Something Better

映画、読書感想などボチボチ書いていきます★
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『ジュリー&ジュリア』



1961年アメリカで出版されたフランス料理本の著者ジュリア・チャイルド、
その50年後、ジュリアを師事し彼女の本を元に毎日フランス料理を作り
その日々をブログに記し作家になったジュリー・パウエル、
違う時代を生きた2人の女性の物語。実話。

哀しい事があっても常に明るく前向きに料理本を出版しようと懸命なジュリアの生き様と、
殺伐とした現代でストレスを抱えながらジュリアの料理を作ることで癒され成長する
ジュリーの様子が終始明るく楽しく描かれていて、とても穏やかな気持ちで見れる作品。

料理ものの映画はたまに見ると癒されて良い。
食べる事は大好きだけど作る事は大っきらいな私なので、色々大変そうなジュリーだけど
料理が大好きってだけでうらやましーって思った^^;

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』



平凡な女子大生とサディスティックなイケメン実業家との恋愛駆け引きの話。

2人は惹かれ合い男は恋人になる契約をしろと言う。
好きだから契約したいけどどうにも男の性癖に難ありで彼女の方が
なかなか踏み込めない。
踏み込めないけどやることやってるw

この手の作品見たらどうしてもナインハーフを思い出す。
男がSだとか氷使ったり女が男のYシャツ着て踊るとことか。
ただ、ナインハーフ程隠微な雰囲気は無い。
性描写も含めて割とサッパリ。
初めての男だしもっとドロッとはまっても良さげなのに若い子だからか結構ドライ。
ラストもサバサバ。
うーん私やったらあんな色んな道具見せられた時点でかなり怖くなるかもなー
でもめっちゃ好きやったらギリギリまで様子見るか…うーん…

この作品原作が凄く人気らしいけど原作読んだ方が楽しいのかも。
続編あるらしいので機会があれば

主人公のダコタジョンソンはメラニーグリフィスとドンジョンソンのお嬢様。
初めてがっつり演技見たけど、お顔はママとパパの良いとこ取った感じ?
可愛い話し方とかママに似てるね。
あと脱ぎっぷりも母譲りかしらん。

『福福荘の福ちゃん』



福ちゃんの愛称で親しまれる独身のおじさん、福福荘に住む福田辰男と
彼を取り巻く人達との人情物語。

主演の福ちゃん役の森三中の大島美幸は女なのに丸坊主のおっさん役で
お見事カナダの映画祭で女優賞を受賞。
素晴らしかったですよ、大島さん。
本当に素敵な福ちゃんやった。

そんな大島さんと目兄弟の様な荒川良々がこれまた良い感じの脇を演じてて、
福ちゃん役は荒川良々でもいいんじゃね?って感じもするけどやっぱり
大島さんで良かったと思う。
人を幸せにする福々しい笑顔、そして独特の面白い動きは
笑いの世界で鍛え上げた彼女ならでは。

福ちゃんの人柄そのままのゆるーくて温かく楽しい作品。
出てくる人達みんな滑稽で憎めない。
その中心に福ちゃん。
福ちゃんは楽しくて優くて、人の傷みが分かる大きな男。
実際昔いじめられたと言う大島の過去と福ちゃんが上手い具合にリンクして、
観る人を惹きつける。

『ゴーン・ガール』



結婚5年目に突然姿を消した妻を捜す夫が思わぬ事態に翻弄される話。

こわいこわいーめっちゃこわいー
いくら嫌でもそこまでせんでも^^;

結局、サイコパス、自分の思い通りにならないとなんでもやっちゃう異常者の話。
物語としてはサスペンススリラーで面白い。


『アナと雪の女王』



アカデミー賞長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞したディズニーアニメ。
ある国の王家の姉妹、周りを冬に変えてしまう力を持った姉エルサと、そんな姉を救う
妹アナの愛と冒険のお話。

歌は素晴らしいし物語も面白い。
愛があれば分厚い氷も溶けると言う暖かいお話。

ディズニーアニメめっちゃ好きって訳でも無いけどまぁ普通に楽しめた。
オラフが可愛過ぎ、いい子過ぎ、おもろ過ぎ。
コンタックのキャラクター思い出してしまったw

たまにはレビュー以外の事

苦手な季節…
本当に苦手な季節。
毎年この季節は心がゆらゆら揺れている。
おそらく「不安」が一番の原因なんだろうけど、それだけじゃないなにか…
つまらない…
そうかもしれない。
贅沢。
うん、とても贅沢。
それでもどうしても不安定で、どうかするとこの心はぷつんと切れてどこかへ飛んで行きそう…

今、夢中になれる物が無い。
好きな音楽は変わらず好きだけど、夢中になってるピークは過ぎた。
今、何がしたいとか無い。
娘の受験が終わったのだから、今年は家族で羽を伸ばせばいいのに、その気も起きない。
旅行…
旅行に行きたいけど、自分の体がその気にならない。

もう、娘の事で振り回される事、ちょっとお休みしたいのです。
去年1年は、受験以外に久しぶりに娘の事で悩む事が多かった。
でも、もうちょっと、勘弁してほしい。

でも、今年も引き続きそうなりそうで、それを思うと気持ちが重い。
今の鬱の正体は、それかもしれないけど…
うーん…

『スターウォーズ/フォースの覚醒』



EPI3から10年振りの7作目。
物語はEPI6から約30年後、銀河の支配を目論む帝国軍の残党とレイア率いる
レジスタンスとの戦いやら行方不明のルーク探しなど。

面白かった!
ストーリーも戦闘シーンも楽しくてあっという間に終わった感じ。

近所のエキスポシティにこの作品を最も楽しめるらしい最新設備の映画館が出来たので
是非そちらで!という思いはあったもののそこで見れるのはいつになるやら分からないし、
特に3Dで観たいと言う気も無かったので普通に2Dで鑑賞。
でも充分楽しめた。

初SWでも楽しめるって聞いてたけど、やっぱりこれまで観てきた人の方が
断然楽しめると思った。
これまで描かれてきたジェダイの血脈物語が伏線になってるし、それでこそのSWやし。

レイとルーク、レイとカイロレン、それぞれがどうなるのか続編が楽しみ。
それまで生きねば。

『海を感じる時』



高校時代好きになった先輩への思いを断ち切れない女の話。

この作品、映画としての評価とか良く知らないんだけど、私は嫌いじゃないなぁ。
主人公が惚れ込む男性に出会うのは高校の時で、その時からずっとその男性を追うんだけど、
プラトニックでは無く肉欲に溺れる話なのね。

この高校の先輩ってのが罪な奴で、主人公の女の子を溺れさせちゃう。
まだ高校生やのに。あ、高校生やからか?w 
とにかくこの先輩、1回遊んで終わりにしようとしたけど主人公のJKが追っかける追っかける。
演じるのが市川由衣だから可愛いけど、はっきり言ってストーカー。

母親に反発して家出してまで男追って、とにかく一方通行でも抱かれれば良くて、
その為にストーカーまがいに追いかけて、でも最終的に男ゲット出来て、
いざそうなると虚しさに気付く…って感じ。
ちょっと違うけど、「ナインハーフ」思い出してしまった。

古臭い台詞、静かな展開、私はどれも嫌じゃ無かったな。
市原由衣の体当たり主演はどうかと思ったけど、決していやらしくなかったしなかなか良かった。
一人の男が好きで仕方なくて、抱かれれば幸せだけどいつもどこか哀しげで冷めてて、
そう言う繊細な演技、結構良かったと思います。

『アデル、ブルーは熱い色』



カンヌ映画祭史上初、作品、監督、主演女優二人にパルムドールが授与された作品。
アデルとエマ、美しい二人の女性の愛憎劇をアデルの視点から描いた作品。

久々のフランス映画で久々にザ・フランス映画って感じ。
エロくてアンニュイ、主人公髪ばっさばさやけどお洒落、登場人物皆煙草スパスパポイポイ。
凄く長い作品やけど、wowowで見たからもっとエロいシーンはカットされてる模様。
でも、そのエロシーンこそこの作品の肝なんちゃうのかな。

カットされてても内容は伝わるけど、女性同士の生々しい絡みが話題になったみたいやし、
そう言うシーンでの主演女優達の体当たり演技やリアルな感情表現が見所の作品だと思うので
ちょっと残念。
日本の映画館で観た方曰く、どっちにしてもボカシだらけやったらしいけど^^;

撮り方が独特で登場人物の顔面アップが多く、ドキュメンタリーの様に演者の演技が自然。
実際かなりアドリブを求めた演出だったらしいし、特に主演の子は大変だったでしょう。

とにかく主演女優二人が素晴らしい。
絡みシーンも凄いけど、喧嘩と再会のシーンは素晴らし過ぎて震えた。
そのシーンもね、エグイ絡みがあってこそ、心だけでなく体も激しく求め合った二人って言う事が
表現されてこそ生きるシーンなんだよなぁ…
でもさすがにテレビで○○は無理か…

あと印象的なのは、アデルが高校で同性愛がバレそうになって友人ともめたり、
その後社会人になっても隠そうとしたこと。
フランスとか、同性愛に対してもっと寛容かと思ったんやけど違うのね。
何だかんだ言ってやっぱり差別がきついんだなって思いました。

『チョコレートドーナツ』



母親の逮捕により施設に入る事になったダウン症の子供を隣人の
ゲイカップルが見捨てられず共に過ごすお話。

はい泣きました。
泣かせる為に作られた様なお話だけど実話。
確かにアメリカならよくありそうな哀しい現実にゲイへの偏見が強かった
70年代ってのが余計に辛い。

母親はジャンキーでネグレクト、ダウン症の子供はチョコレートドーナツしか食べない。
ゲイカップルはその子に本当の親の様に愛情を注ぎ、いつしか彼らは愛に包まれた
幸せな家族になるけど…
立ちはだかる厳しい世間の目と哀しい結末…
アランカミングの力強い歌が救いでした。

アランカミングのオネエは母性に溢れていて素晴らしかった。
女性でも無く自分の子でもないのに、女性以上にに母親らしい。
でもあんまり綺麗ちゃうけどw
エリートでありながら自分の身分を犠牲にしてまでそんなオネエに寄りそう恋人も素敵でした。

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』



モナコ公妃となったグレースケリーが女優復帰を果たしたい思いを捨て
国家の危機を救うべく公妃として奮闘した姿を描いた作品。
グレース役にニコールキッドマン。ニコールのモナコ公妃姿を堪能する為の映画かな。

当時のモナコがフランスと戦争寸前だった事などを知れた部分は面白かったけど。
ニコールもそりゃ綺麗だけどグレースケリーの美しさには及ばないし、年のせいか
顔を弄ってるのかなんか顔に違和感…
あとティムロス@レーニエ大公との背の差が…大きなお妃様でしたw

『ふがいない僕は空を見た』



コスプレが趣味の不妊症の主婦、その主婦と不倫する高校生、
その高校生の友人で貧しい団地暮らしで生活苦に喘ぐ高校生、
彼らやその周囲の人達の日常、苦悩などをリアルに描いた作品。

面白かった。
時系列のずらしも効果的で、描かれる人間模様を飽きることなく見れた。

超変人の姑からヒステリックに不妊で責め立てられ、超変人の夫に不倫現場を
隠し撮りされた主婦、そして隠し撮りされた写真を地元でばら撒かれた高校生、
荒んだ団地で痴呆症の祖母と二人で暮らす高校生…
彼らが抱える問題は今の日本人がまんま目の当たりにしてること。
他にも児童虐待もちょろっと織り込まれ、だからどこを取ってもシリアスなはずなんだけど
決して暗く無く、それでも空を見て、上を見て前を見て生きていこうって話。
不倫した高校生の母親が助産婦と言う事も背景にあって、命とは、生きるとはを考えさせられる。
こう言う邦画、大好き。

原田三枝子扮する助産婦が素敵。
コスプレ不倫写真をばら撒かれた息子が登校拒否になっても冷静。
全ての子供が無事に産まれる訳では無い、だからどんな事があっても生きて…と息子に言うだけ。
主婦役の田畑智子は決して美人じゃないけど美しかったし良い女優さんだなって改めて。