズメンバーのそれぞれの若き頃の映像を交えながら、有名すぎるナンバーのオンパレード。
「JUST MY IMAGINATION」 「SHATTERD」 「SOME GIRLS」 「AS TEARS GO BY」etcetc...

メンバー皆60をとうに超えるというのにそのパワーは健在で、舌ベロベロ腰フリフリのミックのパフォーマンス、
愛想が良くて格好良すぎる愛らしいロニー、言葉少なながらも飄々としていてバンド存続の立て役者である
チャーリー・ワッツ、そしてそして、くわえタバコに酔っぱらい風でも神々しいオーラを放つキース、、、
皆私が好きになった時のストーンズと何ら変わらず、ほんとにほんとに感激、マジヤバイ・・・
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そんな彼らの最高のパフォーマンスで観客はノリノリ、ジャック・ホワイトやクリスティーナ・アギレラなど、
ゲストとの競演も最高
やっぱり彼らのライブ力というのは結成当時の45年前と同じで、私の親と殆ど同じ年の今でも尚完璧な
パフォーマンスを確実に見せてくれ、伝説と言うには早過ぎる現役バリバリのロックバンドなのだと実感。

昔は反逆児として見られていたストーンズ。
ドラッグやSEX問題で常に大人達から敵視され、オリジナルメンバーが不慮の死を遂げたり、キースも長い間
ドラッグ中毒で良くここまで生きてこれたと不思議なぐらいだし、この45年間、本当に公私共に問題だらけで
いつも世間を騒がせていた彼ら。
途中それぞれがソロ活動に夢中になり気持ちが違う方向に向かっていた事もあったけど、やっぱり彼らのHOMEはバンド・・・THE ROLLING STONES

キースもロニーも決してギターが上手いわけではない、ミックの歌も上手くはない。
でも彼らの作ってきた多くの歌詞は、メロディは、それ以降この世に出るロックバンド全てに確実に影響を与え、
そしてどの曲も今聞いても最高にノレる、最高にクールなナンバーばかり。
もうね、映画館と言うことで思いっきりノリノリになれないのが何とも残念だったんだけど、勿論思わず体が動き、
口ずさんでしまったのは言うまでもありません

今では世界中から崇められ、全てのロックバンドの頂点にいる彼らだけど、ロックとファンへの愛は今も謙虚で
変わらない・・・
だから、転がる石のように45年間転がり続け、そして今も止まることなく転がる格好良すぎるロック野郎達・・・・

ローリング・ストーンズは、永遠です・・・・img_1436484_30591411_0.jpg

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最後にこの作品、やっぱりストーンズのファンでなければ退屈かもぉ・・・・
今でも精力的に活躍する伝説的ロックバンドのライブ映像を堪能されたい方には、是非お勧めだけど。

non的お気に入り度:(ファン故の星5つです。)


JUMPING JACK FLASH発表当時のPV









『JUNO/ジュノ』

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監督:ジェイソン・ライトマン 脚本:ディアブロ・コディ
CAST:エレン・ペイジ、マイケル・セラ 他

16歳のジュノ(エレン・ペイジ)は、親友のブリーカー(マイケル・セラ)と興味本位でセックスし、妊娠してしまう。困ったジュノは友人に手伝って貰いながら、ある理想的な幸せそうな夫婦への養子縁組を決意し、彼女達と会うことに・・・

期待通り良かった~ 出ました!星5つ こういうの好き 笑って泣けました~

16歳の妊娠という、日本のドラマならちょっとシリアスになりそうなテーマながら、ちょっと風変わりで皮肉屋の
ジュノや、ジュノのボーイフレンドのブリーカー、ジュノの家族や友達がすごく魅力的なキャラで、そしてエレン・ペイジ
の素晴らしい演技と明るく可愛い脚色や音楽で、小気味良くテンポ良く楽しく見れました。

ヤりたかったからヤったら赤ちゃんができた・・・
興味本位での軽い遊びのつもりのセックスだけど、招く結果は重大。
若者なら誰もがはまりそうな落とし穴に、ジュノははまってしまいます。
人間って言うのは哺乳動物の中でもめんどくさい生き物で・・・・
体は親になれるぐらい成熟してても、心や頭はある程度年を経て経験を積まないと親になりきれなかったりする。
ま、どんなに年をとってても親になれなかったり、逆にどんなに若くても立派に親になってる人もいますが。
ジュノも親になることを考えられず、幸せそうなある夫婦への養子縁組を決意。
そして、大きくなっていくお腹・・・・周りの目・・・彼氏との関係・・・里親の事情・・・
いつしかお腹の子供に愛情がわき、子供の将来を真剣に考えるようになる・・・・
それが親になるって事でしょうけど。

とにかく、そんなジュノを受け入れ、見守り、応援する友達や家族が素晴らしい
両親のジュノへの強い愛はほんと泣ける。
私だったら絶対ああはなれない・・・16歳の娘が妊娠なんて、考えただけでゾッとします
そしてジュノのボーイフレンドのブリーカーが、これまた良いわ~
ヌボーッとしてて、でもジュノのことはいつもちゃんと考えてて、とても女の子を妊娠させるようには見えない。
でもそれがこの物語のいいところ。
あの子がイケメンだったらこの話、つまらなくなるでしょう。
口達者なジュノと彼とのやりとりは、微笑ましくてほんとに良い感じです

