Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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たまにはレビュー以外の事

苦手な季節…
本当に苦手な季節。
毎年この季節は心がゆらゆら揺れている。
おそらく「不安」が一番の原因なんだろうけど、それだけじゃないなにか…
つまらない…
そうかもしれない。
贅沢。
うん、とても贅沢。
それでもどうしても不安定で、どうかするとこの心はぷつんと切れてどこかへ飛んで行きそう…

今、夢中になれる物が無い。
好きな音楽は変わらず好きだけど、夢中になってるピークは過ぎた。
今、何がしたいとか無い。
娘の受験が終わったのだから、今年は家族で羽を伸ばせばいいのに、その気も起きない。
旅行…
旅行に行きたいけど、自分の体がその気にならない。

もう、娘の事で振り回される事、ちょっとお休みしたいのです。
去年1年は、受験以外に久しぶりに娘の事で悩む事が多かった。
でも、もうちょっと、勘弁してほしい。

でも、今年も引き続きそうなりそうで、それを思うと気持ちが重い。
今の鬱の正体は、それかもしれないけど…
うーん…

『スターウォーズ/フォースの覚醒』



EPI3から10年振りの7作目。
物語はEPI6から約30年後、銀河の支配を目論む帝国軍の残党とレイア率いる
レジスタンスとの戦いやら行方不明のルーク探しなど。

面白かった!
ストーリーも戦闘シーンも楽しくてあっという間に終わった感じ。

近所のエキスポシティにこの作品を最も楽しめるらしい最新設備の映画館が出来たので
是非そちらで!という思いはあったもののそこで見れるのはいつになるやら分からないし、
特に3Dで観たいと言う気も無かったので普通に2Dで鑑賞。
でも充分楽しめた。

初SWでも楽しめるって聞いてたけど、やっぱりこれまで観てきた人の方が
断然楽しめると思った。
これまで描かれてきたジェダイの血脈物語が伏線になってるし、それでこそのSWやし。

レイとルーク、レイとカイロレン、それぞれがどうなるのか続編が楽しみ。
それまで生きねば。

『海を感じる時』



高校時代好きになった先輩への思いを断ち切れない女の話。

この作品、映画としての評価とか良く知らないんだけど、私は嫌いじゃないなぁ。
主人公が惚れ込む男性に出会うのは高校の時で、その時からずっとその男性を追うんだけど、
プラトニックでは無く肉欲に溺れる話なのね。

この高校の先輩ってのが罪な奴で、主人公の女の子を溺れさせちゃう。
まだ高校生やのに。あ、高校生やからか?w 
とにかくこの先輩、1回遊んで終わりにしようとしたけど主人公のJKが追っかける追っかける。
演じるのが市川由衣だから可愛いけど、はっきり言ってストーカー。

母親に反発して家出してまで男追って、とにかく一方通行でも抱かれれば良くて、
その為にストーカーまがいに追いかけて、でも最終的に男ゲット出来て、
いざそうなると虚しさに気付く…って感じ。
ちょっと違うけど、「ナインハーフ」思い出してしまった。

古臭い台詞、静かな展開、私はどれも嫌じゃ無かったな。
市原由衣の体当たり主演はどうかと思ったけど、決していやらしくなかったしなかなか良かった。
一人の男が好きで仕方なくて、抱かれれば幸せだけどいつもどこか哀しげで冷めてて、
そう言う繊細な演技、結構良かったと思います。

『アデル、ブルーは熱い色』



カンヌ映画祭史上初、作品、監督、主演女優二人にパルムドールが授与された作品。
アデルとエマ、美しい二人の女性の愛憎劇をアデルの視点から描いた作品。

久々のフランス映画で久々にザ・フランス映画って感じ。
エロくてアンニュイ、主人公髪ばっさばさやけどお洒落、登場人物皆煙草スパスパポイポイ。
凄く長い作品やけど、wowowで見たからもっとエロいシーンはカットされてる模様。
でも、そのエロシーンこそこの作品の肝なんちゃうのかな。

カットされてても内容は伝わるけど、女性同士の生々しい絡みが話題になったみたいやし、
そう言うシーンでの主演女優達の体当たり演技やリアルな感情表現が見所の作品だと思うので
ちょっと残念。
日本の映画館で観た方曰く、どっちにしてもボカシだらけやったらしいけど^^;

撮り方が独特で登場人物の顔面アップが多く、ドキュメンタリーの様に演者の演技が自然。
実際かなりアドリブを求めた演出だったらしいし、特に主演の子は大変だったでしょう。

とにかく主演女優二人が素晴らしい。
絡みシーンも凄いけど、喧嘩と再会のシーンは素晴らし過ぎて震えた。
そのシーンもね、エグイ絡みがあってこそ、心だけでなく体も激しく求め合った二人って言う事が
表現されてこそ生きるシーンなんだよなぁ…
でもさすがにテレビで○○は無理か…

あと印象的なのは、アデルが高校で同性愛がバレそうになって友人ともめたり、
その後社会人になっても隠そうとしたこと。
フランスとか、同性愛に対してもっと寛容かと思ったんやけど違うのね。
何だかんだ言ってやっぱり差別がきついんだなって思いました。

『チョコレートドーナツ』



母親の逮捕により施設に入る事になったダウン症の子供を隣人の
ゲイカップルが見捨てられず共に過ごすお話。

はい泣きました。
泣かせる為に作られた様なお話だけど実話。
確かにアメリカならよくありそうな哀しい現実にゲイへの偏見が強かった
70年代ってのが余計に辛い。

母親はジャンキーでネグレクト、ダウン症の子供はチョコレートドーナツしか食べない。
ゲイカップルはその子に本当の親の様に愛情を注ぎ、いつしか彼らは愛に包まれた
幸せな家族になるけど…
立ちはだかる厳しい世間の目と哀しい結末…
アランカミングの力強い歌が救いでした。

アランカミングのオネエは母性に溢れていて素晴らしかった。
女性でも無く自分の子でもないのに、女性以上にに母親らしい。
でもあんまり綺麗ちゃうけどw
エリートでありながら自分の身分を犠牲にしてまでそんなオネエに寄りそう恋人も素敵でした。

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』



モナコ公妃となったグレースケリーが女優復帰を果たしたい思いを捨て
国家の危機を救うべく公妃として奮闘した姿を描いた作品。
グレース役にニコールキッドマン。ニコールのモナコ公妃姿を堪能する為の映画かな。

当時のモナコがフランスと戦争寸前だった事などを知れた部分は面白かったけど。
ニコールもそりゃ綺麗だけどグレースケリーの美しさには及ばないし、年のせいか
顔を弄ってるのかなんか顔に違和感…
あとティムロス@レーニエ大公との背の差が…大きなお妃様でしたw

『ふがいない僕は空を見た』



コスプレが趣味の不妊症の主婦、その主婦と不倫する高校生、
その高校生の友人で貧しい団地暮らしで生活苦に喘ぐ高校生、
彼らやその周囲の人達の日常、苦悩などをリアルに描いた作品。

面白かった。
時系列のずらしも効果的で、描かれる人間模様を飽きることなく見れた。

超変人の姑からヒステリックに不妊で責め立てられ、超変人の夫に不倫現場を
隠し撮りされた主婦、そして隠し撮りされた写真を地元でばら撒かれた高校生、
荒んだ団地で痴呆症の祖母と二人で暮らす高校生…
彼らが抱える問題は今の日本人がまんま目の当たりにしてること。
他にも児童虐待もちょろっと織り込まれ、だからどこを取ってもシリアスなはずなんだけど
決して暗く無く、それでも空を見て、上を見て前を見て生きていこうって話。
不倫した高校生の母親が助産婦と言う事も背景にあって、命とは、生きるとはを考えさせられる。
こう言う邦画、大好き。

原田三枝子扮する助産婦が素敵。
コスプレ不倫写真をばら撒かれた息子が登校拒否になっても冷静。
全ての子供が無事に産まれる訳では無い、だからどんな事があっても生きて…と息子に言うだけ。
主婦役の田畑智子は決して美人じゃないけど美しかったし良い女優さんだなって改めて。

『火花』



又吉直樹著。第153回芥川賞受賞。
若手漫才師と先輩漫才師の芸人としての日々が描かれた物語。

芸人又吉らしい、芸人とは、漫才師とはを主人公の感情を通して追求したお話。
相方の綾部は自虐してるけど、漫才師生活を経てこその作品なので綾部の存在は
無駄じゃないって思ったw

本作品が芥川賞受賞に値するかとかはさっぱり分からん。
芥川賞作品はいくつか読んだけど、私が面白く感じたのは「苦役列車」だけで
それも受賞に値してるのか分からんし。

で、本作品が楽しめたかと言うと…
まぁ、大阪育ちでお笑い好き、昔から破天荒で破滅的な芸人さんを見てきたって
点では入りやすかったかも。

当然純文学なので眠くなる人は眠くなるかもしれない。
でも、情景描写がとても美しくそれが芸術的と言えばそうで、それを芸人又吉直樹が
書いたと思えば凄いなって素直に思った。
内容的にそこそこ楽しめたものの、結末があまりに意外過ぎてそれをどう捉えるべきかが
難しいところやなぁ…

『XMEN:フューチャー&パスト』



ミュータント絶滅の危機を回避する為にウルヴァリンが過去に送られ戦いが繰り広げられる。

いつの間にこうなったの?XMENシリーズどっかで飛ばした??って思ったぐらい前回見た時より
未来になってて、ミュータントヤバくて最初はちょっと戸惑った。

でもなんだかんだ、やっぱり好きやなぁXMEN。
過去のマグニートえげつないし、マカヴォイ可愛いし♥
ストーリーはさておき結局楽しめてしまう。
懐かしいミュータントも登場でラストはほっこり。
過去のXMEN見てないと楽しめない作品かな。

『私の男』



桜庭一樹著同名小説の映画化。
津波被害で家族を失った少女と彼女を娘として育てる男との歪んだ関係の物語。

原作ファンがこの作品見たらおそらくがっかりでしょう。
私もがっかり。
原作とは別物と思って見ようにも、腹立つぐらい違う。
私は原作の大ファンなのでほんと残念(´・_・`)

映画を忠実に原作通り描く必要は無いと思うけど、世界観を壊されるとやはり辛い。
だから原作は読まない方が良いんだろうけど、原作を知ってて映画を見た作品で
ここまでのがっかりはあまり記憶に無い。
主人公の親子それぞれなんか違う、見せ方が安っぽいなどなど色々不満。

二階堂ふみちゃんは上手いけど、この物語の娘はあんな色っぽい必要は無い。
ラストの言葉を聞こえないようにした演出も意味不明。そんな演出すべき台詞か?
でもこの映画を作った人はそう捉えたんだろな。
血の雨の中での絡みシーンは「エンゼルハート」にもよく似たシーンがあるのね。
あのシーンで完全に萎えた…

『ノア 約束の方舟』



旧約聖書に記された「ノアの方舟」の映画化。

ノアの方舟に関してざっくりとしか知識が無かったので、知らなかった事を知れたって
意味では面白かったかな。
作品としては相当好みが別れると思うけど。
神話だけどリアルな人間臭い場面もあり、そこは感情移入してしまった。

作品としてはさておき、映像とキャストは素晴らしかったと思う。
特にジェニファー・コネリーとエマ・ワトソンは良いわ。
エマ・ワトソンはハリポタでしか知らんかったから、この作品見て素晴らしい女優さんなんだな
ってつくづく。
子を守ろうとする二人の女優の演技は凄味があった。

ジェニファー・コネリーは元々大好きな女優さん。
ラッセル・クロウとは『ビューティフルマインド』でも夫婦役で大変な旦那様を支える奥様
やったけど、また大変な旦那さんに翻弄される奥さんやってるーって思ってしまいましたw

『her/世界でひとつの彼女』



近未来のLA、離婚協議中で傷心の男性が人工知能OS、サマンサと恋に落ちるお話。
takaもお勧めの作品。

なんかとっても不思議な感覚になった。
近未来だから色々今と違うけど、でもあとちょちょっとしたら本当にこんな時代が
来るんじゃないかとも思えて…

そりゃ都合が良い。
自分の為だけに仕事をしてくれて話を聞いてくれる人工知能OS。
秘書であり友人であり、場合によっては恋人にも。
声は色っぽく表現はエモーショナル。
ただ体が無いってだけで遠距離恋愛してるみたいな気分になる。
また声がスカーレット・ヨハンソンやからそりゃ殿方はそそられるわな^^;
私もあんな話相手、恋人じゃ無くて(笑)話相手ほしーわ―って思ったもんw

主人公は結局のところ、相手が人工知能でも現実の人間関係同様思い悩む事に。
相手が人間かどうかが問題じゃない。
恋愛をするには、誰かと向き合うには自分がどうあるべきかだと気付かされる。
ちょっと不思議で、でも色々考えさせられる良い作品でした。
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