主演のエレン・ペイジの演技は言うまでもなく素晴らしい
っていうか、この役、彼女以外には考えにくい。
余り可愛くなくてちょっと小生意気で・・・・
この女優さん既に評価されてるけど、この先大女優になる臭いがプンプンしますわね

妊娠して、混乱して、色々なことを学び何が一番大切かに気付くジュノ。
彼女が全てを成し遂げたときは涙が止まりませんでした・・・
決して良いことをしたわけではないけど、「妊娠する」事の重みを学んだはず・・・
暗くなく、終始ポップで爽やかなジュノの成長物語でした。・・・でも絶対ゴムは付けなきゃダメ・・・


non的お気に入り度:





『酒井家のしあわせ』

酒井家のしあわせ酒井家のしあわせ
(2007/07/06)
ユースケ・サンタマリア、友近 他

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監督:呉美保 CAST:友近、ユースケ・サンタマリア、森田直幸 他

三重県の田舎町に暮らす酒井一家は一見平凡な4人家族だが、長男の次雄(森田直幸)は母、照美(友近)の死に別れた前夫の連れ子で、父の正和(ユースケ・サンタマリア)とは血の繋がらない親子だった。中学生になった次雄は、そんな家族をうっとうしく思っていた。そんなある日正和は突然、好きな人が出来たと家を出る・・・

BSにて鑑賞。
とても良かった。家族であることの難しさ、暖かさ、滑稽さをしみじみと感じる作品。
また関西に帰りたくなった・・・

友近とユースケ・サンタマリアの夫婦って言うだけで笑える話かと思ったらそうでも無くて、結構色々ある
家族の話。
友近扮する母、照美は前の夫と死に別れていて、長男の次雄はその夫の連れ子。
そう言うこともあり、中学生という多感な年頃と言うこともあって次雄は親や家族をうっとうしく思っている。
とにかく殆ど話さない。この長男が。
でもきっとこの年頃の男の子ってだいたいこんな感じでしょう。
何考えてるか分からないし、でも誰よりも何か考えてて。
家族のこと、女の子のこと、親友のこと・・・みんな好きなんだけど、みんなウザくなったり。
で、その思いをどう表現して良いか分からず悶々として。
次雄を見ていると難しい年頃の男の子の様子が、イライラするぐらい伝わってきます。
そしてそんな次雄が自分を産んだ母に、そして血の繋がらない父に感情をむき出しにする場面には、涙を
流さずにおれない。
誰よりも家族を疎ましく思っているはずなのに、誰よりも家族の愛を欲している小さな心に胸打たれます・・・・

それに友近の演じる母親が凄く良かったぁ
私は友近が好きです。芸人としてかなり好き。芸達者だしわざとらしくないし。
彼女は元々演じることが芸なので、役者やらせても上手いに決まってるって分かってたけど、やっぱり
良かった~。
演技だけじゃなく、あの体型とか妙にリアル。他人とは思えないのよね・・・
訳分からない息子とのやり取りとか夫婦間での微妙な会話とか、とっても自然。
さすが友近さんです。

家族って、人間って、いとも哀しくて情けなくて・・・そして可笑しい・・・
ショボくて笑える・・・それが人生。
どんなに辛くても嫌なことがあっても愛する人と笑い飛ばせれば、それで全てOKです。


non的お気に入り度:







『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

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監督:ポール・トーマス・アンダーソン CAST:ダニエル・デイ・ルイス、ポール・ダノ、ディロン・フレイジャー 他
アカデミー賞主演男優賞 他受賞

石油ブームに沸く20世紀初頭のアメリカ。ダニエル(ダニエル・デイ・ルイス)は息子のH.W(ディロン・フレイジャー)と共に石油採掘事業を展開していた。ある日ダニエルは、ポール(ポール・ダノ)という青年から石油発掘の情報を聞きつけ、その場所に息子と共に行く・・・

長いです!この作品。ほんと長い。役者さんの演技が良かったので退屈はしなかったけど。
欲にまみれた孤独な男の生き様をガッツリ味わったという感じ。

主人公は石油の発掘に命をかけ、それだけが生き甲斐の男、ダニエル。
人を決して信じず、富を得ることだけに邁進している。
愛する息子も自分の意に反すると切り離してしまうし。
そんな欲深く恐ろしい人だけど、私には本当の愛を手にすることが出来ない哀れな男にも映りました。
息子との確執も彼の本意ではないように見えたし。
しかし、愛する人をとどめておく術すら知らない彼に残されたのは、金と屋敷と狂気だけ・・・・
「富」とは何なのか、人の幸せとは何なのかを考えさせられます。

この作品、とにかく役者さんの演技に尽きます。
オスカーを獲ったダニエル・デイ・ルイスの演技は文句無くお見事
それと、ダニエルに異論を唱える発掘地の牧師のイーライを演じたポール・ダノも、負けずに素晴らしかった~
『リトル・ミス・サンシャイン』や『キング』で陰のあるお兄ちゃんだったポール君。
今作品での裏のありそうな妙な牧師の役、すごぉくはまってました。
ダニエルとは対照的な位置であるはずなのにどこが怪しくて確実に欲深くい牧師イーライは、ダニエルと全く違う
キャラとも思えない。
そんな2人の対決は生々しくおぞましく、彼らのどす黒い部分が剥き出しになる場面で見応え十分です。

裕福なことは決して不幸なことではない。でもそこに愛がなければどうでしょう。
人は金だけでは人として生きていけないってことなんやね・・・


non的お気に入り度: